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2007-06-01 原簿を破棄せよというおバカな命令を下したのは社会保険庁自身

[]原簿を破棄せよというおバカな命令を下したのは社会保険庁自身 17:37



 5月26日付けの当ブログのエントリー。

■[社会]不明年金問題は社会保険庁による「人災」〜5000万件というとほうもない数の「名寄せ」の失敗を放置してきた社会保険庁

http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20070526/1180137911

 私はシステム屋としていくつかの自治体の納税システムや年金システムを手がけてきましたので、その知りうる話としてこれは社会保険庁による「人災」じゃないのかと言い切りました。

 ポイント部分を抜粋。

 で、野党もメディアも政府の「申請主義」の原則を批判してますが、これですね、あまり報道されていないようなんで、私の知る範囲ではっきりお話しておきますが、社会保険庁や政府は認めてないようなんですが、実は深刻なことには「申請主義」以外対応は無理なんだから仕方ないんですね。

 もっとはっきり言うと、全てとはいいませんが多くのデータが今となっては復元は不可能なんですよ。

 つまりこういうことです。

 10年前まで自治体が管理していた情報はデータ統合により、社会保険庁に移管され統合管理されましたよね。

 ですからそのときに自治体によっては不要な過去の情報は破棄してしまっている可能性があるのです。

 つまりいまさら政府が照合しようにも自治体によっては照合すべき当時の原簿がない可能性があるわけです。

 で、今になって政府は裏で各自治体に原簿が管理されているかおおあわてで問い合わせているのですが、そんなものとうに破棄してしまっている自治体も多いのでしょうね。

 私の関わった東京都下の自治体もきれいに破棄してしまっています。

 原簿がないんだから一部データでは照合なんかできないわけで、政府としては「申請」を待つしか打つ手がないんですよ、早い話。

 で、この内容が地味にですがネット上で話題になっているようでありますね。

 みなさん、この件では情報に敏感なようですね。

 ということで今日は「不明年金問題は社会保険庁による「人災」PART供廚箸靴董∩芦鵑話していない情報を開示いたしましょう。



●本当に中川秀直幹事長はなんと勇気のある政治家なんでしょう(苦笑。

 今日(1日)未明、社会保険庁改革関連法案と年金時効撤廃特例法案は衆院本会議で、与党の賛成で可決され、参院に送付されました。

 今国会で成立する見通しだそうです。

 ずいぶん急いだもんですねえ、安倍さんも。

 ところで報道によれば、

 「5000万件を2010年までの社会保険庁の残務整理としてゼロにする。国の責任として行うことを原則としたい」

 自民党の中川秀直幹事長は29日、5000万件の宙に浮いた年金記録の持ち主の確定作業を積極的に進める姿勢を強調したそうであります。

 5000万件を2010年までに国の責任としてゼロにするなんて、絶対にできもしない不可能なことを堂々と宣言しちゃって、本当に中川秀直幹事長はなんと勇気のある政治家なんでしょう(苦笑。

 そんなことできっこないのであります。

 照合すべき原簿がもはやこの世にないんだもの(苦笑

 前回私は10年前のデータ統合により、自治体によっては不要な過去の情報は破棄してしまっている可能性を指摘いたしました。

 私の関わった東京都下の自治体もきれいに破棄してしまっている事実も示しました。

 でですね、私はいくつかの自治体関係者に確認したんですが、この原簿破棄ですが、なんとデータ統合の97年じゃなくて、それよりもさらに12年前の85年に遡る時点で、原簿破棄命令が自治体に下っているのであります、実は。

 誰が原簿破棄などというおばかな命令を自治体に出したのでしょうか?



