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2010-09-28 理不尽な中国が生んだふたつのエフェクト

[]理不尽な中国が生んだふたつのエフェクト〜世界では中国警戒論台頭、日本では世論が一気に「右傾化」 16:17



 中国外務省が尖閣諸島沖の漁船衝突事件で、日本側に謝罪と賠償を要求するなど強硬姿勢をエスカレートさせています。

 あまりに理不尽な中国のこれらの振る舞いに、重要なふたつのエフェクトが世界で、そして日本国内に波紋のような広がりを見せています。 

 ひとつのエフェクトは今回の事件で世界において中国への警戒感が一気に広がっていることです。

 28日付け読売新聞電子版記事から。

中国は領土への不満抱える独裁国家…米紙批判

 【ワシントン=小川聡】尖閣諸島沖の日本領海内で起きた中国漁船衝突事件をめぐり、日本政府による中国人船長釈放にもかかわらず強硬な主張をやめない中国に対し、米メディアで批判が広がっている。

 27日付のワシントン・ポスト紙は、「ますます威嚇的な中国に直面するアジア」と題する社説を掲載。事件について、「中国が国家主義的で領土に不満を抱えた独裁国家のままであることを世界に思い出させた」としたうえで、「中国は船長釈放後もさらに(日本に)謝罪を求めている。こうした振る舞いは、国際的なシステムに溶け込もうという気のある、節度ある国のものではない」と批判した。

 ニューヨーク・タイムズ紙も同日付の記事で、米政府当局者が「日本は事態が手に負えなくなることを防ぐために重要なことを行った」が、「中国がこれ以上、何を欲しがっているのか、我々にはわからない」と、中国に不信感を示す様子を紹介した。

(2010年9月28日10時22分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100928-OYT1T00315.htm

 WPは「中国は船長釈放後もさらに(日本に)謝罪を求めている」点を重視、「こうした振る舞いは節度ある国のものではない」と批判しています。

 NYTは米政府当局者の談として日本の対応を評価した上で「中国がこれ以上、何を欲しがっているのか、我々にはわからない」との中国への不信感を紹介しています。

 また韓国では朝鮮日報が28日付け社説で「中国は法よりも力を掲げる国になりたいのか」と、中国の横暴ぶりを批判しています。

【社説】中国は法よりも力を掲げる国になりたいのか

http://www.chosunonline.com/news/20100928000034

 社説では、「中国の力」を全世界に示したが短期的には成果を上げているように見えても長期的にはどうか冷静に問うてみるべきだと中国政府に釘をさしています。

 中国は、日本との衝突の過程で政治・経済的な圧迫手段を総動員して日本を屈服させ、中国人船長を釈放させた。また米国との関係では、元安が米中の貿易不均衡を深刻化させているとして元の再評価を主張する米国の要求を、きっぱりと拒絶した。こうした姿を通じ、「中国の力」を全世界に示したというわけだ。中国は今、自分たちが米国や日本に向け駆使している戦略が、短期的には成果を上げているように見えるものの、一方でこれまで中国が主張してきた北東アジア協力モデルの実現や、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟各国と交わした「領土紛争を平和的に解決しよう」という中国の約束を、世界に信じさせる助けになるのかどうか、考えてみなければならない。それと共に、アジアや全世界で中国の立場を確保するに際し肯定的影響をもたらすかどうかについても、冷静に問うてみるべきだ。

 日本政府による中国人船長釈放にもかかわらず強硬な主張をやめない中国に対し、世界のメディアで批判が広がっています。

 このような国際的な反中国感情と警戒感の高まりは、中国当局には当然予測の範囲内だと推測されますが、屈辱的な「外交的敗北」をきし国際的ダメージをこうむった日本政府にとり、肯定的な副産物とはなったでしょう。

 ・・・

 そしてもうひとつのエフェクトは今回の事件で日本国内の中国に対する一般世論の雰囲気が一変したことです。

 中国に対して比較的温厚な印象も持っていた人々の間にも「国家主義的で領土に不満を抱えた独裁国家」(WP紙)であることを、今回の事件でいやというほど思い知らされたことでしょう。

 28日付けの新聞では対中国の点では温厚な論説を張ってきたとされる2紙が中国に対する批判と対抗策を社説に掲げているのには驚かされました。

【毎日社説】中国の強硬措置 理不尽な対応はやめよ

http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20100928k0000m070126000c.html

