かじいたかし「僕の妹は漢字が読める」三巻
- 作者: かじいたかし,皆村春樹
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2012/01/30
- メディア: 文庫
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この作者、頭がおかしい(褒め言葉)
だって、妹が漢字が読めるって一点突破だけで三巻まで続いたんだよ?そこまで買った自分も何だこれって思っているくらいだから。
でも面白いんだよなー。今回は実妹・アマネコちゃん登場で、全く新しいものって無理で、過去から受け継いだものの改良だよーって話。
まぁ、そんなことより、この作品の楽しいところはそこじゃない。相変わらず、ギンのとぼけっぷり、ズレっぷりは抜けている。それでも登場する女性にとって魅力的なんだよねー。ユズさんは天然ドSだし、オオダイラに対するミルの撃墜・・・と、読んでいてクスクスっと笑ってしまう。幕間のショートコントみたいなものも、おまけ的に良い
深く考えずにサクサク読めるし、読んでいて楽しい。続きもお願いします
水無瀬さんご「お姉ちゃんは弟くんを想うとオカしくなっちゃうの」
この作者、頭がおかしい(褒め言葉)
読んでいて楽しい話だなー しかもテンポの良い文体でサクサク読めるのが良点。逆にサクサク読めすぎてしまって、えっちぃシーンが、主観的に短く思ってしまうくらい。数えてみると決して短いわけではないんだけどね。長所の反対の短所みたいな。
青橋さんみたいに作品世界がちょくちょくリンクします。五十嵐姉妹が影の主人公なのか?導き役みたいなポジション。読んでいて「ああアホだーー」と楽しく読めるもの。
まず、転校する時点で。麻雀卓も。この作品世界ではマトモな奴はいないなのか?というツッコミに全面的に頷くレベル