エモーショナル・ハウル―鋼殻のレギオス5


少し早期入手?
うん、これは売ってる本屋が悪い。
なのでさくさく書きます(微妙に責任転化)。


あいも変わらず軽くて面白いです。
悪い意味ではなく、現在のラノベのかなり真ん中あたりに位置するのでは?
ラノベの王道を行く作品だと思います。
うん、だから、たしかに面白いのだけれど……


なぜかなんにも書くことが無いような気がするのは果たして私だけなのか!


事件は色々起きたのだけれど、まったくもってなにがなにやら……
面白いのになぁ
どうも上手く伝えられない……


……橋渡し的な巻というか、「次巻を待て!」みたいな話だったので、この巻だけで語れることが少ないような気がします。
いつも通りといえばいつも通り。
これまで語られてきたさまざまな要素が集まり出し、弾けだす一歩手前な雰囲気でした。


変わらぬ部分ももちろんあります。
たとえばそう、ハーレム状態。
主人公の朴念仁度やっぱりMAX。
誰に刺されても文句は言えない。
おー、考えてみれば、誰が刺すかヒロインかは、かなり微妙ですよね、この話。
普通はどれだけいても暗黙の了解的にメインヒロインとなる人が決まっているものですが、けっこうその辺が曖昧な気が。
個人的にはフェリ先輩と断言したい所ですが、やっぱり位置的にはリーリンなんでしょうか?
人物紹介でも、主人公を抜かせば一番トップに来てましたし。
まあ、むしろ遠距離恋愛ヒロイン、幼馴染風ヒロイン、正統派ヒロイン等々、それぞれの役のヒロインがいるだけなのかもしれませんが。


あと、あい変わらず主人公が最強。
園都市で、もはや敵はなし。
……確かにそのはずなのに、毎回ケガしたり負けたり失敗してる気がするのは、これまた私の気のせいなのかどうか。
うん、ちょいと引っかかるところがあるとしたらここですね。どうも、主人公であるレイフォンの強さが変動相場制な気がします。
圧倒的に強いはずなのに、いつも妙なところで躓いているような。
今考えると、最初リーリンに負けたのって、何かの冗談かウソだとしか思えない。
いや、パワーバランスとしてそうせざるを得ないのは分かるのですが、ちょっと多すぎな気も……


…………うーむ、べつに貶すつもりもないし、充分楽しんだというのに、なぜにこんなに批判的な文章になってしまうのか。
いつものように楽しかった。
要はそういうことなんですが、なかなか書きにくいです。



以下、ネタバレ

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