●原簿を破棄せよというおバカな命令を下したのは社会保険庁自身

 年金記録の原簿、いわゆる手書きの「年金台帳」の破棄を命じたのは、自治体関係者からの情報によれば、なんと信じられないことに社会保険庁なのであります。

 社会保険庁は85年9月に課長名で都道府県の年金担当者に通知を出して、入力済みの原簿(手書き年金台帳)は全て破棄せよ、と命じていたのであります。

 このおバカな指示を出した当時の社保庁長官は週刊新潮によれば正木馨氏(76)なのであります。

 ちょっと今週発売の週刊新潮の記事の当該部分を抜粋。

 当時、台帳の破棄を命じ、今日の年金不振の大きな原因を作ったバカ長官は、正木馨氏(76)。東大法学部を卒業し、厚生省に入省。薬務局長時代に、血友病の患者団体が「HIV感染の危険のない加熱製剤の早期供給」を要望したが、同省のエイズ研究班血液問題小委員会は非加熱製剤の輸入継続を認め、薬害エイズの拡大を招いたとの批判を受けた人物である。社保庁長官を退官した後は、社会保険診療報酬支払基金、医薬品副作用被害救済・研究振興基金、社会保険健康事業財団などでいずれも理事長を務め、華麗なる天下り人生を送っている。

週刊新潮6月7日号 52ページより抜粋

 しかし、「年金不振の大きな原因を作ったバカ長官」だなんて、週刊新潮も過激ですねえ描写が(苦笑

 ・・・

 つまりです。

 自治体関係者から私が収拾した原簿破棄の情報を時系列に整理するとこういうことです。

 60年代後半から全国の「年金台帳」は機械化(←古い言い方ですがお役所は好むんですよ、いわゆる電子化ですね)を計り、まず全ての台帳のマイクロフィルム化をしていきました。

 ついで社保庁、各地社会保険事務所、各自治体は台帳管理のシステム化を順次行い80年代中くらいまでに大体達成していきます。

 この段階で氏名や生年月日の入力ミスが続発するわけですね。

 で、まだ漢字が扱えないシステムではカナ情報で管理したり大変だったようですが、一応は電子化が進んでいきます。

 そして、後々墓穴を掘ってしまうわけですが、85年9月に課長名で都道府県の年金担当者に通知を出して、「入力済みの原簿(手書き年金台帳)は全て破棄せよ」というおバカな指示を出しちゃったんですね。

 この時点で相当多数の自治体が原簿を破棄したでしょう。

 で、時が流れて97年、データ統合により、すべての年金データを自治体から社会保険庁に移管するときに、5000万件を超える名寄せ失敗の「宙に浮いたデータ」を発生させてしまいます。

 この段階で社会保険庁がことの重大さに気付き善後策をとっていたらまだ今日の悲惨な事態は避けることができたでしょう。

 しかし社会保険庁はまったく対策を講じませんでしたので、この時点でまだ原簿を持っていた良心的な多くの自治体も、今となっては大切な原簿なのですが、破棄してしまった可能性が高いのです。

 社会保険庁にもはや移管されたし、社会保険庁からは保管命令どころか85年にいち早く破棄命令が下っていたんだから、これは自治体には何も責任はないですよね。

 そして、我等が社会保険庁は、5000万件を超える名寄せ失敗をその後10年放置してきたのであります。

 ・・・

 5000万件を超える名寄せ失敗ですが、それでも原簿さえあれば時間が解決してくれましょう。

 電算化された記録に不備や欠陥があったら、どんなに面倒であっても原本である手書きの台帳と突き合わせ、照合作業をすればよいのです。

 しかし、読者のみなさん、上記のとおり、この貴重な原簿は、社会保険庁のおバカな原簿を破棄せよという命令もあって、少なからずの原簿がこの世にはもうないのであります。

 ・・・

 これを「人災」といわないでなんと言えばいいのでしょう?

 5000万件を国の責任としてゼロにするなんて中川秀直幹事長は啖呵きっちゃってますが、ゼロ件になんて永遠にできませんから(苦笑

 くどいですが、原簿がないんだもの(苦笑

 そして、原簿を破棄せよというおバカな命令を下したのは社会保険庁自身なのです。

 マスメディアはどうして取り上げないのかな?



