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2012-07-18 「いじめをなくす」から「いじめはなくならない」に発想を転換すべき

[]「いじめをなくす」から「いじめはなくならない」に発想を転換すべき〜教育現場にリスクマネジメント手法を導入してはいかがか 16:40



 「いじめを撲滅する」とか「いじめ件数を5年間で半減させる」とか数値目標を掲げてこの国の教育行政が安直な「成果主義」を導入した結果が今日の学校・教育委員会の隠蔽体質をまねいたのだとする、当ブログの前々回のエントリーはネット上で少なからずの議論をいただきました。

■[社会]学校がいじめを隠ぺいする本質的理由〜教育現場に成果主義を導入した悲惨な結果

http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20120712/1342052468

 現状をただ批判するだけでは建設的ではないので、今回は具体的な対策を考察したいと思います。

 そもそも論になりますが、「いじめをなくす」という非現実的な目標をまず放棄すべきです。

 「すべての学校からいじめをなくす」のは「日本社会から犯罪をなくす」のと同程度の空疎な理想論であり、実現可能性はゼロでありましょう。

 国際比較では日本は外国に比較して治安はすこぶるよろしい国のようですが、それでも犯罪が絶えることは有りません、強盗事件、傷害事件、殺人や強姦や放火などの凶悪事件も発生しています。

 ある人数の人間集団ができれば一定の割合で反社会的人間、ルールを守らない人間が存在することは避けられません。

 教育現場だけに特別な理想論を唱えても仕方ありません。

 いじめや校内暴力を「なくす」など教師に求めても、そんなことは永遠に不可能であり、ぜいぜい書類上「いじめの発生はゼロ」と上位機関に事なかれ主義的に偽りの報告するという悪習がはびこるだけです。

 今回の大津の事件のように実際にいじめが発生しても組織的に現実を隠そうとするだけです。

 「いじめは必ず発生する」という現実主義に則って、教育現場で科学的に対処方法が構築できるように制度改革をすべきでしょう。

 多くの企業が導入している、リスクマネジメント(risk management)手法を導入することを提案したいです。

 いじめや校内暴力をある確率で必ず発生するリスクととらえて、それをマネジメントするのです。

 リスクを組織的にマネジメントし、ハザード(発生原因)、損失などを回避もしくは、それらの低減をはかるプロセスを確立するのです。

 リスク・マネジメントとは各種の危険による不測の損害を最小の費用で効果的に処理するための経営管理手法でありますが、ここでいう費用とは、単に金額だけを指すのではなく、投入する人的資源や時間を効率的に圧縮することも含まれます。

 リスクマネジメントは別に民間企業の専売特許であるわけではなくリスクに対処しなければならないあらゆる組織に当てはまる手法なのです。

 リスクを把握・特定することから始まり、把握・特定したリスクを発生頻度(発生確率、possibility)と影響度(酷さ、severity)の観点から評価した後、発生頻度と影響度の積を評価の尺度とした、リスクの種類に応じて対策を講じ、また、仮にリスクが実際に発生した際には、リスクによる被害を最小限に抑えるという一連のプロセスを構築します。

 まず、リスク分析によりリスク因子を評価し、リスクアセスメントによりリスク管理パフォーマンスを測定し、改善を行います。

 例えば、リスクの発生頻度や、リスク顕在化による被害を最小化するための新たな対策を取ります。

 リスクファイナンスによりリスク顕在化に備え、またこれらのプロセスはPDCAサイクルを取ります。

 具体的には次のような手順を取ります。

 発生しうるいじめの酷さを徹底的に分析し、その発生確率を事前分析しておきます。

 仲間はずれにするなど軽度のいじめであるならば、組織内で対応します、この場合リスクは教育現場でリスク保有します。

 教育的指導など再発防止策を講じ発生確率を低める改善を施します。

 暴力行為や万引きの強制など重度のいじめが発生したならば、その行為をただちに抑制、精査の上犯罪行為と判断された場合、厳格な基準で評価したうえで必要なら警察にただちに通報いたします、この場合はリスクは教育現場から、警察にリスク移転されるのです。

 重要なことは、このような対応を徹底的にすべての教育現場で行い、そこで具体的に効果のあった改善策は上位に報告され、上位から全ての教育現場にフィードバック、情報共有がなされることです。