【日経社説】対中外交の巻き返しには何が必要か

http://www.nikkei.com/news/editorial/article/g=96958A96889DE3E7E1EAE5E1E1E2E0EAE2EBE0E2E3E28297EAE2E2E2;n=96948D819A938D96E38D8D8D8D8

 【毎日社説】は「中国外務省が発表した声明にはあぜんとさせられた」とし、「謝罪と補償を求めてくるとは何をか言わんや」と中国政府を痛烈に批判しています。

 漁船船長の帰国に合わせ中国外務省が発表した声明にはあぜんとさせられた。日本の領海内で海上保安庁の巡視船に体当たりした漁船の船長を釈放したのは日本側が対中関係を重視した結果の判断であろう。それに対し謝罪と補償を求めてくるとは何をか言わんやである。

 税関当局による対日本輸出入が滞るケースが頻発している件を「いやがらせ」と表現、挑戦的な対応をただちに改めよ、と社説を結んでいます。

 さらに、一部の税関当局が日本関連の輸出入品に対する通関検査を厳格化し自動車や家電の部品などの輸出入が滞るケースが頻発しているともいう。中国政府は指示を否定しているが、一連の経緯から見ればいやがらせとしか思えない。

 中国が本当に「戦略的互恵関係を発展させることは両国国民の根本利益に合致する」(中国外務省声明)と考えているなら、挑戦的な対応をただちに改めるべきである。

 いつもは財界の代弁者であり中国に甘い日経新聞も「対中外交の巻き返し」をはかれと、2つの策を進言していて興味深いです。

 だとすれば、菅政権がやるべきことは明確だ。まず、尖閣諸島も含めた日本の防衛のあり方についてもっと真剣に検討し、米側との連携を深める必要がある。

 もう一つは、中国軍の海洋進出への懸念を共有する東南アジア諸国や、韓国、インドと協力し、多国間で中国に自制を求める構図を築くことだ。菅首相は来月以降の一連の国際会議で、そうした首脳外交を展開してほしい。

 「尖閣諸島も含めた日本の防衛のあり方」を真剣に見直し「米側との連携」を強化、併せて「中国軍の海洋進出への懸念を共有する東南アジア諸国や、韓国、インドと協力」を強化し「多国間で中国に自制を求める構図を築く」、つまり中国包囲網を構築せよと強気です。

 社説は中国に対抗するには「日本単独ではなく、国際社会と連携」するしかないと結ばれています。

 中国の台頭が生み出すさまざまな変化に対応するには、日本単独ではなく、国際社会と連携していかなければ難しい。今回の事件をめぐる日中対立は、まさにこんな現実を突きつけている。

 私が驚くのは毎日や日経までが対中国で中国包囲網を提案するなど、かなりいわゆる「右傾化」した論陣を張り始めていることです。

 メディアやネットでの論も対中国感情という点では、ときに怒りを伴っての危険なほどの空気が渦巻いているのが感じられます、このような雰囲気は私はかつて経験していませんほどです。

 前述の朝鮮日報社説においても、中国が日本を押し込むほど日本の右傾化は加速すると中国政府に警鐘を鳴らしています。

 現在、中国との間で南沙諸島をめぐる紛争を抱えているASEAN加盟各国の対米依存傾向が浮き彫りになり始めている。また日本では、「今回の事態で中国が一方的に押し込み、日本が白旗を掲げるしかなかったのは、日本が平和憲法に縛られ戦争ができず、米国の核の傘に安全保障を委ねざるを得ないからだ」という声が上がり始めている。中国が突出した経済力と軍事力で日本を押し込むほど、日本の右傾化は加速し、北東アジアの安全保障の構図全体も不安定な状態へと流されていく可能性がある。

 ・・・

 ・・・

 理不尽な中国の振る舞いに、重要なふたつのエフェクトが世界で、そして日本国内に波紋のような広がりを見せています。 

 ひとつのエフェクトは世界において中国への警戒感が一気に広がっていることです。

 そしてもうひとつのエフェクトは今回の事件で日本国内の中国に対する一般世論の雰囲気が一変したことです。

 世論が一気に「右傾化」し始めています。

 尖閣諸島自衛隊常駐論から自前の核保有論まで、ネットやメディアでは真剣に議論され始めています。

 あくまで議論はいいでしょう。

 議論そのものが対中国抑止効果があると思われるからです。

 日本が右傾化して軍備強化をすることは中国自身もまた韓国等の周辺各国もそして同盟国アメリカにしても、誰も望んではいません。

 日本で対中国軍備強化が熱く語られ始めること自体は、結果的に中国の行動を自制させ、周辺国やアメリカの中国への抑制行動を促す効果があるからです。

 しかし冷静さは失わないでほしいです。

 尖閣諸島自衛隊常駐論はまだしも自前の核保有論までエスカレートすると、現在日本に同情的な国際世論も一変してしまいかねません。

 我々日本人も外交に強くなりましょう。

 対中国対抗策を大いに議論を進めましょう。

 しかしあくまで冷静に。



(木走まさみず)