(木走まさみず)



<関連テキスト>

■[社会]不明年金問題は社会保険庁による「人災」〜5000万件というとほうもない数の「名寄せ」の失敗を放置してきた社会保険庁

http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20070526/1180137911

■[社会]原簿を完全にきれいに破棄した自治体数は284〜社保庁自体の民間では考えられない杜撰な体質

http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20070604/1180924449

■[社会]政府に代わって「宙に浮いた年金記録5000万件」不払い金額総額の試算をしてみる

http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20070606/1181100250

■[社会]年金不明問題:「自爆」発言で労組も政府もだめだこりゃ

http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20070608/1181276510

■[社会]社会保険庁とNTTデータとの「特別の事情」

http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20070611/1181541308

■[社会]不明年金問題:問われるシステム開発主幹会社NTTデータの責任

http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20070615/1181876332

xxxxxx 2007/06/01 20:00 えー本当に年金のシステム作ってましたか?
なら住民記録にも年金の資格の欄があるのはご存知ですよね?
一方に年金の台帳だけ破棄したら、国保とか、住民記録側にも確認したい項目があるので
破棄なんてしないんじゃないのと言うより出来ないと思うのですけと??

年金美嚢君年金美嚢君 2007/06/01 20:09 >一方に年金の台帳だけ破棄したら、国保とか、住民記録側にも確認したい項目があるので破棄なんてしないんじゃないのと言うより出来ないと思うのですけと??

 破棄しまくりでしょ、特に22年以上前の国保年金台帳は悲惨ですよ。
 それは一部社保庁職員も認めてまっせ。年金

xxxxxx 2007/06/01 20:18 何処の市町村ですか?
年金システムって大手のNECとかパッケージで作っていて
それを市町村でカスタマイズして運用いてる所がけっこうあるんですが
自分はその仕事をしていて、台帳は市町村の「命」ですから
大切に保管しておりましたよ。
それに年金の台帳だけ破棄したら住民記録、国保は何かあったら確認できなくなるから
やらないです。

kaioukaiou 2007/06/01 20:24 結論「保険金払わなくてもOKってことなんですね!」
いや、違うて。でも若者は絶対そう取りますな。ワクワク

年金美嚢君年金美嚢君 2007/06/01 20:32 xxxさん
 どうにも話がかみ合わないけど、あなたはお若いのかな?
 台帳違いしてませんか。
 85年当時社保庁が破棄を求めたのは、当時の各自治体で管理してた国民年金の「台帳」ですよ。共済年金の「台帳」や厚生年金の「台帳」とちがいまっせ。
 現在の現存する台帳はいまもしっかり(かな?)どこでも管理してますがな。
当時の「国民年金台帳」が今はボロボロってことです。
ここでの話は今の台帳の大本になっている当時の台帳のことですよ。
私もN社のカスタマイズ少し作業はしましたねえ、なつかしいなあ、T社とかF社のが多かったですが。

xxxxxx 2007/06/01 20:46 ボロボロって意味がよく意味がわかりませんね

 年金美嚢君 年金美嚢君 2007/06/01 20:58  85年当時、社保庁は、電子化を終えた情報は、順次台帳から破棄するように全国自治体に指示を出したのです。その支持に忠実に従った自治体もいれば、ある程度破棄したモノの途中で思いとどまった自治体もあれば、指示には内緒で逆らう形で台帳を破棄しなかった自治体もあります。ワシもその割合など知りませんが、97年に年金統合で名寄せしたとき、国民年金と厚生年金で名寄せしたとき、ミスマッチが続出したのは記憶してます。つまりボロボロとは、台帳そのものが不完全であったという意味です。
 名寄せに失敗したのは、名前・生年月日のミス入力が中心でしたが、本当に深刻なのは情報が台帳自体に載ってない人々です。
 そういう人たちが続出していることご理解できますか?

xxxxxx 2007/06/01 21:18 >『 85年当時、社保庁は、電子化を終えた情報は、
>順次台帳から破棄するように全国自治体に指示を出したのです。
>その支持に忠実に従った自治体もいれば、
>ある程度破棄したモノの途中で思いとどまった自治体もあれば、
>指示には内緒で逆らう形で台帳を破棄しなかった自治体もあります。
台帳って、住民記録台帳も破棄しろって言ってました?