 このように「いじめの発生件数の抑制」を「成果主義」によって競わせる現状から、「いじめの対応件数」やその「改善策」の内容を競わせるように教育行政そのものを改革します。

 こうすれば、いじめを隠蔽することに意味がなくなります、いじめに効果的に対応したことにインセンティブを与えるのです。

 いじめに対するマネジメント能力・対応能力を現場に高めさせ、かつ「いじめを隠す」ことがインセンティブになっている教育現場の現状を質的に改善することが必要です。

 いじめをなくすことは不可能だとしても、その発生確率を抑制し、万が一起こってもいじめにより被害者が命を絶つ最悪の事態に至らなくする対処法をしっかりと確立していくことは可能です。

 そのために教育行政は、「いじめをなくす」から「いじめはなくならない、しかししっかり対処はできる」と発想を大きく転換すべきだと考えます。



(木走まさみず)



<参考サイト>

リスクマネジメント

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B8%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88

ぽちという名の権威主義ぽちという名の権威主義 2012/07/18 22:26 http://revenge.doorblog.jp/archives/5678527.html

ま、要は一種の選民思想をもった子弟と一般市民の子弟は一緒にしてはいけない。それだけだ。

いじめと社会的序列の関係いじめと社会的序列の関係 2012/07/19 02:37 http://tsulezule.tumblr.com/post/27300763813

オプケニオプケニ 2012/07/19 03:51 子供たちは、大人の世界の権力構造を「学習」するべく、自分たちの考えた「集団規律」に基づく「指令」や「命令」が無条件で相手に受け入れられるかどうかを試していて、それが問答無用で受け入れられたときに彼らの目的は成就します。その「規律」や「命令」の内容はどんなに空疎なものでもよくて、ただ「命令」の理不尽さと相手が従属する結末がポイントなのです。さらに子供たちは、そうやって自分の周りの大人を試しつつ「匙加減」を学んでいるのだと思います。

ここでの監査のようなリスクマネジメントの手法は、子供たちにとっての「危機」ではなく行政にとっての「危機」に要点が置かれているような気がします。こんなやり方で大人たちが子供の「いじめ」をヘッジすることがいいのか、私にはよく分かりません。また、そうやって子供たちの人格を統計学的に仕分けして抑圧・禁止することが本当に良いことなのかも・・・

犬伏正好犬伏正好 2012/07/19 05:04 今回の事件はイジメではなくて殺人事件です。孫が加害者のひとりである警察官の天下りががいる病院に被害者の遺体が運ばれて自殺と処理され、殺人事件をもみ消された。警察ぐるみの犯罪です。加害者の関係者に部落、在日、創価がいる。差別として糾弾されると教師や教育委員会のクビが飛ぶ。家族にも危害が及ぶ。なにも言えない。部落、在日、創価はマスコミのタブーだから、マスコミも報道しない。

McLeninMcLenin 2012/07/19 16:12 この事件について、デマを得意げに振りまいてる犯罪者どもを滋賀県警は逮捕の方針だそうです。
http://sugosoku.blog102.fc2.com/blog-entry-1160.html#more
何かおこると在日だ部落だ創価だデマカセをそこら中に落書きしまくる汚い連中って、ほんとに嫌ですね。有意義なことを書いているサイトでも、そういうゴキブリを野放しにし続けると、読者が辟易して寄り付かなくなりますよ。美味しい料理を楽しみたいのにそこらじゅうに糞が塗りたくられてる店にわざわざ行きたがる奴はいないでしょ。木走さん。対策とるべきだと思いますけどね。

あばら家あばら家 2012/07/20 12:41  今回の大津の事件はかなりはっきりとしたいじめの兆候が確認できたにも関わらず、担任教師を初め周囲の大人達が適切な対応を取らなかったことが主要因ではないでしょうか。担任に泣きながらいじめの辛さを訴えたにも関わらず事態の改善がなされなかった時の被害者の絶望感を思うと、身の震えを禁じえません。
 無能であったり無責任な担任教師に当たればこんな地獄を甘受しなければならないという状況を変えないとダメです。
 一番簡単な解決方法は学校外の外部連絡先を全生徒に周知させることです。(いじめ110番というのを聞いたことありますが、機能しているのでしょうか?) 学年開始の日にいじめを見たり聞いたりした場合の学内・学外の連絡先を書いたプリントを配布し、強面の生活指導担当教師がいじめは絶対許さないと凄めばかなり効果があるのではないでしょうか。

