パッケージ管理

Ubuntuでは, apt-getコマンドやdpkgコマンドを使う.
これ前に書いといたような気がするけど, 書いてないんだよなあ.
本で調べたことをメモ.

動作を確認する

apt-getにオプション-sをつける.

$ sudo apt-get install -s tgif

このように使う.

正規表現を使う

参考にした本そのままの例だけど,

$ sudo apt-get install ^perl.*

これはすごい.
ただし, これを使うならば, -sオプションを使って, 挙動を確認してからの方がいい.

debパッケージをインストールする

ダウンロードしたもの, 自分でビルドしたものを直接インストールする場合.

$ dpkg -i ***.deb

dpkg -iでのインストールは, 依存関係を確認しない.
その場合, apt-get -f install で依存関係を解決できる.

インストールされているパッケージの状態を確認する

dpkg -lで確認できる.

    名前            バージョン       説明
+++-======.....====-========...=====-=====....
ii
rc

iiは, 正常なインストール済みパッケージ.
rcは, 削除され, 設定ファイルのみが残っているもの.

パッケージの削除

apt-get removeで可能
dpkg --removeでもできるが, 依存関係が破綻する場合があるのでやめた方がいい.

インストール済みのパッケージの検索する

$ dpkg -S /bin/ls        ... /bin/lsを含むパッケージを探す.
$ dpkg -L coreutiles     ... coreutilesパッケージ一覧を表示する.
$ dlocate /bin/ls        ... /bin/lsを含むパッケージを探す.

dlocateは, dpkg -Sやdpkg -Lより速いらしい.
実際どうなのかは, よく分からないけど.

まだインストールされてないパッケージも含め, 検索する

APTリポジトリにある全てのパッケージ情報から検索.

$ auto-apt search bin/ls     ... 頭の/は書かない. /bin/lsを探す.

alienで変換する

$ alien -d ***.rpm                ... .rpmを.debに変換.
$ alien -r ***.deb                ... .debを.rpmに変換.
$ alien -t ***.deb( or ***.rpm )  ... .deb(.rpm)をtar.gzに変換.

aptitude

apt-getのGUI
といっても端末上で動作するんだけど.
正直どこが便利なのかよくわからない.

apt-cache

apt-getは, 一度ダウンロードしたものをキャッシュとして残している.
このキャッシュを操作するのが, apt-cache.

参考にしたもの

  • SoftwareDesign2006年6月号.
  • Debian辞典

あとは, Webページのキャッシュから.