>つまりボロボロとは、台帳そのものが不完全であったという意味です。
>名寄せに失敗したのは、名前・生年月日のミス入力が中心でしたが、
>本当に深刻なのは情報が台帳自体に載ってない人々です。
>そういう人たちが続出していることご理解できますか?』
不一致って・・・本当に年金システム作ってました??????
市町村のシステム化は最初は「住民記録」から始めるんですよ
住民記録は大元の台帳からデータを起して、クロスチェック入力して、台帳マスター作ったら
全てリストに打ち出して、また一件ずつチェックしましたよ。
住民記録システムが出来上がったら、年金、国保も立ち上がってシステム化するんですが
氏名住所、生年月日はみんな「住民記録」から貰ってます。
上下水道料金も住民税も、軽自動車税も。
さらに、選挙に使う「選挙人名簿」も住民記録から貰ってますから
ボロボロなら役所の全ての業務がボロボロで選挙も投票も出来ないって事なんですよ。

 年金美嚢君 年金美嚢君 2007/06/01 21:27 xxxさん、あなたの言ってる台帳は「住民基本台帳」のことでしょ?どこの自治体で基本台帳破棄するとんちんかんな人がいますか。いいですか、ここで破棄したと対象にしているのは、手書きの「年金台帳」のことですよ、しかも電子化したあとの「年金台帳」のこと、「住民基本台帳」じゃないですよ。

xxxxxx 2007/06/01 21:29 国民年金って市町村に住民記録がされてないと
そもそも納付も出きないのは知ってますか?
だから、氏名生年月日、住所はみな住民記録から貰うのです。

年金美嚢君年金美嚢君 2007/06/01 21:40  ですからそれは今の話。
 70年代以前に自営業をしていて国民年金支払ってきた夫婦が、実際に現時点で問い合わせたら74年以前の年金支払いデータが存在してないと言われている事例があるのです。 手書きの「年金台帳」自体さえあれば時間を掛ければ照合できるのに、ない可能性があるといっているんですよ。

xxxxxx 2007/06/01 21:49 年金台帳の氏名住所、生年月日はみんな住民記録から記載されるんです!!

bobbob 2007/06/01 21:51 >>xxxさん
「だから、氏名生年月日、住所はみな住民記録から貰うのです。」

それはいいんですけど、住民記録を基に作られた年金台帳のほうを捨ててしまってるんじゃないですか?
住民記録の大元となる台帳が残っていても年金台帳が残っていなければ年金の納付状況は確認しようがないのでは?
正直何をおっしゃりたいのか分かりません。

 年金美嚢君 年金美嚢君 2007/06/01 22:04 > 『年金台帳の氏名住所、生年月日はみんな住民記録から記載されるんです!!』

 ですからそれも今の話ですってば。
 ここで議論しているのは22年以前の昔のことですよ。10年前の年金統合のさらに12年前のさらに前の頃の話ですよ。
 うーん、今気づいたんですが、手書きの「年金台帳(原簿)」のことと、システム上の「年金台帳ファイル」と、後近年のシステムが出力(アウトプット)して保管する「年金台帳」と、それぞれ区別されていますか。
 で、昔の手書きの「年金台帳(原簿)」をご存じですか。
 こりゃかなりしんどい・・・とりあえずおじさんは寝ますわ。

ヘタレ。ヘタレ。 2007/06/01 22:33 マスメディアはこの件を含め安倍政権へのダメージだけを狙っています。直近の選挙で安倍政権を蹴落としたい。
そんなマスゴミの必死な願いがウザイです。

私もあんまり常識ないのでコメント出来ないんです(恥)。
毒吐き@てっくさんのエントリーも参考にして下さい。
http://tech.heteml.jp/2007/05/5000.html

出資したものは還付してもらいましょう。
出資もしていないのに還付受けるのは詐取で犯罪です。

マスゴミのフィルター通した限定的情報。還付権利ない人が詐取しようとしている事。ならびにその犯罪に加担する政党。
安倍さんは頸でもどうでも良いがどこか国々は領土・資源を狙いミサイル向けてくれているので守ってくれる首相が必要(ガクブル)。

xxxxxx 2007/06/01 22:35 >ですからそれも今の話ですってば。
疲れるなー、本当にシステム作ってたのかな
じゃ、役所はみんな氏名生年月日住所はそれぞれの部署で管理してたんですね
まーなんという無駄な事を、最近になってやっと
住民記録とリンクできたから@データ貰うようになったと。。(笑)

