bullet proof soul / side-B

じつは防弾仕様になっておりません

  Book Baton がまわってきてしまいましたよ  


id:uronnanekoさんからです。今「やられたらやり返せ」という言葉が脳裏を過ぎりましたが、気のせい気のせい。
本かぁ、音楽以上にムツカシイ。別の意味で。アレも入れたいコレも入れたい。狂う。


■持っている本の冊数■
900冊前後みたいです。4台のスライド本棚を1台半減らしたばかりです。ほとんど文庫です。増やさないように、減らしていくように努力中。シンプルな暮らしに憧れつつ煩悩が去ってくれません。


■今読みかけの本 or 読もうと思っている本■

わが母なる暗黒 (文春文庫)

わが母なる暗黒 (文春文庫)

現代ノワールの代表エルロイが、未解決のままとなっている実母の殺人事件を再調査した記録。事件当時10歳だった少年が、如何にして現在のジェイムズ・エルロイになったのかに興味がある。そう、ゴシップ的興味で読み始めたのです正直なところ。



■最後に買った本(既読、未読問わず)■

忙しい蜜月旅行 (ハヤカワ文庫 HM (305-1))

忙しい蜜月旅行 (ハヤカワ文庫 HM (305-1))

外出時、上記の本を忘れてきた事に気付き慌てて買った。偶然見つけたのですグッドタイミング。 貴族探偵ピーター卿を主人公にしたシリーズですが、執事(従僕?)のバンターのファン多し。


■特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊■
これが一番悩むところ。天気によって体調によって日によって違うのです。今日の気分は・・・。うーん、シリーズ物が好きなので「5冊」ではなく「5シリーズ」とかんがえていただいてもいいかと(それだって悩みに悩んだ選択です)。

ストリート・キッズ (創元推理文庫)

ストリート・キッズ (創元推理文庫)

プロの探偵に稼業のイロハを仕込まれた元ストリート・キッドのニール・ケアリー。時は76年、大学生活を謳歌していたニールのもとにスポンサーである”朋友会”から仕事が来る。副大統領候補の家出した娘を探せというのだ。探し出した娘はロンドンでドラッグに溺れていた。さあどうするニール君。 
ワタクシの友達になりたい探偵№1です。ニールと『父さん』こと片腕の小鬼ジョー・グレアムの擬似親子関係がいいです。会話のセンスも素晴らしい。減らず口サイコー。ちなみにニール君は「大丈夫」を「だいじょぶ」と発音するようなのですが(私も時々日記で真似してます)原書ではどうなってるのかしら。


私が愛したリボルバー (扶桑社ミステリー)

私が愛したリボルバー (扶桑社ミステリー)

百貨店の安売り下着売り場でバイヤーをやってたステファニー・プラムは、リストラされて無職の身。仕方なくいとこの保釈保証会社で就いた仕事はなんとバウンティ・ハンター!おいおい。とにかく登場人物がみーーんな普通じゃない。次から次へと怪事件勃発。そしてシリーズを読み進めていけばおのずと解るのだけれど、この主人公、車運が悪い。乗る車乗る車すべて(ある一台を除いて)爆発炎上。えーと男運が良いのか悪いのかは解りません。不思議なほどモテますが。ちなみにこの作品中、多用される台詞は「んまあ!」はい、マネさせてもらってます(笑)。


俺たちの日 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

俺たちの日 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

一応、ギリシャアメリカ人を主人公に据えながらも登場人物それぞれにスポットライトを当てて、40年代、70年代、80年代、90年代と数世代にわたる市井の人々の生き様を描いた、「ワシントン・サーガ」の原点となる作品(ああ我ながら説明下手だと思うよ)。ワタクシはコレより先に発表された「探偵ニック・ステファノス・シリーズ」も含めて「ワシントン・サーガ7部作」と考えてますけれど、それらの中でもこれが一番好きです。男がぴかぴかの男でいられた(ジュリー!!)時代を感じます。男の世界です。


初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)

初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)

私立探偵スペンサーが依頼されたのは、離婚した夫が連れ去った息子を取り戻す仕事。ところが当の少年ポールは、対立する両親の間で単なる駆け引きの材料として扱われ、何事にも心を閉ざしてしまっていた。スペンサーは彼を自立させるために、一から全てを学ばせる事にするスペンサー流で。人生に立ち向かうすべを知らぬ少年とスペンサーの心の交流を描いた、シリーズ中期の代表作。
さて、男がぴかぴかの男でいられなくなった時代、ニューハードボイルドなんて呼ばれ方をした作品群がありました。パーフェクトでないスーパーヒーローでない負の部分をもった主人公達。そんな時代にマッチョであり続けているのがこの「スペンサーシリーズ」。最近では作者も確信犯的なのですがね。ちなみにこのシリーズで多用される台詞は「アン・ハ」「Un huh」です。特にスペンサーと相棒ホークの会話によく出てきます。いろんな意味を含む、或いは、他に言い様が無いじゃーんって台詞。これはワタクシまねしてません。ニッポンジンだからねえ。


河童が覗いたヨーロッパ

河童が覗いたヨーロッパ

舞台美術家でありエッセイストでもある妹尾河童さんによるスケッチ満載のヨーロッパ旅行記
手元にあるのは昭和50年代に出た文庫版なのですが、書影がなかったのでついコチラを。二十歳の頃、当時の友人から貰ったのが最初で、その後別の友人に貸したり(帰ってこなかったり)母にプレゼントしたりで何冊も買ったなあ。このシリーズ他にも出てるんですけど、コレが一番お気に入り。何度も読み返しています。時代が流れてしまって実用的な旅行ガイドとは言えなくなってしまったけれど、好奇心に溢れ旅を楽しむ作者の視点がとても素敵。


■次にまわす人■
・・・・・・・こまったこまったこまどり姉妹(こういう時に使うんですよね?)。だーかーらー、トモダチ少ないんだってばー。どうしようかなあ。とか思ってるうちにあの人にもこの人にも回ってしまっていることが判明。しまったしまった島倉千代子(だから、こういう時に使うんですよねっ?)。ブログじゃなくてもいいのかしら。
ひとまず押し付けてみましょう(ひとでなしです)


みほりんりん。仕事忙しいのにまた押し付けちゃう。ごめんなさい。
洪 騎錫さん。こういう遊びはお嫌いでしょうか。もしよろしければ。
komatunaさん。日記のネタにでもしていただければ幸いです。


お気に召さなければ無視してくださっても結構です(いや、公開されたら無視しにくいよねえ。ごめんなさい。)。もし宜しければお答えくださいませ。それからバトンを次にまわさなければ!とも思わなくていいようです。とめちゃってもオッケーらしいです。それなのに何故ワタクシがバトンを押し付けるのか、それはアナタの本話が読みたいからなのです。
ブックバトンについてはコチラをご参照下さい。http://d.hatena.ne.jp/keyword/Book%20Baton