偽善者へ偽善者へ 2012/07/21 19:30 あなたみたいな人がいるから、いじめがなくならないんだと思いますよ

自殺はなくならない自殺はなくならない 2012/07/21 20:07 あのぅ人が一人死んでるんですか?
それでリスクマネジメントですか
「ほっとけ」と言ってた担任みたいな奴だねぇ
マジで偽善者

???? 2012/07/21 20:23 人が一人死んでるからこそのリスクマネジメントでしょ?現代人の希望にこたえるには悪くない発想だと思うけど

現代人は平和ボケしすぎ。
努力せずとも皆が平和に幸せに暮らせると思ってる。国が何でも与えてくれると。
生きるのはそんな簡単なことじゃないでしょ。

ボケボケ 2012/07/21 20:28
死んだ後にリスクマネジメントか…さすが平和ボケだな

机上の空論(笑)机上の空論(笑) 2012/07/21 20:44 そもそも論になりますが、「自殺をなくす」という非現実的な目標をまず放棄すべきです。「すべての学校から自殺をなくす」のは「日本社会から犯罪をなくす」のと同程度の空疎な理想論であり、実現可能性はゼロでありましょう。
そのために教育行政は、「自殺をなくす」から「自殺はなくならない、しかししっかり対処はできる(笑)」と発想を大きく転換すべきだと考えます。

そもそも論になりますが、「レイプをなくす」という非現実的な目標をまず放棄すべきです。以下省略−

いじめは無くならない!いじめは無くならない! 2012/07/21 20:48 「いじめをなくす」から「いじめはなくならない」に発想を転換すべき
全くその通りだと感じる!くだらない理想論が未だまかり通る教育行政に現場の職員は疲れ果てている。
リスクマネジメントの考え方を早くに導入していれば、今回を含むいじめによる事件は防げただろう!

!!!! 2012/07/21 20:48 >??
自己紹介乙!

自殺は無くならない!自殺は無くならない! 2012/07/21 20:50 「自殺をなくす」から「自殺はなくならない」に発想を転換すべき
全くその通りだと感じる!くだらない理想論が未だまかり通る教育行政に現場の職員は疲れ果てている。
リスクマネジメントの考え方を早くに導入していれば、今回を含む自殺による事件は防げただろう!

まさに!まさに! 2012/07/21 20:53 机上の空論(笑)、自殺は無くならない→皮肉のつもりにも見えますが、全くそのとおりだと思いますよ!

なるほど!なるほど! 2012/07/21 21:05 そのために教育行政は、「自殺をなくす」から「自殺はなくならない、しかししっかり対処はできる(笑)」と発想を大きく転換すべきだと考えます。

支持します!支持します! 2012/07/21 22:42 とても、大切な指摘と感じます。現場では、どこでも絶えず、、小さなトラブルだらけです。
弱った鶏が、鶏小屋の中で他のすべての鶏からつつかれて弱ってぐったりしているのを見て、、人間も動物、同じか?などと暗い気持ちになることもありますが、何とか、あたふたして対応しています。

通りすがり通りすがり 2012/07/21 23:11 >あなたみたいな人がいるから、いじめがなくならないんだと思いますよ

同意

みてみぬふりできない通りすがりみてみぬふりできない通りすがり 2012/07/22 11:40 ひどい理屈ですね
こういう人が文科省にもたくさんいて
教師を報告書類付けにして
リスクマネジメントなることをして
事件の原因を作ってますね

普段こんなとこにコメントなんてしませんが
あまりにひどい理屈に吐き気がしたので
吐きだしました

これはひどい
ホントにひどい
バカすぎる

hamano4410hamano4410 2012/07/22 14:30 ネットいじめっ子さんではないですよね!>正直に本音を言っているんだから、ほどほどに。

ま、今回の記事はま、今回の記事は 2012/07/22 15:47 いじめを本質的になくそうと思ったらいじめっ子を隔離(もしくはいじめられっ子を退避)させればいいんですよ。
それを「人権」を持ち出して無理やり一緒の校屋に詰め込もうとするから事件が発生するんじゃないですか。
小学校から「停学」「落第」を導入して人格的に問題のある生徒は排除する機構を作ればよい。