>住民記録の大元となる台帳が残っていても年金台帳が残っていなければ
>年金の納付状況は確認しようがないのでは?
国民年金は市町村に住民登録されて無い人には納付書は来ません。
氏名生年月日は確認できますな。

kaioukaiou 2007/06/01 23:19 そこなお二方に最もよく分かるツッコミどころを教えましょう。
社保庁「保険金を払って貰った証拠を紛失しましたので年金払えません」
被保険者「でも保険金はどうして取れてるんですか?」

まぁ、要するに保険金を取ってる(請求してる)時点で本来被保険者の情報というのは
どこかになければいけない訳です。しかし、社保庁の今回の態度は根っこの部分、
「保険金を払ってもらった証拠」を無くしましたよという、公務としてあるまじき職務怠慢を
恥じていないどころか、自民党に根回ししたかのような見事な責任のすり変えで逃げを打った
んですよね。XXXさんが言ってる住民基本台帳はあくまで住民票や政治サービスを受ける為の
情報であって、実際のところ、住民基本台帳と「年金保険金支払い実績の情報」がリンクされて
いなかったという点なんですな。

つーさんつーさん 2007/06/01 23:23 >まーなんという無駄な事を、最近になってやっと、住民記録とリンクできたから@デー
タ貰うようになったと。。(笑)

 専門的なことは分かりませんが昔の年金の手続きが杜撰だったのは本当でしたね。
昔の年金台帳なんて本当にいい加減で、偽名だったり生年月日偽ったりしたデータがそのまま登録されることが少なくなかったんです。現在では考えられないでしょうが、昔は女性の場合就職の時年齢制限とかあって本人が生年月日を若く書いちゃったり、私の姉など3才もサバ読んでました。コンドームなんて名前があるから何かと思ったら「近藤武」のことを入力担当者が洒落で入れちゃったりしたりなんて話も聞いたことあります。9月31日なんてありえない生年月日もあったり。

bobbob 2007/06/01 23:39 >>xxxさん
「国民年金は市町村に住民登録されて無い人には納付書は来ません。」

いえ、だから今話しているのは「納付した記録が破棄されてしまった」という話では?
納付書が来る来ないの問題ではないと思いますが・・・。

トトトト 2007/06/01 23:52 報ステで猪瀬さんが言ってたけど税務署に確認すれば年金払ってたかどうかは一発で判明すると思う。確定申告しないで年金払っている人なんていないよね。

bold_as_lovebold_as_love 2007/06/02 00:11 >偽名だったり生年月日偽ったりしたデータ
ここらへんは厚生年金の記録ですね。杜撰だったのは社会保険庁だけじゃなく、会社も含めて、だろうと思います。昭和30年代なんかは今と比べたら全てにおいていい加減な世の中だったんだろうと思いますが、それが全て社会保険庁の責任となっているのでフェアではない感はあります。

>70年代以前に自営業をしていて国民年金支払ってきた夫婦が、
>実際に現時点で問い合わせたら74年以前の年金支払いデータが
>存在してないと言われている事例があるのです。 
「支払ったはず」と主張している人の8〜9割位は現在残っている記録から判断して限りなく「支払っていない」と推測される人です。
一番多い例は「20歳から支払っていた」と主張しているが、実際に加入手続きをしたのは27歳だったりとか30歳だったりとか。

ちなみに原簿の廃棄は国民年金の納付記録に関する問題ですが、5,000万件の年金記録問題とは全くと言っていいほど別の話ではあるので、あまり混同して話さないほうがいいとは思います。

