市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

「データベースの権威が望遠鏡に注目する理由」 @mochio


  • 「(Jim Grayは)こんなことも言った。
    「これは純粋なサイエンスだから素晴らしいんだ。 バイオテクノロジーのデータなんかを取り扱うと、 これでどうやってビジネスに結びつけるか、 どうやってこのデータで金儲けをするのか、 すぐそういう話になる。 ワールドワイド望遠鏡の天文データは絶対にそうならない。 商売になんて絶対にならないんだから。」
    … 僕がJim Grayから感じたのは、スケールの大きな超一流の研究者は、 考え抜いて、いい問題設定をするものだなぁ、ということであった。」

  • 9/27/2003

「七年区切り説」 @kshara


  • 折りも折り、自分の研究経歴を振り返っていたんだが、 しかし飽きもせず、 ずぅっと、おんっなじことを、じぃっと、やってんな、と思った、 自分で

    • これは意識的にであって、 万能選手を目指したけど結果としてそうなった訳ではない

  • 7 年説は、その区切りから普通の人には applicable だろうけれど、 自分の場合はどうかな、と見てみる

    • II 期までは、その意味で順調だったけど、 III 期前半は、まるでこの世に存在していなかったというような、 そういう期間だった

    • 1984 ~ 1990 辺りが転回点 (域) なんだが、 それが実は、 1984 年夏の、極めて物理的な一つの出来事に収斂してることに、 今初めて思い至った

    • で、 IV 期に (別の) レールに乗ったと思ったら、 V 期は本当に波瀾万丈であった

      • 多分、そういうレールに乗っていたんだろう、無意識に

      • 半分は気付いてたんだろうけど、 基本的に思慮浅いからな

    • 次の VI 期は、正直全く想像がつかない

      • V 期を糧にできるかどうか、ということだな、きっと

      • 色んな経験を積んだことは確かな訳で

  • 一方で、やっぱり、人生は指数的 (あるいは finite-time singularity というか、アキレスと亀というか) だと思う

    • 時間に振り落されないようにしないと、 恐ろしいことになると思った

  • エスティメイト」を自覚的にすることは、 自営業者としては当然なんだが、 上界なんて意識したことのないな、と思う

    • いや、多分、 (もっと広い意味で) そんなもん、 遥か昔から見えていて、それは意識していたな

    • 思えば、最初からずっと、ある意味で最適化してたんだ、 と、そういうことにしておこう

  • 同じ時間軸にいる人のことばには、何かしら考えさせられる (いまいる場所は、色んな意味で、全然違うんだけど)