Table Games 24 hrs. / hatena ed.

2011-03-27

フェレータ/反逆者 Verrater (Casasola Merkle, 1998)

| 11:47

Verraeter

by Marcel-Andre Casasola Merkle

publisher:Adlung Spiele(1998)

This translation is made by me through the courtesy of Mr Marcel-Andre Casasola Merkle.


反逆者

三人または四人用

十二歳以上向け

ゲーム時間四十五から六十分


高地で紛争が勃発しました!

互い争う二公家薔薇の家そして鷹の家…が、可能な限りの地を我が物にせんと動いています。みな勝利点を求め、ある時はこっちの公家またある時はあっちの公家について闘います。紛争の最中に反逆者が寝返りを起こすかもしれません。建設者は倉庫だの財だのカードを持ち出し、外交官は守りたいほうの公家を守ります。戦略家の周到な計画による次の紛争に備えて、農業家は蓄えに走ります…

ゲームの目的:二公家間紛争の中、敵の土地をなるべく多く占領し、それにより勝利点を稼ぐこと。



内容物

行動カード Aktionskarte 六枚

所属カード Gesinnungskarten 四枚

補給/財産カード Gutshof/Kontorkarten 十二枚

紛争カード Konfliktkarte 一枚

土地カード Landschaftskarten 十二枚

初手番カード Startspielerkarte 一枚

戦略カード Strategiekarte 一枚

戦力カード Versorgungskarten 二十三枚

説明カード Ubersichtskarten 六枚

説明書



説明カード

説明カード一はゲームのレイアウトです。土地カードLandschaftscarten 12枚を円形に、下部を中心に向け並べ、行動カードAktionskarteを円の中心に伏せます。補給カードVersorgungskarten 23枚は伏せて山にします。各人自分の所属カードGesinnungskartenを自分の前に置き、補給/財産カードGutshof/Kontorkartenをその下に敷きます。使った補給/財産カードは土地カードに半分滑り込ませます(残りの半分は外側に出す)。


説明カード二は土地カードLandschaftscartenについて。Weideは牧地です(他に、町Dorf、川Fluss、荒地Odniss、都市Stadt、森Wald)。明るい背景色と右隅の鷹が、この土地が鷹家側のものであることを示します(薔薇家側は暗い背景色)。左隅にはベースとなる戦力値が書かれています。ローマ数字は同一公家に属する人数を、対応する丸数字はその公家に属する者にそれぞれ与えられる勝利点を表します。


説明カード三は紛争のやり方について。紛争カードは二枚の、互いに異なる公家が所有する土地カードの間に置きます。この場合、一人しか所属していない薔薇家が勝利したら、薔薇家に所属する人は勝利点5点を獲得します。三人が所属する鷹家が勝利したら、鷹家に所属する三人はそれぞれ勝利点4点ずつ得ます。


説明カード四は六種類の行動を示すもので、上から順に、

「反逆者Verraeter」所属公家を変更し勝利点1点を得る

外交官(二)Diplomat2」戦力カード一枚と戦力値2点を得る

外交官(五)Diplomat5」戦力値5点を得る

「建設者Baumeister」補給/財産カードを使用する

「戦略家Stratege」勝利点2点を得て次の紛争地を決定する

農業家Bauer」戦力カード3枚を得る


説明カード五はゲームの流れを記したもので、以下に示す順に進めます。

手順一:紛争地決

手順二:行動選択

手順三:戦力カード選択

手順四:行動カード公開

手順五:紛争解決

手順六:勝利点配分

手順七:建設

手順八:戦略行動

手順九:戦力カード廃棄

手順十:戦力カード補充

手順十一:行動カード返却

手順十二:初手番移動

手順十三:ラウンド終了



準備

所属カードは、自分が味方に付く公家を示します:一人一枚取ります。

初手番カード:誰が最初の手番を行うか決め、その人の前にこのカードを置きます。その人の所属カードは鷹家側でなければなりません。他の人は薔薇家側でも鷹家側でも任意に決めます。

土地カードはゲーム場を形成します:二枚ずつ六種あるカードを、一枚ずつ六種のカードによる山ふたつに分けます。片方の山は全て、鷹家側を表にし、もう片方の山は全て薔薇家側を表にします。そして二つの山を一緒にして、カードの表裏がひっくり返らないよう注意しながらよく切り、説明カード一にあるような形に、時計回りに並べます。カード下部が円の中心に向かうように並べます。

補給カードは、戦力カードを集めるために使います。財産カードは、ゲーム終了時にボーナス勝利点をもたらします。各人自分の色のものを三枚受け取ります。初手番の人から、補給カードを一枚、まだ補給カードが置かれていない任意の土地カードの下に、半分潜り込ませるようにして置きます。自分の公家が持つ土地に置かれた補給カードは、ボーナスの戦力カードをもたらします。残りの二枚は後のために、自分の所属カードの下に置いておきます。

