５／１２（木）東浩紀×滝本竜彦

「降りる自由と僕たちの未来」
Open18:30/Start19:30
\1000(飲食別)
会場：ロフトプラスワン
 http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/
マジで楽しかった。

引きこもりだ、脳内彼女だ、てなことを書いている小説家の
滝本竜彦さんと、
哲学者の東さんのトークで、話して欲しいテーマを会場のアンケートで集めたときのこと
「男の人はどんな女性が好きなのですか。女性を選ぶときどこを最優先しますか。顔ですか、性格ですか、体ですか、胸ですか」
というアンケートに

東：顔か性格かと言ったときに、顔じゃないと言いたいんだけど、これは難しい問題をはらんでいて。ある程度の歳になったら顔に責任を持てという言い方があるように、顔と性格はある程度リンクしていて、分かちがたい物がある。若いときは見ている顔のサンプル数が絶対的に少ないから、好きな顔のタイプと言ったときに、丸顔とか三角とか５種類ぐらいしかないのが、ある程度年齢が行くと、色んな顔を見てサンプル数が増えて、タイプが300種類ぐらいに増えたときに、この顔というのが、どういう性格の人間なのかがある程度読めるようになってくる。歳を重ねてサンプルが増えたことで、顔と性格が結びつくようになってくる。そうなったときに選ぶ顔というのが、顔を選んだのか性格を選んだのかが、非常に分かちがたくはあるよね。

というヘーゲルの精神現象学を意識した哲学者としては至極ノーマルな回答の後に「ひきこもり世代のトップランナー」滝本さんが

・・・それ、大きく違うと思う（爆）。まさかこのテーマで魔導師が出てくると思わなかった。まあ、脳内彼女のパラメーターはバランスで配分出来るかもしれないけどさぁ。

滝本さんがライトノベルに出会うきっかけになった話で。

滝本：ずっと小説とか嫌いで漫画ばっかり読んでいたんですよ。ずっとコロコロコミックとか読んでいたのを母親が心配してライトノベル2冊と坊ちゃんを買ってきて、ライトノベルをエサに坊ちゃんを読ませようとしたんでしょうね。それで、ライトノベルにハマって、いまだに坊ちゃんは読んでないです。
東　：それ、いくつのとき？
滝本：小学4年です。そのあと、アフタヌーンを読むようになって。
会場ざわめき
東　：コロコロコミック、ライトノベル、アフタヌーンでしょ？確かに知的レベル上がってるよ。
滝本：ウォーー、こんな漫画があったのかーーー。って読んでいると頭が良くなったような気がするんですよ。
会場笑