ebaraebara 2007/06/02 09:02  年金システム全体には詳しくないのですが、コメント間で基本の認識がずれているような気がします。特に時代の流れ、電子化の流れ。木走さんに補足願いたいのですが、まず
(1)厚生、共済等の被用者保険は戦前からの制度。住民基本台帳法施行(昭和42年)以前からある制度。その前の「住民登録法」でも昭和27年。で、被用者保険はずーっと住基とは基本的に無関係。端的な例が外国籍の方。
(2)国民年金法は昭和36年施行。国民年金だけは市町村が窓口なので住基データとのミスマッチは発生しにくかった(みたい)。でも手書きだから別の市町村に引っ越したら別。
(3)昭和50年前後に各市町村は住民記録の電子化(カナ)にバラバラに着手。
(4)昭和60年以降住民記録の漢字システム化にバラバラに着手。
(5)基礎年金番号がついたのは平成9年。
以上のことから言えることは
・平成9年以前のデータは共通キーが無いので、名寄せ作業が必要になった。
・漢字システム以前は、戸籍上にもともと無い「よみかた」に頼ったもので名寄せは著しく困難。(「よみかた」はこれでいいですか?なんてハガキが来たような微かな記憶があります。合っていたので返信しなかったけど。「よみかた」は容易に変えられるというか公証するものがない場合がほとんど。カナシステムの限界。当時のコンピュータの限界)
・漢字システム以降はかなり精度があがったと思われるが、基本的には共通キーが無いので「調査」精度に頼らざるをえない。
・ある人が転居して住民登録をせずにいたとして、短期間に居所で雇用された方の厚生年金データは追跡も困難。
・したがって、私の結論は、統一番号導入以前データの名寄せ失敗は制度の欠陥であって、誰の責任でもない。しいて挙げれば導入を怠った過去の日本全体。「国民総背番号反対」はいまでも根強い声としてある。手足を縛っておいて仕事をきちんとしろと言われてもなー、というのが社保庁の中の人たちの声じゃないですか。

tatu99tatu99 2007/06/02 09:48 この際、全国民払い損として年金制度完全廃止した方がスッキリ。
年金で老後の生活が安泰の幻想がありますが、国民年金などは生活保護水準以下のレベル、一定の資産家には不要だし、親鸞の「善人尚もて往生す悪人おや」だと収入がちゃんとあり正直に年金納付した人間よりもまともに働かず納付を怠った者こそ老後を手厚くせねばならぬ。どうせアホなら踊らな損ソン、で年金制度は完全廃止でめでたしメデタシ。

BaatarismBaatarism 2007/06/02 11:35 実は97年当時に不明だった記録は2億件あって、10年かけてやっと5000万件まで減らしたそうです。
http://blog.livedoor.jp/k95123548/archives/50317129.html

くまくま 2007/06/02 17:19 最近のニュース23で猪瀬直樹が気になる発言を社会保険庁がらみで言っていたのでここの書きしるします。

社会保険庁がらみでデータはない。しかし、納税台帳は残っているから、社会保険庁が頭を下げて、税務署に行けば、納税記録が残っている。 しかし今まで縦割りのせいでそのことをやってこなかったが今回ばかりは頭を下げざるを得ないだろうと。

この辺の真偽の方も議論していただければありがたいのですが。

xxxxxx 2007/06/02 18:38 >昔の年金台帳なんて本当にいい加減で、
>偽名だったり生年月日偽ったりしたデータがそのまま登録されることが少なくなかったんです。
>現在では考えられないでしょうが
そもそも偽名で申請なんてしたら、住民記録ですぐばれる。
あくまでも「国民年金」の業務の話しです、統合前。
国民年金は市町村に住民登録している人が「申請」できるのです。

>9月31日なんてありえない生年月日もあったり
これねシステム作ってる人には良く分かると思うのですが
絶対にありえないんです。
何度もここでも書きましたけど、氏名生年月日はみんな「住民記録台帳」からもらってますし
年金マスターの台帳も納付書を作る時期になると
これも何度もリストに出して、全てチェックします。
氏名生年月日は住民記録と同じである事が第一条件なんでこれが間違っていたら
選挙人名簿も作れなくなってしまいます。
各項目は全てソフトウェア上でチェックされています、閏年もチェックしてます。
仮にもし、このようなエラーデータがあっても、何度も台帳をチェックするので
見つかったらすぐに修正をやりますよ。

