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2009-06-04

文芸システマーの紹介

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http://neo.g.hatena.ne.jp/extramegane/20090603/1243976418http://d.hatena.ne.jp/Erlkonig/20090603/1244030010に対して日本近代文学におけるシステマーを紹介してみよう。

夏目漱石

口語体というOSを完成させた中心人物である*1。また造語にも長けており、その幾つかは現在でも使われている。

黒岩涙香

翻案小説という開発プロセスを完成させた人物である。翻案自体は以前から行われていたが、属人性から開放することで量産手段としての側面が発展したと言える。現在は小説以外の分野、技術書や人文書、などで活用されている。

菊池寛

文学賞という経済システムを完成させた人物である。代表作の芥川賞、直木賞はいまだに「最も売れる」文学賞と評価されている。

清涼院流水

いや、まあ、あれだ。

〆。

あえて言及先の流れを外してみた。前提は

  • 口承文芸は昔からインタラクティブでシェアード・ワールドでマルチ・エンディングでパブリック・ドメインだよ!
  • "断片テキストを適当な関係で大量に読ませて、集合的イメージを想起させる"のは『なんとなくクリスタル』だよ!

とか突っ込みが浮かんだのだけど、それだけ書いてもなあ、という気持ち。

*1:ちなみにαリリースは四迷、逍遥によって行われた