 2010/09/28 18:04 そうそう、どうせこんなのも一過性で日本国民なんか何も出来ないんだし
冷静にむしり取られてればいいんだよ

南月南月 2010/09/28 18:51 一個目のコメントは中国人の可能性がありますね。我々日本人は基本温厚ですが、覚悟を決めて、もう一度中国を撃破する必要がありますね。スパイ防止法も、国内にいるセミ破壊工作員(長野で50人以上の中国人若者が集まったように)対策も、本気で考える必要がある。多少の軍拡はしかたがない。そのための増税もある程度しかたがない。

亀 2010/09/28 19:03 日本が右傾化して軍備強化をすることは中国自身もまた韓国等の周辺各国もそして同盟国アメリカにしても、誰も望んではいません。

周辺国が望んでいないからといって、自国が望むことをしないとはならないですよね。
主語がおかしくないですか。

johndojohndo 2010/09/28 19:46 核保有論を唱えたからと言って冷静さを失ったとは言えません。
中国は日本を核攻撃により全滅させる能力も意思も持っています。
米国は自国が核攻撃のターゲットになってまで日本を守ることはないでしょう。
したがって、日本民族の絶滅を防ぐには、中国との間に相互確証破壊MADの関係を成立させなければなりません。インドとパキスタンが参考になります。国際社会に日本の核武装の必要性、正当性を根気よく訴えるべきです。
必要になれば短期間で核武装が実現できるよう下準備を進めておくべきと考えます。

鶴 2010/09/28 20:04 亀さんの文章は、述語がおかしいです。

◇ 2010/09/28 20:17 強圧や威嚇は政府に作用するだけで国民には逆効果になるだけです
そういうことは孫子には書いていないから中国には理解できないのでしょう。
当時は民主国家という政治体制がなかったので無理もないですが

私は今回の事件をいつかは起きることであり、必要なことだったと考えています
日本は強烈な外からのショックがあって、はじめてがらりと価値観を変えるのです
日本はかつて軍国病で死にかけた反動で重度の平和病にかかっています
平和は独立と対であってはじめて意味があり、国防は全国民の義務である
日本がそういう世界的な常識を持つ国になるには痛い手術が必要だったのです
いま中国がその手術をしてくれているところです
全国民が首筋の寒い思いをし、同時に憤怒に駆られるような深刻な事態が起きることは
長期的に日本の利益になる 私はそう思っています

みっちーみっちー 2010/09/28 20:38 >世界では中国警戒論台頭

これは、どうかな?
今、にわかに中国警戒論を表に出してきたのはアメリカくらいで、
アセアンや韓国は前々から警戒心が強く、アメリカや日本の呑気さに苛立っていましたよ。

それから、ロシアが中国と、北方領土と尖閣の領有権で、対日同盟したようで。
中国孤立化は無いでしょう。逆に日本が孤立する危険がある。

その他の地域の国々にとっては、所詮、遠隔地の出来事。

アメリカが今、対中強攻策なのも、人民元の対ドル固定化を止めさせたいからで、
この問題が解決すると、
またG2で太平洋分割に戻りかねません。
楽観は禁物です。

中国に警戒心を持っているアセアンも韓国も、日本やアメリカ同様に、経済の中国依存度が高いので、連携して対中強攻も難しいでしょう。

あまり舞い上がらず、冷静に1つづつ、その都度なるべく味方を増やしながら、対応するしか無いです。もともと、外交とはそういうものです。

GenGen 2010/09/28 20:50 >世論が一気に「右傾化」し始めています。
このブログは、右翼の方々が集まる右翼ブログだと思っていました。失礼!