ただし、これにも欠点はあって、教師側がいじめの首謀者だった場合には解決策が「今の体制上不可能」ということ。
大津の事件は子供どころか教師や親ぐるみでいじめを放置していたのだからまず、いじめっ子を排除は出来ない。
従って、リスクマネジメントというのは机上の空論ですなぁ。

五月雨祭五月雨祭 2012/07/22 15:59 木走さんが書いているのは単に誘導の手段だろうに・・。
まあ大津みたいな場合の時についての方法を聞きたくはあるけど。
>行政の「危機」に要点が置かれている
学校に居る大人が子供に適切に対処出来る様に整備しないとどうにもならないのは事実だよ。
今の状況は産科医の時みたいなもの。

ふむふむ。ふむふむ。 2012/07/22 16:14 コメントの多くが言っている程、悪い案ではないと思います。否定的なコメントを書いている人は、努力すればいじめがなくなると思っているのでしょうか。残念ながらそれは現実的ではないと思います。
リスクマネジメントの手法によって、学校、家庭、地域(警察含む行政)などが一体になって、どのレベルの事案でどう対応するかを検討する事は大切なのでは?(ある意味、これも理想論に近いですが)
もちろん、今回の件については担任を初めとして周囲の対応が悪すぎるのでそれ以前の問題ともいえますが・・・。

太郎冠者太郎冠者 2012/07/22 16:37 至極真っ当な考え方です。学校が火事になれば消防車を呼びます。大怪我をすれば救急車です。蜂なら駆除専門業者でしょうか。「犯罪」は警察の管轄です。

じゅんじゅんじゅんじゅん 2012/07/22 17:19 はじめて同じ意見に接してとてもうれしいです。
私はカウンセラーですが、人間関係のストレスで不登校になった小中高生をカウンセリングするとき、必ずいっていることが「いじめはなくならない」ということです。
「ゆりかごから墓場まで」ゆりかごから、はさすがに言いすぎですが、発達の早い女の子では早くは幼稚園の年少あたりから、小学校低学年、中学年、高学年、中学校、高校、大学(この世界はモラトリアムの要素が強く人間関係に悩むと避ける余地が大きく、部活などの限定された人間関係にないかぎり、相談件数がもっとも少ない)社会人になってからも職場でのいじめ、結婚して子供ができるとママ友間の、嫁姑の、介護の世界でも、そして老人施設でも。
みなさん覚えがあるはずです。逃げられない限定された世界の中では必ずいじめにつながる人間関係、すなはち、派閥に分かれたり、仲間はずれがあったりと人間関係の軋轢が存在します。こうして大人の世界にすら蔓延しているいじめを子供たちの世界からだけなくす、ということ自体、ナンセンスに感じます。
「ともだち100人できるかな♪」という歌や「仲良きことはうつくしきかな」に代表される理想的で固定的な価値観をこそ変えていくべきではないでしょうか。
本当の友人は100人もできないし、仲悪きことも美しく、そこから得がたい悩みや経験を得られるのです。 いじめはなくなりません。
「いじめられているあなた。あなたはちっとも悪くないしおかしくもない。人類が永遠に繰 り返してきた人間関係の残酷な局面を、今経験しているだけなのです。」
、と周囲をとりまく『世間』という常識が余裕を持って受け入れてくれると、少なくとも無価値感や自己否定感から自殺することはなくなるのではないでしょうか。

「幼稚園から老人ホームまで、いじめは、あります。それが社会です」

通行者通行者 2012/07/22 17:33 こういう考え方がいじめがなくならない原因であるとわからないのかな・・・
まぁ机上の空論好きには「発想の転換」といいつつ同じ轍になっているのが見えないのでしょう。
現在の教育界で問題なのは「教育者の意志の強さと真っ直ぐさ」です。
そしてそれを阻害しているのは、過保護な保護者とマスコミです。
『悪いことをしている』生徒へ手を上げた瞬間、大騒ぎ。
教師たちは叱り方もわからずオロオロ。
今の世の中は[暴力]と[体罰]を混同し過ぎ。
多少の体罰は必要。
バカな過保護者が大騒ぎするが、大騒ぎする前に体罰の理由を考えるべき。
「手を上げるのはどんな理由があっても許さない」などと考えているものが保護者やマスコミ、そして教育管理者の中にいる限りはますます陰湿ないじめが増える。

