ALF project
符合問題、その2 (最後の悪あがき(か?))
acoustic standing wave がやっぱり分からないので、 文献蒐集
自宅にて、取って来た論文に目を通す
SBSL 関係:
Rayleigh-Plesset の SBSL 領域での詳細な議論。 残念ながら圧力勾配は考慮されていない
M.Dan et al. (1999) Phys.Rev.Lett. Vol.83 pp.1870-1873:
SBSL のパラメータサーチで p0を探る
T.J.Matula (2000) Ultrasonics Vol.38 pp.559-565:
こいつはパラメータ空間で g (浮力) を振ったらって話
T.J.Matula et al. (1997) J.Acoust.Soc.Am. Vol.102 pp.1522-1527:
SBSL で buoyancy と primary Bjerknes force のバランスを議論。 bubble があると波長が延びるって結果(実験)は興味深い。 解析はない(彼らはしていない)と言ってよい
acoustic streaming 関連:
E.H.Trinh and J.L.Robey (1994) Phys. Fluids Vol.6 pp.3567-3579:
ultrasonic levitator で浮かせた drop 周りの流れ。 気体中の liquid drop って点が違うが、 やっぱり streaming はあるし、大事なのか?
A.Rednikov and N.Riley (2002) Phys. Fluids Vol.14 pp.1502-1510:
上の実験に対応する数値、理論解析
M.S.Longuet-Higgings (1997), Proc. R. Soc. London A. Vol.453, pp.1551-1568:
動径、並進共に振動する bubble の potential flow の(lagrangian)流れ。 何が point か、理解できず
J.E.Ffowcs Williams and W.F.Hunter (1970), Proc. R. Soc. London A. Vol.314, pp.363-385:
音波の bubble での散乱を議論。 音の世界に馴染んでないので頭に入ってこない
先日(28-2-2002) 久しぶりに 定義集 を見てて、
折も折 acoustic streaming 関連を勉強していて、 「ほぉ萱沼さんは(ああ見えて)流体力学にも詳しいのだなぁ」 と感心した
がしかし、(「そんなこともないか」と思って) "Longuet-Higgins" さん がそっちの世界にもいるのかな、と調べて見た
どうも Hugh Christopherさんかな? Longuet-Higgins phase ってのがあるらしい
cf. cond-mat/9709239 (J.E.Avron and J.Berger, Chem. Phys. Lett. 294 (1998) 13-18.)
H. C. Longuet-Higgins, Proc.Roy.Soc.Lond. A (1975) Vol.344 pp. 147-156.
そういえば、昨日の coffee time に、 Batchelor は自分でも他人でも物理現象に人の名前の付けることは 嫌っていた、と leen が言っていた