怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

メシアと人人間に間に合うんじゃないかという時間に家を出たにもかかわらず、忘れ物でしょんぼり。
結局「いつまでも世界は…」はイヌガヨからスタート。
磔磔でビールを飲んだので酩酊しつつGENNARI、本日休演と。本日休演は前から見たいと思ってて、でも酔ってたのでそんなに見れてない。
初めてMUSEに入った。外はオシャレそうだが階段は小汚いライブハウスビルで実はこういうのが好き。中村佳穂はだいたいフルで見れたかも。歌唱力高い女性鍵盤弾き語りって僕は苦手なはずなんだけど、このくらいになってくると実力を認めるしかない。脇を固める馬喰町バンドも良かった。なるほど、世評高いのは頷ける。
mojoでぽわん。こういうサーキット型ライブハウスで割りを食うのは端っこの会場で、こんな地の果てをあてがわれても来るのはファンだけでしょ。気の毒すぎる。端から端まで徒歩20分はかかるなんて、企画する方がどうかしてるよ。規模は小さくていいから、もう少しバンドにも客にも優しいイベントを目指してほしい。そんなわけで集客はイマイチ、盛り上がりに欠けるのは仕方ないだろうにプロ根性でしっかりやりきった4人はさすが。基本がパーティバンドなんだから、次はもう少し盛り上がる環境で見たい。
延々とCHAMに移動して影野若葉。生音だし会場も影野さんに合ってる。よしよし。いつものお客ばかりでもないようだし(たぶん。京都のお客さんはよく知らないから)それでこそイベントに出る意味があるぞとニヤニヤしつつ、演奏を3曲ほど聞く。ここでタイムアップ。だいたい、こうなるのがわかってて見に来たのが間違いで、後ろ髪を引かれるのは最初からわかってるんだしそもそも来なければいいんだ。と思いつつ都雅都雅へ移動し関西ではほとんど見る機会のないThe Wisely brothers。影野さんの残像がちらついてちゃんと楽しめなくて、だからこういうイベントは嫌いなんだよ。僕の心の持ちようが悪いんだけどさ。
そしてまた延々とアバンギルドまで歩いてドクロズ with フェルナンド・カブサッキ。ドクロズだけならそこまで移動するのもどうかってとこだけど、カブサッキが参加となると一応見ておきたい。1曲だけだけど、そりゃドクロズだしやっぱいいもんでした。
急いで移動してなんとかMUSEオワリカラ。やっぱりこのくらいのバンドになると曲知らなくても十分楽しい。
磔磔でGEZAN。相当久しぶりだしもちろん新ドラムも初めて。マヒトくんは以前のヒリヒリした雰囲気から柔らかさがでてきたけれども音楽は変わらず。ただ、各メンバーが前に出てきた感じもあって、久しぶりに見るからこその感想もある。
そしてAKKUN’Sという名前すら知らなかったライブハウスでバレーボウイズ。いやはや満員。そして、いい。なにがいいかわからないけど、いやなにがいいかわからないから、いい。一瞬で心を掴まれた。何度でも言うけど、ほんとに最高だった。
ここでさすがに夕食を食べる。外国人の店員さんが一生懸命で、そんなに真面目に働くなよ。奴隷みたいに働くのは日本人だけで十分だ。外国に来てまでやることじゃない。
MUSEでゆーきゃんのフロアライブ。フロアでこそ光ると信じてのタイムテーブルだろうし、まさにその通りのライブだった。なにか自分の中に溜まってゆくどろどろしたものが、ゆーきゃんの歌を聴いているとすっと透き通ってゆく。富山で忙しく働きながら歌い続けるのは楽ではないだろうけど、ゆーきゃんは僕にはなくてはならないシンガーだ。誰が何と言おうが。
最後はもちろんザ・シックスブリッツ。客を全員ここに集めるタイムテーブルも主催だから許される。なんか成り行きと義理も入り混じってのモッシュ&ダイブで大盛り上がり。こういうのもイベントならではで、僕は好き。
アンコールだけは自重して帰宅。帰ったら妻が帰っていた。お久しぶりです。