重要:一つの土地カードの下に置けるカードは、一枚だけです。

戦力カードは紛争の解決に使います:各人、戦力3、戦力4、戦力5の戦力カード一枚ずつを受け取ります。残りはよく切って、山として伏せておきます。

戦略カード、紛争カードは初手番の左隣の人が持ちます。

行動カードは裏向きに、円の中心に置きます。

誰か一人が鉛筆と紙を使って得点を記録します。



ゲーム

手順一:紛争地決

戦略カードの所有者が、紛争カードを、所有公家が異なる二つの土地カード(片方が薔薇家、もう片方が鷹家)の間に置きます。紛争はそこで起きます。


手順二:行動選択

初手番の人がアクションカード六枚をよく切り、一番上の一枚を中身を見ずに戻します。そうしたら残りの五枚の中身を自分だけで見て、一枚を取り、他人から中身が見えないよう所属カードの下に伏せて置きます。残りの行動カードは左隣の人に渡します。渡された人は中身を見て一枚選びます。これを全員が行動カード一枚を選ぶまで続けます。誰も選ばなかったカードは、伏せて山に戻します。


手順三:戦力カード選択

初手番の人から順に、手札から0-5枚の戦力カードを選び、選んだカードを公開して自分の前に置きます。


手順四:行動カード公開

全員、自分の行動カードを公開します。「反逆者」の行動だけはこの時点で実行します。

反逆者:この行動を選んだ人は、所属カードを裏返し、所属公家を変更します。もう一度この行動を選ぶまでは、新しい公家にずっと所属します。


手順五:紛争解決

戦力値の総計が多い側の公家が紛争の勝者となります。「土地カード」、「公開された戦力カード」、二枚の「外交」の行動、以上の三種が戦力になります。それぞれのカードの戦力値は、四角の中に書かれた数値が示しています。カードに書かれた戦力値が、それを出した人の所属公家の戦力値に加算されます。


手順六:勝利点配分

紛争に勝利した公家に属する人は、征服された土地カードに書かれている勝利点を得ます。勝利点の量は、勝利公家に属する人の数によって変わります(説明カード三参照)。勝利点は紙に記録しておきます。

「反逆者」と「戦略家」:紛争結果に関わらず、「反逆者」は1点、「戦略家」は2点の勝利点を獲得します。

最後に、征服された土地カードを裏返し、勝利公家の所有にします。

重要:戦力値が同値で引き分けになった場合、土地の征服は起こらず、「反逆者」「戦略家」以外の得点はもらえません。


手順七:建設

「建設者」を選んだ人は、自分の「補給/財産」カードを一枚、場に出す(あるいは変更する)ことができます。

カードは土地カードの下に、半分潜り込ませるようにして置きます(説明カード三参照)。すでに場に出されたカードをひっくり返して、違う種類(補給←→財産)にすることはできますが、違う土地のところに動かすことはできません。

重要:場に出せる財産カードは2枚までです。財産カードは、置かれた土地がどちらの公家のものであるかに関係なく、ゲーム終了時に勝利点ボーナスをもたらします。補給カードは3枚置いてもかまいません。


手順八:戦略行動

「戦略家」を選んだ人(手順六で勝利点2点を得ているはずですが)は、次の紛争地を決める権利を示すカードである戦略カードを受け取ります。この権利は、誰か別の人が後で「戦略家」を選ぶまでは続きます。


手順九:戦力カード廃棄

公開された戦力カードを全て捨て札として、山の隣に表にして積んでおきます。

山が無くなったら、捨て札をよく切って山とします。


手順十:戦力カード補充

農業家」を選んだ人は、最初に山から3枚の戦力カードを補充します。

次に初手番の人から順に、自分の所属する公家が持つ土地のところに置かれた、自分の補給カード一枚につき、一枚の戦力カードを山から補充します(「農業家」には、この補給カードによる補充はありません)。

財産カードも、相手側の公家が持つ土地に置かれた補給カードも、戦力カード補充の役には立ちません。

最後に、「外交官(二)」カードを選んだ人は、戦力カードを一枚補充します。

修正ルール:プレイヤーは、カード補充枚数が多すぎる場合、本来受け取る権利があるよりも少ない枚数で我慢するか、あるいは、カードを引く前に、余ってしまう手札をあらかじめ捨てておくか選ぶことができます。

手札にできる戦力カードは最大5枚です。


手順十一:行動カード返却

全員、もとあった場所に行動カードを返却します。


手順十二:初手番移動

初手番カードの所有者は、それを左隣に渡します。


手順十三:ラウンド終了

四人ゲーム時で8ラウンド、三人ゲーム時で9ラウンドが終了したら、ゲーム終了となります。

十二枚全ての土地が一公家のものになった場合、ゲームはそのラウンドの「手順十」終了時をもって終了とします。



勝者決定

ゲーム終了時に各人とも、「財産カードの枚数」×「手札にしている戦力カードの枚数」だけの勝利点を得ます。但し、戦力カードは最大で3枚までしか勘定に入れません。場に出せる財産カードは最大で2枚なので、ゲーム終了時に手に入れられる得点は、最大で6点ということになります。

以上の処理が終了した時点で、最も多くの勝利点を獲得した人が勝利となります。