通行者通行者 2012/07/22 17:35 修正
「教育者の意志の強さと真っ直ぐさ」です。
上記誤り、
「教育者の意志の強さと真っ直ぐさ」が無いことです。

ただのひとただのひと 2012/07/22 17:43 木走さんの意見に一部だけ賛同します。
『いじめはなくならない』これは確かにそうだと思います。

しかし、イジメをする加害者を部分的に、一時的に隔離したり、制裁を与えることが問題解決になると思いますか?
ましてや、根本的に違う方向へのマネジメントなど、こんなことをして何になるのでしょうか。
科学的に?
いえいえ、僕から見ればとんだお門違いです。
何故ならば、学校というのは社会の縮図であり、学生達は我々大人たちの背中を、現代の社会という許容範囲を把握しながら生きています。

この許容範囲というのが、例えば
愛情のゲンコツを体罰にかえ
近所のカミナリおじさんを孤独死へかえ
叱れば刺され、子は親を殺す。

わかりますか?
近所の付き合い方や、地域の風習、子供の教育や教員自身の人間力。それらは国力です。

大きく変わってしまっているんです。

その証拠にトンチンカンな解決方法を公言する輩が増えた。

パソコン、携帯電話に依存して
自分の考えより、多数決の意見を探して答える輩も増えた。

人間力の低下、強いては、教育委員会をはじめとする教育関係に携わる人間の質が明らかに下がったのだと思う。

何が国力を下げてしまっているのか。

『イジメはなくならない』
でも、教育する人間が変われば、
子供達の立派な成長過程になるはずです。


親、教師、上司、政治家、組織…

まともな人間でしょうか?
何を後世に残すのでしょうか?

根本的に理解してない根本的に理解してない 2012/07/22 17:47 いじめをなくす対策作りは簡単なこと。そこが問題ではない。それを理解していない時点でリスクマネージメントがどうのこうのって話のレベルが低すぎる。責任者がいじめの定義を都合で操作できる時点でどんないじめ対策も意味がない。責任者が事実を隠ぺいできる時点で意味がない。いじめの「報告」がない学校は評価される。なので、いじめの事実を隠すメリットが学校側にある。この時点でどんないじめ対策も意味がなくなる。何よりも評価や事実が隠ぺいできないパワーバランスと組織作りが先ででしょ。

なんとなくなんとなく 2012/07/22 18:07 理屈としては解りますが、いじめという名の校内犯罪を不可避なリスクとして捉えているところに違和感があります。マネジメントなるものを行って成果が上がったとしてもそれは隠蔽体質や対応体制が変わるというだけで、あくまで大人側の組織改善にしかならないのでは?
今回の件は方法論や組織論ではなく、もっと根源的な価値観の問題、「人を傷つけてはいけない」とか「悪いことをすれば罪を償わなければならない」という当たり前のことを子供に教え、実践するということが家庭や学校でできなくなっているということだと思います。
変にテクニカルな問題にすり替えるのは議論としては面白いけど、おそらく多くの人が感じているであろう問題意識や憤りとはズレているように思いますが。

munomunomunomuno 2012/07/22 18:59 「いじめはなくならない」は「いじめられる側にも原因がある」と同様に
いじめる側の免罪符にしかなっていないという現実にいい加減気づいてください。

