市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

calorine が 2D turbulence について少し話してくれる


  • FOM の最後の話し(2D or not 2D)、あれは常にふつうの cascade になるはず なのだそうだ

  • velocity field をきちんと見た時の energy は、確かに inverse-cascade する が、passive scalar を見た時の energy は常にふつうの cascade をする

  • 流体にインクを垂らした時に、そいつが大きな構造を持つことは無い

  • inverse-cascade は何ってことになるが、 2D で incompressibility が効くと、vortex が小さい奴を食って行って成長する ことに対応するのだそうだ

  • vortex はそいつが構成する分子の違いは気にしないが、 passive tracer は多分その違いを気にする(ことが、拡散の本質?) …何か違う気がするが

  • calorine の説明は「速度と passive scalar で統計が違う」と主張、 その「統計」を時間発展と読んで、上の議論になったのだが、 まだ何か gap があるなぁ…

lubrication proj (= 論文2000/4-2)


  • code 見直し


    • 2Blub の code を API をそろえる意味で分割 -> projection 系の code と共有

    • astyle を適用 (astyle --style=gnu --mode=c --pad=oper)

    • plain lub と比較、整合させる

  • N が大きい領域でのチェック


    • 近接粒子数は最大 12 個 (最密充填、6方最密か fcc)、 np=13 でこの configuration を使う

    • collective motion が実は見たいものである、という認識を持つ (間抜け)

  • 自宅にて、色々とモヤモヤと考察