「ジョン・ローレンス・サリバン」のJK
ジョン・ローレンス・サリバン
John Lawrence Sullivan
もともとはボクサーの名前であるらしいが、
実は日本人・柳川荒士さんがデザイするブランドの名前で、
07春夏で第一回目東京コレクションを果たした
今勢いのあるブランドだ。
公式HP:http://www.john-lawrence-sullivan.com/
私は異業種からファッション業界に入ったくちなのだが、
実は柳川氏も、異業種から。
しかも異業種といっても、プロボクサーである。
その辺りからもブランド名に対する思い入れを感じる。
そういう自分との共通項もあって、
ジョン ローレンス サリバンに興味をもったわけだが、
いろいろ調べていくうちに、
とりわけジャケットなどのテーラードが好評で、
ブランドの紹介で、彼の経歴の二言目には必ず、
そのことについて触れられている。
伝統的なイングリッシュスタイルが基盤で、
数ある規約を守りながら柳川流にアレンジされた、
シルエットや素材感、品質はどれをとっても一流職人の仕業。
引用元:http://www.solostyle.jp/shopping/johnlawrencesullivan/index.html
そこで、
もともとオシャレではない私のような、
そして、テーラードどっぷりの自分にとっては、
非常に親しみを感じ。
ブランドを知ってから、四日目の今日には買ってしまいました。
それが右上の写真のジャケットです。
っということで今回の日記は、
前置きが長くなってしまいましたが、
ジョン ローレンス サリバンのジャケットを解析。
その作りやいかに!?
【ジョン ローレンス サリバンのジャケット】
タグより
品番(?):1B001'06
サイズ:38
色:紺色
素材:表地 ウール 90%
カシミヤ 10%
裏地 キュプラ 100%
デザイン・仕様
・一つボタン
・ピークドラペル
・袖ボタン 四つ 本切羽
・ラペルなどにステッチあり(なんと奥ボシもあり)
・お台場仕立て
・汗脇パットはない
・衿裏にカラークロスあり
・共布のスラックスあり(こちらは買ってません、汗)
・内側のブランドタグは紋章のマークではなく、ブランド名のみ
・N点から第一ボタンまでの距離49cm(深いVゾーン)
・ラペル幅7.5cm、ゴージライン高め(ピークドですが)
(深いVゾーンとステッチでラペルに存在感あり)
・腰ポケットの端 D管止め
正直びっくりしました。
テーラードを踏襲しており、
仕様をみてもメンズの工場でちゃんと縫ったんだろうなと思います。
またコレは中をあけて見ないと確かではないが、
ひょっとすると、ちゃんと前に四層じゃないにしろ、
毛芯が入っているかもしれません(つまり接着芯ではないかも)。
ただラペルにはハ刺しないしミシンのあとが見られなかったので、
こちらは接着かも。(違ってたら本当にスミマセン。)
素材も肌触りがいい。
毎日ロロピアーナ触ってて手は肥えていると思うのですが、
十分に満足です。
さてサイズに関してですが、ゾゾタウンからの情報だと
■サイズ表記:36
【着丈:70.5cm、肩幅:39.5cm、袖丈:64.5cm、身幅:45cm】
■サイズ表記:38
【着丈:72cm、肩幅:41cm、袖丈:65cm、身幅:46.5cm】
http://www.solostyle.jp/shopping/johnlawrencesullivan/1b001_06_navy_st/index.html
私は38を着ているわけですが、私は
身長 168cm
チェスト 91cm
ウェスト 75cm
スーツのサイズではY5(好みでY4の時あり)
肩幅がある方です
サイズスペックで分かるよう、
着丈はテーラードの基本の長さだと思います。
つまり、最近の流行のお尻の見える短いジャケットではありません。
大人な感じ。
ただ袖丈がめちゃめちゃ長いです。
しかも本切羽仕様になっているので、
ツメは袖山からでない限り、基本的にはできません。
でも肩幅、チェストは狭く作ってます。
アームホールも小さめです(なるほど)。
ただ中胴は比較的ゆったりしているかも、
(おそらく基本に沿ったこぶし半個のゆとり分だと思います)
もう1ないし2cmつめたりして、個人的には
よりブリテッィシュトラッドぽくウェストラインをきゅっとしてもいいかも。
いづれにせよ大満足。
今年の冬はこのジャケットを着て、
気に入ったらパンツも買ってセットアップで着ようと思います。
柳川さん、ありがとうございます。
最後に写真小さくてスミマセン。