市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

Annals of Physics のメール騒動、収まらず(週末で対応してないのだろう)


  • 既に100通を越える。

  • 西野さんまで書いてるけど、あっちの人達の 「また変な(読めない)メールが来て何だ!」っていうメールを誘発しそう。

  • AOPが勝手に、大量のメールアドレスをリストに放り込んでるから、 リストへの投稿制限をしてないのがダメなんだが、 皆の判断力も問題。(分母はどれくらいか?)

  • 最初に reply した人の文面見てちょっとパニクッてるのか-- 「購読してないので外して(じゃないと課金されたらたまらん)」ってのに、 「俺も俺も」とか「いや俺は外さないで」とか。 virus とか言ってる人も居たなぁ…

  • しかし footer に従ってもlistから抜けられないのか?

  • (顛末が見たいのでそのままにしてる)

内藤國雄九段の1000勝に乾杯--将棋の「美学」の復権を(大川渉) @MSN journal 掲載から


  • とりあえず抜粋


    • 「だれもが指す戦法は指したくない」… だから、詰将棋や「次の一手」の著作は多いが、戦法を解説した本はあまりない。 … 昔、内藤九段が矢倉戦法を解説した本を読んだが、 「定跡ではこうなっているが私はこう指したい」「こう指しても一局」 「定跡とは異なるがこれでも指せる」などの記述があちらこちらにあって … これでは定跡書にはならないと思った。

    • 今の将棋界は、一つの戦法が優秀だと分かると、一斉に皆がそれに飛びつく。 そのために、日ごろから棋士が参加する色々な「研究会」にこまめに顔を出し、 最新の定跡を押さえておかないといけない。研究会に出なくとも、有力棋士の 最新の棋譜をパソコンで取り寄せて研究しておかないと、 あっという間に取り残されるという。 … これは、先端科学の研究者の世界のようですらある。 「対局」は、日ごろの研究成果を発表する「学会」である。

    • 私は、「カニカニ銀戦法」の児玉孝一七段、 「風車戦法」の伊藤果七段ら自分で編み出した変則戦法で戦っている 孤高の棋士が好きだ。

  • つまり「先端科学の研究者の世界」は 「一つの戦法が優秀だと分かると、一斉に皆がそれに飛びつく」 人達の世界らしい。

    • 「学会」が「対局」なら学会での勝敗とは?

    • もし居たら「カニカニ銀戦法」の研究者とか「風車戦法」の 研究者に惹かれる、あんまり勝てないのかな。

    • 「定石は役に立たない」とは andrew wiles が言った言葉

知のディズニーランド、ハーバード大学(田中宇)@msn journal


  • 気になった所の抜粋


    • MITで講演したノーベル賞経済学者たちは、過去50年間のアメリカの 発展の一因として、高等教育の成功をあげていた。 (反面、アメリカでは小中学校など初等教育が成功していないと指摘した) そして対照的に、その翌日に講演したエズラ・ボーゲルは、 日本でここ数年間に停滞がひどい分野の一つは、大学を中心とする高等教育だ、 と指摘していた。

  • だからどうしたって事はないが(ディズニーランドと言われても 全然心浮き立たないし…)。ただ、漠然とだが、 アメリカの大学(と言っても西海岸の幾つかしか知らないが) は外を(外にも)向いているのに対し、 日本の大学は内を向いている(内しか向いていない)気がする。 人環は建物と植木、ベンチ込みで新しく作ったが、 今そのミニ公園もどきの荒れようは…絶対外向き(よそ行き)でない。 お母さんが子供を連れて散歩しようなんて、ここではありそうにない。

  • 10/19 後記、 関連記事 団藤保晴の「インターネットで読み解く!」 時評「東大定年延長を止めない不思議」 (2000/10/12)

    • 5/25/2006: 黒川氏の講演 (東大の停年延長問題)