中華民国99年(2010年)と干支のあれこれ

kiki_kuro2010-02-12


お菓子をスーパーで物色中、「賞味期限」という印刷が目に入った。「賞味期限:99年5月1日」。「え?99年って何?? 今年は西暦で2010年じゃん。仏暦にしても確か500年くらいを加えた年号だったはず…」(→仏歴は西暦に543年加えた年号)。
今回の旅、実は空港⇔ホテル間の送り迎えをしてくれるガイドさんがついた。中学と高校の先生をしていたという台湾人のガイドさん。国文を教えていたという彼によると、中華民国(台湾)ができて99年という意味だそうだ。1912年が元年。日本では大正元年にあたる。ガイドさんは、この年号が同一であることに繋がりがあるように説明していたが、以下の引用Wikipediaによると関連性はない、と記載されていた。中国本土よりその歴史は長く、来年(2011年)は100周年だそうだ。ちなみに中華人民共和国は1949年10月1日に建国。ちょうど2009年10月には盛大な60周年を記念するイベントなども開催されたようだ。
2010年の春節は2月14日(年により日程変動)。干支も日本と同じで、寅年だそうだ。台湾でも、寅年の女子は強い・尻に敷かれる、というイメージがあるらしい。また辰は縁起がいいとされ、子供を産むなら辰年がよい、とされる風習がある。
霊力のある動物は、「龍」「麒麟」「亀」「鳳凰」。この縁起のいい動物は名前に付けたりすることもあるらしい。ちなみにガイドさんの兄弟はみな名前にこの縁起のいい動物の文字が入っていた。

民国紀元(みんこくきげん、正体字中国語:民國紀元・民國紀年)は、中華民国が成立した1912年を紀元(元年)とする紀年法である。中華民国暦(ちゅうかみんこくれき)ともいう。西暦(キリスト紀元)との差は1911年で、民国年に1911を加えると西暦年となり、西暦年から1911を減ずると民国年となる。かつては中国大陸で民国紀元が使用されていたが、現在では中華民国政府が実効支配する領土(台湾、澎湖、金門、馬祖)で、西暦とともに使用されている。そのため、中華民国では食品の賞味期限などが民国紀元で表記されている場合がある。
民国紀元は、日本の大正、及び朝鮮民主主義人民共和国主体暦(チュチェ暦)と元年が一致するので、「民国N年」は「大正N年」と「主体N年」に相当する。但し、大正は1912年7月30日から1926年12月25日までの期間なので、完全には一致しない。もっとも、大正元年である大正天皇の即位年と、主体元年である金日成の誕生年と、中華民国の成立年が偶然にも同年であるというだけで、これら3つに関連性は全くない。◆引用:Wikipedia