「ブログ再デビュー講座」に、マキコマれてみた〜『マキコミの技術』
この「100ps」というブログ、「記事一覧」をごらんいただけるとわかるのですが、つい10日ほど前までけっこう間を開けてやってました。
……いや、「間を開けて」を通り越して「休火山」ブログですね(^^;)
最古の記事は「2009.3.23」となってますが、元記事は2000年4月に書いたやつだよコレ(笑)、それも自分のホームページに書いたものの転載だったりする。
しかし、突然、この「休火山」を「活火山」にするキッカケを作ったのが、今回紹介する、いしたにまさきさん&コグレマサトさんの著書『マキコミの技術』でした。
自分自身、ニュースサイトの現場監督&作業員を現在の仕事としておりますので(「国産まるかじりネット」)、本に書かれている
(ブログなど)こういう類のものは続けていないと意味がない(p68)
のはある程度は承知しているつもりでした。
しかし、仕事で「継続力」を使い果たしてしまったせいか *1、「個人ブログ」であるここ「100ps」は実質放置状態が続いていました。
さらに、2009年〜2010年にはやった「セルフブランディング」という観点から見ると
「なんでもブログ」はまずいんじゃない?
と思ってたのも、ブログを書かない「言い訳」にしてました。
職業的には「食と農のつながり」あたりが近いのかもですが、この分野では、「やまけんの出張食い倒れ日記」(http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/)という、スゴイ先達があって、自分が100年書き続けていても、絶対にこのレベルのものは書けないのは、近い世界にいるだけによくわかり、書く前から圧倒されてしまっていました。
と、うだうだしているうちに、たまたま2009年にツイッターがブレイクしてきていたこともあって、個人アカウント(@gogokiku)で、ひたすら仕事と関係ない、まさに「つぶやき」を始めてしまいました。
こちらは629日で3429発言(5.45発言/日)と、内容はともかく(笑)、「継続」はできているわけです。
ただ、ツイッターは、基本的には「フロー」で、ネットならではの「ストック」のチカラを発揮できません。
ある意味、個人的にも、仕事の上でも「にっちもさっちもいかない」状態になって出会ったのがこの本でした。
……読んでみて、疑問になったのが
「とはいえ、巻き込まれる側のキモチってどうなのかな〜、「この指止まれ〜」と、一歩前に出るのも、指にとまるのもやっぱり怖いしな〜」
ということです。
そこで、僕は、著者のうちの一人であるいしたにまさきさんの「ブログ再デビュー講座」に現在おじゃましております。
(募集人数が少なかったので、抽選に当たったのは本当にラッキーでした!)
……つまり、思いっきりマキコマれてみたわけです(^^;)。
この「巻き込まれる」側を体験してみることで
- 「自分が(個人で*2)書く」ということにプレッシャーをかけてみる
- 基本的に「紙の世界/既存マスコミの座組」で生きてきた人間が「ウェブの世界」の感覚を体感する
- このブログ「100ps」だけでなく、仕事(国産まるかじりネット)にも成果をフィードバックする
といった成果を得られればいいなと思ってます。
もし、このブログや「国産まるかじりネット」が、「以前よりもおもしろくなった」のであれば、それは間違いなく『マキコミの技術』と「ブログ再デビュー講座」の効果です。
これから、このブログが(あと、自分の仕事が)どういうふうにになっていくかは、全く想像もつきませんが、できれば、僕が、個人ブログの「模範演技」だと思っている、堀正岳さんの「Lifehacking.jp」のように、何年かの後に
2008年にいしたにまさきさんのブロガーウォッチングのインタビュー記事でも、良い意味で「話題を狭める」ことについて自分がすでに話していて驚いたのですが、今後さらにこの方向性を強めたい気がしています。
(2011.2.15 「4年の壁」http://lifehacking.jp/2011/02/four-years-of-blogging/)
「話題を狭める」話を1回書いてみたいですね。
いしたにまさきさんが、「あとがき」で書かれている
皆さんがネットで言葉を発する限り、時間は皆さんの味方です。(p221)
を実証するためにも。
- 作者: コグレマサト,いしたにまさき
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