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パナソニックは松下電器に学べ

6日の東洋経済オンラインによると、2011年度の有給休暇取得ランキングは
自動車大手のホンダが3年連続でトップとなった。
とはいえ、11年度は震災が発生した直後ということもあり、ボランティアの需要が高まったことから
有給休暇の取得率は向上しているとみられ、すべてを自分の時間として
使用したのかは疑問符が残るところだが
ホンダについては、3年連続トップであることから
そのあたりは本物であるようだ。
これは恐らく、同社の創業者である本田宗一郎氏の教えが徹底されているためでもあろう。
「会社のためではなく、自分のために働きなさい」というのが本田流の経営哲学の一つであった。
本田技研常務の岩倉信弥氏『本田宗一郎に一番叱られた男の本田語録』によれば
「本田さんは、社員がやりたいと思ったことをやらせる風土をつくったのである。
 同時に、やりたいことをやらないことは恥であるような社風もつくっていった」と述べている。
当然モノづくりに対する情熱は人一倍持っていた本田宗一郎だが
会社とは社員にとって何であるべきか、を体現した人物であるといえる。
社員を大切にしたといえば、松下電器産業(現パナソニック)の松下幸之助も経営の神様として
有名であるが、パナソニックはランクインしていなかった。
情報を開示していないだけかもしれないが、それにしてもパナソニックはどうしてしまったのか。
当然企業は時代の趨勢に応じて変革が求められる。
しかし、決して変わってはいけないものもある。
多額の赤字を計上し経営の不調が続くパナソニックだが
ここで松下電器産業に学ぶ必要があるのではないだろうか。

メガソーラー続々参入、疑問の声も

四国の地場住宅資材メーカー、南海プライウッド株式会社(香川県高松市、丸山徹社長)
は6日、子会社のナンリツ株式会社が高松市内にメガソーラー発電所
開設することを決定した。
開設するのは、同市内郷東町の日通香川運輸倉庫付近の同社倉庫跡地。
瀬戸内海に張り出した部分で、雨が少なく安定的な太陽光発電が期待できる地域だ。
この事業は、政府の固定価格買取制度が施行されたことに伴って
行うことを決定したもので、敷地面積は約1万7000平方メートル。
発電規模は約1メガワット。想定発電量は年間約110万キロワット(一般家庭280世帯程度)を見込む。
開設は今年10月を予定しており、名称は「メガソーラー郷東発電所」となる見通し。
再生可能エネルギーの固定価格買取制度は、2013年3月31日までに経産省の認定を受ける必要があり
10キロワット以上の場合は、42円、調達期間は20年を予定しているため
メガソーラーに参入する企業も増加しつつある。
東北においても、仙台市の建設業、株式会社橋本店が1月に仙台初のメガソーラーを開設するなど
メガソーラー事業に脚光が当たっているのが現状だ。


一方で、買取価格の妥当性や
ソーラーパネルのコストや耐久性については
疑問の声も挙がっており、性急な太陽光発電事業にシフトするのではなく
段階的な再生可能エネルギーの活用が求められているといえるだろう。