こめこめこめこめ 2012/07/22 19:22 大筋ではご提案に賛同します。
精神的に成熟しているはずの大人の世界ですらいじめや差別が無くならないのに、未熟な子供の世界でいじめが起こらないはずはありません。大事なのはいじめが発生したときにそれを深刻化させないこと、そして加害者にいじめが何故だめなのか、被害者にどうすれば対処できるのかを適正に指導していくことです。
前者のためにはリスクマネジメントの手法が成果を発揮すると思います。仰る通り教育現場の思想転換にも役立つことでしょう。ただリスクの定量性を確保するのが難しそうですね。試行しながらPDCAを回していくことになるかと。
個人的には加害者になぜいじめが駄目なのか理解させるの難しい課題だと思います。子供は他人事としてしか認識していないわけですから。論理的な説明や道徳的な説得で判る子もいるでしょうし、自分がその立場にならないと判らない子もいるでしょう。その辺り、教育現場に適正なガイドラインがあるのか気になります。
一方、被害者に対処を教えるのは大人が親身に接していれはさほど難しいものではないと考えます。元いじめられっ子の経験談として。乱筆失礼しました。

皆様皆様 2012/07/22 19:29 まず、「確信犯」の本当の意味を調べてください。
で、いじめについていろいろと詭弁を弄している人たちの言い分を吟味してください。
「我々は間違ってない」
それがいじめの本質ですよ。

被害経験者被害経験者 2012/07/22 20:10 はっきり言いましょうか。「いじめはなくなりませんし、なくせません」絶対に。
何故か? 大人の社会でもいじめなんていくらでも転がってるじゃないですか。
大人の社会で無くせないものが、未熟な子供の社会で無くせるはずがない。
「学校」を何か特別な場所だと勘違いしてませんか?
「学校」は「大人社会の縮図」でしかないんですよ。

だからこそ、必要なのは「兆候のうちに対処する事」なんです。
社会でも会社によっては通報窓口を置いているところも有りますし、労働基準監督局もあります。
もしそれを超えるような事態になれば警察だってあります。
そういう意味では、これも一つの方法としては充分考慮の価値は有ると考えます。

口先だけで「いじめはなくせる」とか言ってる人には、「じゃあ先導してやって見せてください」としか言えません。
小中と7年近くいじめを受けていた経験のある人間としてはね……。

kibashirikibashiri 2012/07/22 21:02 当ブログ管理人の木走です、たくさんのご意見ありがとうございます。当ブログではコメント欄を開放して、私とは異なる異論反論も大歓迎ですが、今回一部コメントで同一IPアドレスでハンドルネームだけ変更して他者のコメントを中傷する「あらし行為」がありましたので、該当のコメントを削除した上でアクセス禁止処置をいたしました。悪質な行為を繰り返すようならばIPアドレスを公表することも辞さないことを警告しておきます。お互いマナーを守ってネットを利用しましょう。

元清水市中学生の男元清水市中学生の男 2012/07/22 21:54  色々な意見があるようですが、元いじめられた人間として一言。
 私は木走さんの発想、「いじめをなくす」という理想論が現状の教育現場の隠蔽体質を生んだのだから、そうではなく「いじめはなくならない」だから現場の対処能力を高め発生頻度を下げて、また必要なら警察に介入してもらう、そういう対応内容で現場を評価するように改善すべき、これ全面的に同意いたします。私は中学3年のとき小学校から続くいじめのために円形脱毛症を発症してしまいました。小6のときから一部のグループから集団でいじめられお金の要求までされていました。私は中3の4月から一学期中、休学、自宅療養しました。親が中学校に何度も抗議をしましたがまったく聞き入れてもらえなかったので。やむを得ず私を守るために親が学校を休ませたのです、本当に助かった。役所の相談室の助言で2学期には転校しました。大津の場合自殺者が出て加害者がその後転校したようですが、現実には多くの場合いじめ被害者が転校することに追い込まれています。現実を直視して厳しくマネジメントするしかないです。「いじめをなくす」など綺麗ごとでは何も解決しません。加害者グループが今もノウノウと学校生活を楽しみ何も罰せられず、被害者である私だけが人生を大きく傾かせてしまった、今でもやつらを殺したいほど憎んでいます、自分も情けない、忸怩たる思いです、「いじめはなくならない」、この現実からスタートすべきです。「いじめはなくならない」との主張はいじめ加害者を増長させる? とんでもない、まったく逆ですよ、いじめ加害者達は「いじめなんかない」「この学校にはいじめはない」という学校側の隠ぺい体質にあぐらをくんでいるんです。内の親は加害者の親とも何度も話し合いましたが彼らは絶対にいじめを認めなかったそうです。担任も学年主任も認めませんでしたよ。いじめられた経験のある本人やその身内にとって、この木走さんの提案は少なくても真剣に読む価値があります。このような具体的な提言は議論するうえできっかけを与えてくれると思います、提案内容に問題があればそれも議論すればいい、少なくとも現状のまま放置するよりも具体的提言に基いて議論したほうが前に進む気がしますが。