この作業は私が現役だった昭和六十年位の話しです
「国民年金」の話し。

tennteketennteke 2007/06/02 22:01 すんまへん、職場のパートさんから直接聞いた話しです。
その人が結婚したとき、婚姻届の名前を間違えて書いてしまい、日本には存在しない字を書いて提出してしまったそうです。
そしたらそれが通ってしまい、それ以来その存在しない字が正しい苗字になってしまい、会社が役所に出す全ての書類が複雑なことになってしまいました。会社が役所に出す書類には、婚姻届ではない字の判子を使ったため、不受理なのです。
これはここで話題になっている「住民記録」とは関係ない話しでしょうか?

xxxxxx 2007/06/02 22:30 >『すんまへん、職場のパートさんから直接聞いた話しです。
>その人が結婚したとき、婚姻届の名前を間違えて書いてしまい、
>日本には存在しない字を書いて提出してしまったそうです。
>そしたらそれが通ってしまい、それ以来その存在しない字が正しい苗字になってしまい、
>会社が役所に出す全ての書類が複雑なことになってしまいました。会社が役所に出す書類には、
>婚姻届ではない字の判子を使ったため、不受理なのです。
>これはここで話題になっている「住民記録」とは関係ない話しでしょうか?』

うそ話みたいな話しですね(笑)
あのー・・・戸籍謄本婚姻届と一緒に出してますよね

tennteketennteke 2007/06/03 00:26 xxxさん、ども。
あぁ、戸籍謄本婚姻届てのは知らなかったんで聞いてないんですけど、たぶん一緒に出していて、窓口の人が誤字に気がつかなかったから騒動になったんだと。
会社が税務署等に出した書類が受理されなくて、パートさんみずから“有給も使えずに”役所に出向くことになり、私が替わりに出勤できる人を探し…てな経緯で覚えているのです。

tenarai50tenarai50 2007/06/04 07:31 木走さんとXXXさんの議論がかみ合わず。お互いの経歴を指摘しあって、なんだかな〜。やはり議論ってこんな風な方向に行くのかな。
まず、問題の発端の5千万件の数字に驚かされて、どんな内容なのかが今ひとつはっきりしないのが問題です。平成17年度の公的年金加入者が7千万人。5千万件は死亡した加入者数も入っているということだけど、もっと以前に公表をして対策を練るべきでしたね。
基礎年金番号制度を始めた時点で、公表すべきでしたよね。その時点で、原因と対策を含めた議論を開始していればよかったのですが、「くさいものには蓋」式で後回しになったのですね。
戸籍の話ですが、私の職場にも親が間違った漢字<賢の字を書き間違って、1本多くつけた>で出生届を出してしまった(受理された)ので、未だに公的文書は面倒だと言ってました。
閑話休題 韓国のドラマを見ていたらホテルに入ると時、保険に加入するときに「住民番号」を聞くシーンがあったけど、あれは韓国の<国民総背番号制>なのかな?

tenarai50tenarai50 2007/06/04 07:56 それからもう1つ、「歎異抄」は唯円房が書き記したといわれている著作です。そこに書かれている言葉の衝撃はすざまじく、親鸞上人の思想を表すもののように引用されてもいますが、法然からはじまる浄土思想のようです。「悪人」を現代語風に<悪いことをする人、或いは悪い考えをもった人>と考えるのは間違いです。煩悩に支配され悟りの道を見出せない自分たちのことを「悪人」と言うのです。そして、そういう「悪人」たちもお釈迦様お救いしてくださるという意味が、「他力本願」です。

tennteketennteke 2007/06/04 23:52 tenarai50さま、こんばんは。
私も「木走さんとXXXさんの議論がかみ合わ」なさを感じてその理由を考えて、
XXXさんが「役人はミスをしない。ミスが出来ない仕組みになっている」という立場のように見えましたので、
書類を出す方も間違えて、受け取る方も確認しないで受理した事例を書いてみました。

k 2007/06/06 14:41 とりあえずxxxはこの現状について何か言ったらどーなんやろw

燃金燃金 2007/07/10 15:02 皆さんシステムがどうの、台帳がどうのと、そんな悠長なこと言って。正木馨は人間として生きる価値の無い人間。地獄に墜ちる。社保庁職員も人生を悔いながら、地獄に墜ちる。労働者の労苦の汗の結晶を横取りする奴等、天誅が下る。