今回の事件で、一番重要な点は、我々は大きなリスクを抱えているということです。
これまでは顕在化していませんでしたが、中国は、関係を深めるに当たっては、かなり注意を要する国だということが分りました。
民主主義体制ではなく、表現の自由も確立していない。公正な裁判を受けることは夢の話。巨大な人口を抱えるが、その多くは貧しく教育水準の低い人々である。
はっきり言えば、北朝鮮に近い国だったのです。
日本本土に中国が武力攻撃を加えるとは思えません。
しかし、尖閣諸島に安保条約適用がなければ、パーセル諸島で実行しているように中国はもっと過激な行動をとったでしょう。また日本のような大国でなければ、漁業監視船が実力行使してきたと思います。
こういう国を相手にする場合は、最終的には「力」の担保が必要だと思います。
もし、どうしても尖閣を領土としておきたいのであれば、国交断絶、そして戦争まで進む可能性も視野にいれなければいけません。そうでないと、失うものの少ない相手の言いなりになるでしょう。もし、そのような剣呑な事態を避けたいのであれば、あらかじめどこの段階で領土放棄をするかを考えておくべきです。
日米同盟が重要になったと安易に考えた人は、浅薄といわねばなりません。米国は自国の利益に合致する範囲でしか日本を防衛しないことをはっきりさせたのが、今回の事件だからです。当たり前の話です。自国の若者の命を犠牲にして他の国の領土を守るわけがない。日本の領土は、日本人自身が守らねばならない。
経済力を守るには、それに見合った防衛予算が必要ということだと思います(しかし核保有は現実性がありません)。
日本政府は、当面の危機を脱したなどと考えないで欲しい。様々な事態に備えて、行動計画を立てておいて欲しい。
東アジアは、時間が20世紀初頭に戻ったのかもしれません。

南月南月 2010/09/28 20:58 「亀さん」ひょっとして、私の文章に対してコメントされているのしょうか? 多少感情的になって書いたところは認めます。もし文章的におかしいのならもう一度説明するので、何がおかしいか説明してください。私は「中国自身…誰も望んでいません」的な言及は一切していません。 あなたの勝手な邪推です?あなたも中国人ですか?

くりくり 2010/09/28 21:48 この程度の世論で右傾化が心配とは…絶句しました
戦後教育に洗脳されて、平和ボケしすぎじゃないですかw

「右傾化」って何?「右傾化」って何? 2010/09/28 21:50 世論が先鋭化するのを「右傾化」と表現する時点で平和ボケ
まず、右は危険で左は平和という洗脳から脱却しようよ!!
自国の国益を守ろうとするのは右でも左でも無いですよ〜〜

chengguangchengguang 2010/09/28 22:34 支那人への弱腰、朝鮮人へのへりくだり、これは彼らを付け上がらせるだけだ、と彼ら自身が語っています。つまり同胞に対してさえ、支那人は弱腰を見せられないし、朝鮮人はへりくだりを示せないのです。今回の日本の処置は、そんな彼らに、内弁慶な日本人の姿を、国家として見せてしまった、と言うことです。米国政府は、安保条約の履行を望まなかったので、一安心したに過ぎません。
それ故、中共に対する非難や警戒論は、夫々の国が中共との間で抱えている問題に根差した上の発言であり、日本への擁護論ではありません。今回の出来事で、中共は依然として覇権主義国家だ、と他の国々に再認識されたとしても、それを以って、日本の立場が理解されたと考えるのは、早計過ぎるのではないでしょうか。
世論と書かれていますが、社会の木鐸としてのマスメディアは、既に死滅しているのではありませんか。本問に就いても、つい数日前まで、中共の政治上の内部抗争を忖度した記事を配信していたではありませんか。今はまた、北朝鮮の後継者に関する報道を、熱心に行っているではありませんか。これが、『日本』のメディアの姿です。
社説に世迷言を書いただけで、右傾化したとは笑止としか言いようがありません。真面目に論じるなら、日本の国権、領土、国防の問題点を指摘し、早急な見直しを提案するはずです。

大根役者大根役者 2010/09/28 22:45 失敗しない共産党の付き合い方
資本金は、悪しき資本主義の象徴だから搾取して当然
贈資産は、すべて共産主義への贈り物
漢民族は、アジアでもっとも優秀と教育する
よって、悪しき資本主義のしもべ日本は、漢民族が教育させる
んなこと、許されるわけないだろう だまって上海を見習え
中国の首都は、上海がふさわしい 
海南島が軍島に様相を変えるんだから、国家の主導的引導ができるのは他にないだろう
とは個人的な見地です

kahnkahn 2010/09/28 22:45 この程度で「右傾化」というのなら世界は極右国家ばかり

確かに、米国の「ティーパーティー」もマスコミでは「草の根保守」ある解されているが、同じ事を日本人が日本で行なえば絶賛極右認定間違いなし。

本日発売のサンデー毎日での「識者(笑)」のコメントも「日本は中国の事情をもっと理解して歩み寄れ!!」の一点張りで、日本の事情を中国に主張しろというものはひとつも無かったというものばかり。