元清水市中学生の男元清水市中学生の男 2012/07/22 23:11
 すみません、私はたまたまyahooニュースを通じてこのブログの存在を知って、たまたま元いじめられっことしてどうしても自分の思いを発言したいと思ったまでですが、みなさんのようにうまく文章をまとめる力がないので、ご指摘を受けているのでしょうか、もし意味不明の箇所があればすみません。お答えになっているのか自信がないのですが、私はやはり自信の経験から「いじめはなくならない」と強く主張せざるをえないのです。具体的な話は本当につらいのですが(当時を思い出すので)、私をいじめていたグループのリーダー格はクラス一優秀な頭のいい優等生でした。彼が本当に頭が良いならばなぜこんなくだらないいじめを繰り返すのか、私はいじめられ続けた日々、夜中に繰り返し繰り返し自問しました。私の結論はつたないけれど「これが人間社会だ、いじめは必ず起こるのだ」というものでした。クラスで一番頭のいい人が毎日のように私をいじめるのです、馬鹿な私は「私が悪いから特別にいじめられている」と考えるとその瞬間逃げ道が無くなってしまうようで怖いから、「世の中はいじめがあるのが普通なんだ」と考えたのです、それならば私だけが特別悪いわけではないと。今、私はもう成年になりました、いまの自分ははっきり自己主張できます、あの優等生は「卑劣極まりない人間だ」と。私に起こったことが特別なこととは思えない、大津の事件も含めて、今、私はそう考えています。なんども同じ話をしても失礼ですが、このブログで意見したのは、「いじめはなくならない」という厳然たる事実です。このブログで主張されていることに賛同したのは「いじめをなくす」という理想郷を放棄してくれているからです。現実を見ろ、と。それだけです。

うちの会社でもいじめありましたがうちの会社でもいじめありましたが 2012/07/23 00:01 会社での自分の立場上、誰かがずるして弱い人間にいやな仕事を押し付けたり、いじめが有って退職したりするのは自分的にも会社的にもマイナスです。
ですので
いじめっこやずるい人にはおもいっきり怒りつけたこともあるし、仕事から干したりしました。
とても幼稚な対処かもしれませんが
今、そのいじめっこといじめられっ子はきちんと仕事して周りとうまくやってます。
けどいじめっこやずるい人は根がそういう人間なので時々口頭注意します。今のところこれで大丈夫みたいです。

今後、もっと扱いにくい人間が出てきたとき、僕はまた対策を考えます。
それでも扱いにくい人間が出てきたとき、また諦めず対策を考えます。
何か問題が有れば次は起きないように考えるのは会社だけではないし繰り返さないことが大切だと考えます。
トヨタの人が得意なイメージがあるので学校のリスクマネージメントを任せてみたい。
で案に賛成します。

あれあれ?あれあれ? 2012/07/23 05:08 あなた同様「なくならない」と言ってるのに「なくす」という自己矛盾。
面白い指摘だったのに検閲、消去ですか。
そうやって臭い物には蓋をして、無い物にして、ただ傍観する。
これって件の教師と変わらないじゃないですかw

>あなたみたいな人がいるから、いじめがなくならないんだと思いますよ
同意せざるを得ませんね。

ソースがwikiの人に言っても無駄だと思うけど、もっと勉強してから書いた方がいいですよ。経験がない人ほど極端な話を、すごいこと発明したみたいに披瀝しますが、あなたの指摘は散々言われ続けてきたことで、実際学校現場は同じような理屈で動いています。それこそ、ネットで調べたら分かるでしょう。

覚え立ての言葉、使いたかったのかもしれませんが。今時、IP晒す云々というのも無知すぎるというか、マナー違反(自己矛盾)なのでは?個人情報保護法はご存知ですか。

あれあれ?あれあれ? 2012/07/23 05:10 >トヨタの人が得意なイメージがあるので学校のリスクマネージメントを任せてみたい。

これは冗談でしょうw
リコール問題のトヨタの対応は最悪だったじゃないですか。
管理職とは思えませんが…、あ、あなた管理人さんですか?

