白川 毅夫さん(クラリネット)の演奏会 (お知らせ)

いつもクラリネットの温かく魅力的な音楽を聴かせてくれる
白川毅夫さんの演奏会をご案内します。
当ブログで2011年9月6日にご紹介したシリーズの続編です!



クラリネットの魅力シリーズ 2
 〜弦楽器とクラリネットの輝き! Crusellの世界〜


2012年5月29日(火) 18時30分開場、19時開演
大泉学園ゆめりあホール
西武池袋線 大泉学園北口下車徒歩1分)


全席自由 \4,000

主催・お問合せ: オフィス・グランシェ tel. 042-474-7414
http://takamaru.pro.nu/

チケット取扱い
ゆめりあホール:Tel.03-5947-2351
東京文化会館チケットサービス:Tel.03-5685-0650


**Programs**

B.H.クルーセルクラリネット四重奏曲 第1番 作品2
B.H.クルーセルクラリネット四重奏曲 第2番 作品4
B.H.クルーセルクラリネット四重奏曲 第3番 作品7
白川毅夫:暖気(Danke)/美手(Bitte)/Dance


白川毅夫さんからのメッセージです。


“今回は、クラリネット奏者でもある作曲家、
 B.H.Crusellの作品を演奏します。
 彼は18世紀後半の北欧フィンランド生まれで
 スウェーデンで活躍しました。
 プログラムの弦楽トリオとのカルテットは
 どれも純粋で邪気のない心がウキウキする作品で、
 いつか演奏したいと思っていました。
 他の白川作品は、アンコールピースとして書き貯めたものです。
 今回も同じ編成での新作アンコールを初演します。

 
 まだまだ日本では馴染みのうすい作曲家ですが、
 クルーセルは当時クラリネット奏者としても活躍し、
 また、翻訳家として、ドイツやイタリア、フランスのオペラを
 スウェーデン語のテキストにしたことでも知られています。
 作曲家としての歩みは、ストックホルムでA.フォーグラー、
 ドイツ人のD.ベルリッツに師事し、
 1803年にパリのコンセルヴァトワールで、
 ガボットでお馴染みのゴセックとベルトンに師事しました。
 彼の作品を演奏していると、曲が持つエネルギーに惹き込まれ、
 純粋で邪気の無い活き活きとした世界に誘われます。

 
 今回演奏する「ゆめりあホール」は、室内楽にちょうどいい大きさで、
 心地よく温かい響きに包まれます。”


〜プロフィール〜


♪ 白川毅夫(しらかわ たかお)さん / クラリネット

桐朋学園大学音楽学部卒業後渡独。
北西ドイツ音楽アカデミー・デトモルト卒業。
その後、ヨーロッパ各地で室内楽奏者として活動。
帰国後、ドイツ・ワイマールゲーテ四重奏団との共演で好評を博す。
また、新劇の舞台で、演奏ソリストとして出演する。
CD「クラリネットデュオの魅力/Bachの響き」「リサイタル」「メモリーズ」をリリース。
一般社団法人日本クラリネット協会理事。


♪ 飯島多恵(いいじま たえ)さん / ヴァイオリン
武蔵野音楽大学卒業、同大学院修了。
スイスの国際メニューヒン音楽アカデミーに奨学生として留学し
研鑽を積むかたわら「カメラータ・リシー」のメンバーとして
ヨーロッパ各地で演奏活動を行う。現在、アンサンブルコルディエ、
プラナスクァルテット、ブーケ・デ・トンなどで活動を展開している。
武蔵野音楽学園講師


♪ 福本とも子(ふくもと ともこ)さん / ヴィオラ
東京芸大附属高校を経て同大学卒業。
ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学に留学。
浅妻文樹氏、Dr.H.クラッシュル氏に師事。
東京都交響楽団に12年間在籍。
東京メトロポリタンアンサンブル、東京ヴィヴァルディアンサンブル、
アンサンブル de 横浜のメンバーを歴任。
リサイタルや室内楽など多彩なジャンルの演奏活動を続けている。
沖縄県立藝術大学非常勤講師


♪ 北村祐美子(きたむら ゆみこ)さん / チェロ
愛知県立芸術大学卒業。三木敬之、天野武子、安田謙一郎藤原真理
Dr.アーダルベルト・スコッチ、Dr.アンナ・ビルスマの各氏に師事。
東京シティフィルハーモニック管弦楽団に在籍後、ベルギー、オーストリアに留学。
研鑽を積む。
現在は室内楽を中心に活動している。


〜白川毅夫さんのホームページ〜

  http://takamaru.pro.nu/