ポリティカル・コンパスの国際標準版を日本人がやれば「左」連発だったので、左補正をかけた日本版ができたという話も聴いている。

金糸金糸 2010/09/29 06:29 事後承諾のお願いでございますが、お許しくださいませ。
今朝方またチャンネル桜掲示板にてご紹介させていただきました。

じじじじ 2010/09/29 08:35 船長の釈放で今回の事態が幕引きになるとばかり思っていたので、予想外の展開ですね。日本が弱腰外交で膝を屈したにも関わらず、更に強硬な姿勢で要求を釣り上げてくる中国の態度が報道されたことで、致命的な失策が転じて、日本にとって悪くない状況になりつつあると思いますね。
ここで冷静な対応が必要なのは当たり前ですが、まず何よりも尖閣諸島の防備を固めることが肝要ですね。日本の将来を左右する貴重な資源が眠る領土ですから、絶対に強奪は許さないという覚悟を行動で世界に表明しなければいけませんね。自宅の戸締りすらしないで「強盗が家を狙っています」と近所にアピールしても滑稽なだけですね。
まず自ら身を守る覚悟を示し、その上で日本の立場を中国と世界に理解や協力を求めるのが順番ですね。当然防備を固めれば中国との摩擦は避けられませんが、防備をしなければ近い将来本当に中国の侵略を招き、戦争か領土の割譲かという事態になりますね。結局、早い対応ほど摩擦も損害も少なくなるはずですね。
しかし日本国内の意見も分かれる可能性が高く、今後この問題に対する国民の理解の度合いが事態の趨勢に大きく影響しますね。

みっちーみっちー 2010/09/29 15:59 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010092900435

仙谷さんが、まず謝っちゃいましたね。
一番の現実主義者か。

次は、ASEMひかえた菅さんで、
それから、アメリカ様に言われて前原さん、
最後まで粛々と粘るのは、原理主義者の岡田さんと予想。

尖閣と北方領土をリンクさせた大失敗。
沖縄も北海道もカンカンだよ。

chengguangchengguang 2010/09/29 20:02 日本のニュースでは全く報道していませんが、他のブログによると、参議院緊急委員会で前原外務大臣が、1953年1月8日付の琉球群島に尖閣諸島も含むと記載してある人民日報の記事を読み上げたとのことです。これを受けてでしょうか、本件に関し、中共の報道官は終息宣言をした模様です。

chengguangchengguang 2010/09/29 20:02 日本のニュースでは全く報道していませんが、他のブログによると、参議院緊急委員会で前原外務大臣が、1953年1月8日付の琉球群島に尖閣諸島も含むと記載してある人民日報の記事を読み上げたとのことです。これを受けてでしょうか、本件に関し、中共の報道官は終息宣言をした模様です。

ト 2010/09/29 20:03 中露の合同は独ソ不可侵条約みたいなもので戦術的な意味はあっても寧ろ両国は対日関係より危険を孕んだ構造関係ですよ。タタールのくびき的な圧力は大陸の方が強いですよ。概略的には国内のガス抜きのために比較的噛み付いても無害な日本へやいやい言ってるだけです。
尖閣など離島防衛のためのドクトリンは必ずしも現地兵駐在・艦隊増強とはならないかも知れませんよ。防衛省に辻褄の合う効率的な方策が他にあるならそれでも良いと思いますしね。寧ろそれらへは漁業気象地理関係の施設の方が都合が我が国にとって良いかも知れません。

chengguangchengguang 2010/09/29 20:07 申し訳ありません。注意していたのに二重に投稿してしまいました。一つを削除願います。

じじじじ 2010/09/29 21:06 >chengguangさん
終息宣言がでたならいいタイミングですが、そもそも中国は沖縄を日本の領土と認めていませんでしたよね。
政府はタイミングを逃さず尖閣諸島の防備を固めて欲しいですね。今なら大きな摩擦が起きてもにそれに耐えれば済みますが、中国に経済崩壊のような大きな変調がなければ5年後には本当に戦争を覚悟しないと尖閣諸島を守れませんね。