まさまさ 2012/07/23 11:18 僕も小学から中学2年まで、ここまで酷くはないけど「いじめ」られていました。
その立場でも、いじめられる側にも落ち度はあると思うし、いじめは無くならないと思います。
現に自分はその落ち度を改善して「いじめ」から脱却しました。

いじめを無くすのは世界中の核爆弾を無くすより難しいと思います。
核爆弾と同じで無くす方向に向かうのは当然ですが、管理人さんの言うように無くならないものとして対処の両方向からのアプローチが必要に思います。

けんけん 2012/08/24 12:19 「いじめはなくならない」私も同意見でした。いじめを無くすという事がもちろん理想ではあるが難しいと思う。悲しい事かもしれませんが、加害者にとって「いじめている行為」が(加害者本人は認識していないかもしれませんが)精神衛生上に安定している状態かもしれません。それに「いじめ」と「いじめじゃない」の境界線って誰も引く事が出来ないですからね。被害者は「いじめ」と感じても、聞く側(先生方など)は「それはいじめじゃない」「我慢してみろ」など上手く気持が伝わらない場合が多いでしょう。「いじめゼロ方針」では学校側も厳しいと思う。いじめが発覚する事がマイナス評価。ではなく、いじめに気付く。生徒達をよく観察する。普段とは変わりがないかを見る「目」を先生方や学校側に身につけて頂く事が大切かと思います。辛い思いをしている子供達に「寄り添って話を聞いてくれる」環境を整えて欲しいというのが切実に願うところです。この願い自体がただの理想論かもしれませんが、被害者側もぜひ勇気を持って相談する。そして自分自身でも何か変わってみようという勇気を引き出す方法を大人達がアドバイス出来るよう努力したいものです。そして加害者側へも精神衛生上に安定出来るポジティブな行動を示せる器用が必要なのでしょう。なんだか単なる理想を書いただけになってしまいましたが、これから順次小学生になって行く我が子3人には、辛い事もあるだろうが強い心で荒波を乗り越えて行って欲しいと願うばかりです。もちろん加害者側にならない前提です。

賛成賛成 2012/09/28 12:38 リスクマネジメントの一環として、「いじめられたとき」どうすべきかを、いじめはダメだという教育と並行すべきだと考えています。
警察を介入すればオールオッケーと考えている人の方が、平和ぼけです。

まみまみ 2012/11/01 17:41 死ぬより将来相手に復習できる証拠をそろえて必ず復習すれば100年後にいじめはなくなるかも。

ゆうゆう 2013/03/12 08:09 リスクマネジメントの考え方は間違ってないと思いますが、現場対応のためというよりはむしろ教育政策などを決定する場合などで効果を発揮するものと思います。
リスクマネジメントする場合、エンドポイントを設定しますが、
他の分野の例では、特定の化学物質による発ガン患者数を年100人以下というふうに設定します。0人に設定しないのは、その化学物質がすでに拡散していて、環境中から取り除くことが不可能であると判断される場合などだからで、病気を抑制するための複数の対策案とそれにかかるコストを比較し、適正な手段を決定するための客観的情報を提供します。
いじめとかの場合は、このような考え方を適用するのは難しい面があるかもしれません。例えば、中学生の自殺者を年間10人以下に設定する。。。というのが受け入れられるかどうか。
いじめはなくならないというのは私も同意ですけどね。

 2014/05/09 17:52 俺もいじめられてたから書くけど、
何時の時代になってもいじめをする捻くれた人間はいなくならないよ。
もし本当になくそうと考えたら、宗教臭い洗脳とか、そもそも生まれた時から判別して抹消するとかしかないんじゃないかな。
いじめを行った人間を抑圧して、その時のいじめを無くしたとして、ソイツは確実に同じことをするからね。

結局は(まともな)親や教員が子どもを「管理」しなきゃいじめを抑えることすらできないよ。
「いじめをなくそう」なんて、いじめられたことのない人間のお花畑な理想論でしかないよ、現状。