デブサミ2006-1日目参加

目黒の雅叙園で行われているデブサミ2006に参加してきました。

  • 伊藤さんの開発プロセス改善
  • はぶさんのDB設計
  • 高橋さんのRailsネタ
  • 平鍋さんの自分探し

さすがに1日まるまる聞くのは疲れた〜。昨日も帰ってバタンキューだったし。
今日も午後から参加します。Seasarのストラップ、ほしー。

デブサミ2006-1日目の所感まとめ

以下、1日目のセミナーについてまとめてみました。
セミナー内容の詳細はあまり触れてません。他Blogで誰かがまとめてくれてるはず...(^^;)

◆事例から学べ!開発プロセス改善の成功パターン(横河デジタルコンピュータ:伊藤さん)

セミナーで学んだ点、気になった点
  • 改善の上で必要なこと
    • できる範囲のことから始める
    • 現実の把握を”きちん”とやること
    • 毎日の積み重ねが大事(リーダーが1人あたり5分で実績入力と進捗確認を繰り返すことで定着化させた事例の紹介あり)
    • 小さく初めて大きく展開する
    • 多機能なツールは不要
      • 下手にシステム導入しても失敗したら打撃が大きい
  • その他、ヒントを得たもの
    • WBSマインドマップで大概を把握しやすくすると漏れがなくなった
    • 作業の流れをネットワーク図で共有化
    • エンジニアはより良くしたいという要望を誰しも持っている。その点を刺激すること。
所感

個人的には以前から考えていた「できるところからでも改善していけばいいじゃん」と思ってたことを大々的にしていただけに結構興味を持ちつつ聞けました。個人的にはWBSマインドマップで洗い出すってのが興味を引いたかも。WBSだけだとどうしても左脳よりの記述になりがちなのが、マインドマップを使うことで右脳も使えることで効果が上がったのではないかと推測。実験的にやってみよっと。

◆楽々ERDレッスンLive(スターロジック:羽生さん)

セミナーで学んだ点、気になった点
  • DBは超グローバル変数。いろんなプログラムがいろんなタイミングでアクセスしてくる。
    • 従って保証する必要があるため、良いDB設計が必要!
  • DB設計でのデータモデルをビジネスモデルと勘違いしない。あくまでDB設計は技術のひとつ
  • 良いDB設計者になるために必要なこと
    • SQLがすらすら書けること(副問い合わせが余裕で書けるくらい)
    • プログラミングが当然のように出来る(プログラムからどんなことが求められているか知ることができないため)
    • プログラムの都合で設計しない(変なテーブル構成になりやすいから)
  • データはプロセスの後を追う。つまり、記録とは過去である。
  • 綺麗なDB設計をするためにはネゴる力も訓練する必要あり(メンテを誰がやるかで揉めるから)
  • マスタとはバリデーションか入力支援といったイベントのための支援機能のための情報
  • マスタメンテでDB設計を練習しちゃダメ!
  • イベント(〜する)、リソース(〜名)、属性(イベント、リソース以外)で振り分ける。これで7割はカバー可能。
    • イベント、リソースはテーブルになる
    • 属性はテーブルの列になる
  • 決していきなり完璧を求めない。
    • UIは必ずアウトプットのほうからインプットのほうで逆に流して調査すべし。アウトプット側に必要な情報を出すためにインプット画面があるわけで、まず「どんな情報が必要か?」見極めるためには後ろからせめるほうが確実。
    • 100画面あったら、まずは1画面毎にテーブルの洗い出しを行い、最後にとりまとめるほうが結果的に早い上に進捗も管理しやすい。
    • アジャイルDB設計!!
  • 交差エンティティも別テーブルで外だし!!
  • ABDのポイント
    • 依存関係を全て外だしにする
    • 依存関係を一元管理するテーブルは各アクティビティのイベント表すエンティティとなる
  • まずは食事のレシート、伝票でERDの素振りをしる!!
所感

タブレットPCマンセー!!が第一印象。
だって、自分の周りでは37歳から38歳にいきなり書き直してるときに「え?」とか、「おおお」とか小声で言ってる人がいましたから。羽生さん曰く、「タブレットの良さを伝えるために命をかけた」と言ってましたが、成果出てますよん(w
ABDですが、実は以前渋谷の居酒屋でこっそり聞いていました。でも、再度整理された形で説明を受けるとより詳しくイメージが湧きました。あのCodd先生とかの理論や主キーのID化の説明を聞いてからABDの概念を図で説明されると相当インパクトがでかい上にすんなり理解できた人も多いのではないでしょうか?
個人的に主キーをコード体系で設定したがためにコード替えで非常につらい運用作業を経験したことがある自分からすると、主キーID化は絶対やっておいたほうがいいと考えています。EJB3Railsとも相性が良いですしね。

Ruby on Rails とLLによるWebアプリケーション開発

所感

生で高橋メソッドが見れた!!
これだけで満足。予想以上に内容が濃かったのでところどころでついていけませんでした。
いつも内部DSLあたりで置いてけぼりされちゃう(^^;
それはさておき、ちょっと以外だったのがRailsが多層アーキテクチャではなかったってこと。作者のDHHによるコンポーネント化反対でMLがいつも炎上するってのは笑っちゃいました。
後、セミナーと関係なかったのですが、高橋さんがPHPを業務でメインに使っていると聞いて、ちょっぴりうれしかったです(^^)

Developer2.0への自分探し〜キャリアアップのための自己啓発ワークショップ〜 With メディテーション

所感

ある意味、今回のデブサミで最も話題にあがるセミナーのはずです。だって、本当に知らない人が見たら新興宗教そのものだもん(爆
「地球の底から吸って〜、宇宙の果てまで吐いて〜」
とか、
「ラーム、ラーム、ラーム、ラーラーラーラー、ラララララ・・・・」
とかね。
ただし、自分は冷めてた訳ではなくて結構その気にでガンガンやってました。ウジャイ呼吸法もときどきやってます。
これで自分も2.0になれたのか今一自信が持てませんが、少なくとも今なりたい自分の再確認と呼吸法および「ら〜(w」が学べたのが収穫。

呼吸

仕事を抱えすぎてる癖にさばけてない上に風邪気味だとかで全然作業効率が上がってません。
さらに最近体力がめっきり低下している気が。風邪が治らないとジムも行けないし。

そんなときに昨日の平鍋さんのセッションで行った呼吸法はすごい刺激的でした。
もしかしたら、呼吸を整えるこ¥とが今の自分にすごく必要なことかも。