みっちーみっちー 2010/09/29 21:30 >ト様
前段は、前原氏なみの希望的観測では?
海洋進出があるので中露にとってはゼロサムではなくプラスサム。
経済面では、北方領土や樺太カムチャッカの海洋を含む開発に中韓が乗り出す危険。
安全保障面では、日本海の南北を封鎖され、さらに米軍弱体化撤退後は日本全体の海上封鎖も可能となる危険。

後段は賛成。コスト・ベネフィットを考えろということですね。これは、

>じじ様
への若干の反対意見でもあります。

chengguangchengguang 2010/09/29 22:10 追記
前原氏が述べた内容は、外務省の資料ではなく、9月28日付毎日新聞、記者の目の辻康吾氏の記事のようです。

>じじ様
そのためには、憲法を含む法の見直しが必要だと思います。

じじじじ 2010/09/29 22:40 >みっちーさん
>安全保障面では、日本海の南北を封鎖され、さらに米軍弱体化撤退後は日本全体の海上封鎖も可能となる危険。
そうなれば中国に全面的に屈するしか無いですね。ただ現時点ではみっちーさんの挙げたリスクよりも、尖閣諸島をこのままにして火種を残すリスクのほうがはるかに高いということですね。領土を略取する意志とそれが可能な力を持つ隣国に対するのに、リスクのない対策など無いのですね。
>chengguangさん
尖閣諸島に自衛隊を常駐させるのに憲法改正が必要なのでしょうか?

「右傾化」という言葉の軽いこと「右傾化」という言葉の軽いこと 2010/09/29 23:08 実質的に国土侵略とも言える行為に自国民として憤慨する感情すら「右傾化」と断ずる行為は「右翼」が中立であるという宣言と同意と感じます。
喜んで右翼日本人致しますよ、はい。

大根役者大根役者 2010/09/29 23:38 もっともな話は、左翼から見れば右翼なんですがね
その左翼党が、極左翼に試されているわけですからやっぱりここは全員右翼でしょう

ト 2010/09/30 05:53 まぁ気持ち一方的にガミガミ言われたら、そりゃ日本人でなくても硬直するか反発してしまいますわな右旋回っても。
白樺にせよ尖閣にせよ日本が合理的に開発しようと考えればバックヤードは台北辺りになるんじゃないですかねパイプを引くにしろ予備プラントを待機させるにしろ。そして最大需要家は中国大陸。
紆余曲折あっても国策会社は台湾資本(中国?)との共同出資・運営で実質的に権益を分ける事になると思います。
中国の海洋進出は国家主導ですが多くの利権を産んでも自国の貧民を救えないんで進出限界は意外と狭く早く来ると思ってんですけど。寧ろチベットやウイグル・内蒙古を安定確保するためにも棄民政策を進めるんじゃないかと。ロシアの対中協力は最新兵器の供給が本気度の一つの試金石になると思いますよ。ま、これも廉価コピーされるだけなんですけどね。ロシアが極東を保持し続けるのは至難の業でしょう日米の協力があっても大陸側内陸と沿岸部は中国語を喋る平たい顔族に圧倒されるでしょう。30年保つかなぁ。

chengguangchengguang 2010/09/30 10:06 じじ様
自衛隊を尖閣諸島に常駐させる、あるいは自衛隊の船をその周辺に派遣する目的あるいは意図は何でしょうか。そこに存在すると言うだけで抑止力になる、と言うお考えからでしょうか。
何もできないのに常駐する意義が解りません。海上保安庁の船でさえ、領海侵犯の船を領海侵犯罪で拿捕すらできないのです。況してや、銃撃もままならない自衛隊員に、万一の場合は犬死せよ、と言うことでしょうか。
先にも書きましたが、警察官が銃を撃てる根拠はご存知だと思います。自衛官が同じことをすれば、殺人あるいは殺人未遂容疑者となります。任務中でも、その担当内容により判断されると思います。
日本は法治国家です。法律に規定のないことはできませんし、規定に違反すると罰せられます。今の官房長官は、確か弁護士上がりのはずですが、答弁を聞いていると何のために法律を学んだのか、疑問に思えます。

