市來健吾の日記

プログラマ、(元)物理屋(ナノテク、流体)

ryuon


  • stokes3 の polydisperse 対応

    • まず非周期で mono と poly のチェックを済ませておく (Durlofsky et al. 1987 で)。 two-body-res (50項) と twobody (100+alpha 項) の精度の差が出て来るが、問題無し。 (表の数値の一つの最後の一桁が四捨五入で一つ繰り上がったが、 多分、こっちの値が正しいものだろう。)

    • stokes3 のテスト(SC N=8) に戻る。スピードは許容範囲になっている。 mono と poly の対応は、上の2体の厳密解の精度由来の小さな差のみ。

    • 周期系のチェック。 Brady et al. (1988) の表1で比較。確認済み。

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  • 隔週なので今日が二回目。ナノテク研究所の理論グループというだけあって、 louge 言うところの chemical physics な世界だった。 自分の出自は一応、統計物理(理論)なんだけど、 古典の、それも連続体に逃げて来て結構経つしなぁ、全然ついていけなかった。 勉強しなくては。

  • その後、グループの一人と共同研究の模索。(ボスのアレンジなんだって。) 二人の立ち位置がかなり隔たっているので、まず目標設定が難しいことを、 いろいろなレベルでひしひしと感じた。 マネージメントは客観的に(冷静に)、実際の研究は主観的に(情熱的に)、 ということを、今回は意識してやっていこうと思う。

    • 前回のUWOでは、 自分にとって新しい分野に進もう(というか、進まなくては) という意識が強すぎたせいか、 自分の過去を捨ててアプローチした所があるが、 それは、結果として、双方にとって良くない部分が多かったと思う。

    • もちろん、その結果としての仕事自体は悪くないと思ってるし、 自分の中では大きな経験になっているので、悪いことばかりではない。