じじじじ 2010/09/30 22:07 >chengguangさん
自衛隊は尖閣諸島に限らず日本全体をこの条件で、何十年も守り続けてきたのですね。尖閣諸島に限って自衛隊が抑止力として働かないと考えられる理由がわかりませんね(本当はちょっと気持ちはわからなくもないですが)。
核兵器が実際に使われなくてもその潜在威力によって抑止力として働くのと同じで、自衛隊もその潜在威力が抑止力として働きますね。戦闘力のない人員を常駐させるような代替案は、日本人的にはよさげに見えるのかも知れませんが寧ろ紛争を誘発する危険が増すだけですね。世界から見ても、この期に及んで尖閣諸島の防備を固めなければ日本には領土を本気で守る意志があるのかが疑われると思いますね。
法の不備は手遅れにならないうちに国会で直してもらうしか無いですね。自衛に関しては憲法改正をせずとも合理的な立法ができると思いますね。

ト 2010/10/01 07:12 対馬ほどの島なら後背地も十分あるので大隊〜旅団ぐらいまで置いとく意味がありそうですけど、水の手さえろくに無さそうな尖閣は何時でも要員を引き上げれる観測所程度で良いんじゃないかと。敵上陸兵も制空制海さえこちらで取れれば兵糧攻めして降伏を勧める事もできますし。

じじじじ 2010/10/01 07:57 >トさん
少人数の奇襲で取られてしまうような防備では、侵略の「誘惑」を断ち切れませんね。中国相手に一旦占拠を許せば、兵糧攻めなど論外ですね。尖閣防衛のために沖縄に侵攻するという口実にさえしかねませんね。
中国は韓国と違いますから、手を出すのは割りに合わないと認識させることができれば、問題はなかったことになると思いますね。日本人的には、自衛隊の常駐というと不穏当で高く着く印象があるかも知れませんが、総合的に見れば最も安全で安価な対処だと思いますね。実際は、国論が割れて実現できない可能性も高いと思いますが、中途半端な対応は問題を長期化させ将来に大きな禍根を残すことになると思いますね。

chengguangchengguang 2010/10/01 10:13 じじ様
力のない示威行為は、単なる空威張りでしかありません。嘗て極東に、眠れる獅子と言う大国がありました。目覚めたら・・・と言っているうちに、ハイエナの餌になっていました。
自衛隊が今日まで抑止力を行使してきたとのことですが、大東亜戦争以降、何処の国が日本に侵略しようとしたのでしょうか、寡聞にして知りません。戦後、米軍の傘以外に、日本独自の抑止力が存在するとするなら、それは過去の戦争に於ける日本の力と日本軍の統率された勇猛さとが、まだ諸外国の人々の記憶の中に生きている所為ではないかと思います。
日本の領海法をご覧になりましたでしょうか。それと韓国の領海法(日本語に翻訳されたものが検索可能です)とを比較してください。比較すれば、日本の領海法が如何に善意に満ちた法律であるかと言うことが、更に良く解ると思います。取り締まり条項など何処にもありません。
猛犬がいても、丈夫な鎖でしっかりと止められており、玄関まで来られないと判れば、強盗は容易に侵入するのではないでしょうか。

大根役者大根役者 2010/10/01 21:08 中国で長期間監禁されたフジタの社員のうち、3名が帰国した
全員解放とはいかないが、ひとまず糸口が見えたところだろうか
今回の一件で、立ち入り禁止区域にこのような看板があると初めて知ったので
これから、この看板があるところでは気を付け、それ以外では安全だということだろう
http://sankei.jp.msn.com/world/china/101001/chn1010010938002-n1.htm

じじじじ 2010/10/01 21:15 >chengguangさん
抑止力の存在は厳密には証明できないのですが、一般的には相手に有効な打撃を与えられる「戦力」とそれを使用する「意志」の存在が抑止力を形成すると考えられますね。自衛隊という軍事力と、それを防備に配置するというのがそれに当たりますね。非戦闘員の配置や戦力を後方に置いたままにするような行動が抑止力を低下させるのは自明だと思いますね。
鎖につないであっても玄関に猛犬がいれば強盗は入りにくくなりますね。どうせ鎖につないであるんだからと庭の奥の犬小屋に引っ込めておくのではなく、猛犬を玄関に置くことが大切なのですね。

chengguangchengguang 2010/10/01 23:01 じじ様
攻撃できない自衛隊でも、抑止力になると考えるのはかまいませんが、他の国でその考えに同意する人を知りません。東南アジアの住宅やローカルのホテルでは扉や窓に鉄製の格子が嵌めてあります。それでも強盗は入ります。このような次第ですので、楽観論を首肯することはできません。

じじじじ 2010/10/01 23:53 >chengguangさん
そこまで自衛隊には抑止力があるはずがないとお考えになる理由がわかりませんが、残念ながら我が国にはそれ以上の抑止力はないのですね。持てる最大の抑止力を投入するべきだという考えを楽観論と呼ぶのは、自説を主張するための修辞にしてもいささか疑問ですね。
今回の尖閣諸島の問題に関しては、楽観論というのは、非戦闘員の配置や防衛のための行動も取らずに話し合いでだけで問題を解決できるという考えにこそ当てはまると思いますね。

chengguangchengguang 2010/10/02 09:41 じじ様
現在の自衛隊は軍隊ではない、と言う理由は既に述べています。軍隊ではない集団が、どうして抑止力になるのでしょうか。
じじさんに限らず、国会で国土防衛などと述べている方たちの主張は、残念ながら観念論でしかありません。自衛隊が現状のままでも抑止力になる、と言われるなら、その根拠を述べて下さい。

じじじじ 2010/10/02 10:40 >chengguangさん
自衛隊が抑止力として働くのは、現実に戦闘力を保持しているからですね。法の不備で軍隊に必要な条件が欠落しているから「軍隊」ではないという論もわからなくはないのですが、定義がどうあれ自衛隊が世界の「軍隊」と比較しても上位に位置する高い戦闘力を持った組織であることは中国も知っていますね(←これが重要です)。
また自衛隊法の改正で、既に「武器の使用」は担保されていますね。「武力の行使」は禁止されているが「武器の使用」は認められているという摩訶不思議な状況ですが、攻撃を受けても全く反撃できないような状況ではないのですね。
それから9月30日22時のレスで「法の不備は手遅れにならないうちに国会で直してもらうしか無いですね。自衛に関しては憲法改正をせずとも合理的な立法ができると思いますね。」と述べたように、私は 自衛隊法や領海法を含め日本の法の不備をこのままにしていいとは考えていませんね。

chengguangchengguang 2010/10/02 16:19 じじ様
法律の改正・改定が必要とのお考えなので、概ね同意見と判断しました。
自衛隊が手枷・足枷を嵌められているとの根拠は、憲法九条と自衛隊法第六章・第七章の条文・条項に依ります。じじさんは自衛隊法の同じ条文・条項から期待を抱いているようですが、今回巡視船が、政府から領海侵犯漁船の停止・臨検許可を得るのに何時間要したか、から類推すれば限りなく低い可能性だと思います。
ところで、このような事件で死亡した自衛隊員や、警察官は、国家の英雄として、あるいは勇者として、日本国家や国民から遇され、祀られるのでしょうか。懸念を抱いています。

大根役者大根役者 2010/10/10 21:09 監禁されていたフジタの社員1名が無事、帰国できました
逮捕されると大抵、違う世界へ連れて行かれるのですが、この件に関してはそのような事態にまでならずに済んだようで、無事で何よりです
 何はともあれ、全員の帰国ができたことは国交に吹いていた隙間風がなぎの感覚といったところか
ただし、事は中国で起こったことですから今後も滞在している日本人に不測の事態があればだね
しかし、今回の問題の元を辿ればまだまだ理解不能な対日感情の潜在的ハンが判明した

大根役者大根役者 2010/10/12 03:13 昨日ですか、北沢防衛大臣がベトナムで梁国防相と対話したことは、当初気掛かりではありましたが
やはり、冷静に対応する行動を見せられたことは、評価に値すべきことだと考えます
しかし、現時点で中国側は完全に国内向けのプロパガンダを推し進め、日本に背を向けた状態に変わりはありませんし、交渉する余地すら与える気配すら見せていません
そんな中とっつかまえたことは勇気のある行動だったと今は考察します
ただ、あまりに流動的なこのことに突飛な先手を打たれているだけでは、世界の関心が政府の対応に隠さざるを得ない事情をー的に取り上げられかねません 架空情報にははっきり間違いだと声明を出してほしい
・・・しかし今年は台風の代わりというか、それでもテンテコマイさせられているなぁ

第一空挺団 ^^第一空挺団 ^^ 2010/10/18 20:23 戦争をしてわざと負けるしかないですね。間違いなく領土は取られます。原始人みたいな奴らですから。全面戦争をすると本土がやられるので、きりのいいところで負けて、国際世論に訴える。中国を悪者にさせる。孤立させる。ちょっと職人技ですね。(本当は頭の中は大島大噴火のようになってます。)

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