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11年11月29日

[][]ロボットもの武侠ものという"濃い"新人賞作品「覇道鋼鉄テッカイオー」感想

覇道鋼鉄テッカイオー (集英社スーパーダッシュ文庫)

覇道鋼鉄テッカイオー (集英社スーパーダッシュ文庫)

第10回スーパーダッシュ小説新人賞 結果発表


読了

SD文庫新人賞の大賞2つ目は、扱いが難しいとよく言われるようなジャンル面白さを凝縮した作品でした。

自分はなるべく事前情報入れずに読む始めるため、

タイトルから題材がロボットものであることは予測できても、

そこから更に濃いネタが連発だということは読めず、意表をつかれました。


いやまさか、この1冊に「スーパーロボットもの」という他に

武侠小説」「スペースオペラ」「主人公が訳ありで童貞」とかとか、

これでもかとばかりに濃い目のネタが詰まってるとは思いませんでした・・・


前半の方では「鬼哭街」とか連想しつつ次第に「星方武侠アウトロースター」になって、

更には「破邪巨星ダンガイオー」とか「機動武闘伝Gガンダム」のノリになるという。

また、この作品独自の魅力として主人公の強さの理由とそれにまつわる因縁、

そして作風を暗くしすぎないコミカルな会話劇などもあり、

全体が高いレベルでまとまっている印象でした。

まぁ、読書メーターでも幾人かが指摘してたように、

ちょい悪乗りしすぎなとこもあるんですが、それを差し引いても娯楽小説として大変楽しめました。

次作もぜひ読んでみたいので、今後を楽しみに待ちたいと思います。

11年11月28日

[]三木一馬講演会レポートまとめ&私的感想

コンテンツゼミ主催 第62回駒場祭企画 エンタメノベルとメディアミックスの関係―電撃文庫の場合― レビュー(リココのLieと述べる記憶

『三木一馬氏講演会 エンタメノベルとメディアミックスの関係―電撃文庫の場合―』レポート前編 - 気が向いたらのライトノベル週報

講演会レポ(更新しました) 東大駒場祭講演会レポ

電撃文庫:カリスマ編集者が東大駒場祭で講演 マルチメディア成功の秘密語る - MANTANWEB(まんたんウェブ


割とメモ取ってたんですが、これだけレポートが上がるとまとめる気力が・・・

ちなみにリンク3つめについてはオフレコ要請があった失言についてもしれっと記載しており、

あんまり紹介したくなかった、ということを一応明言しておきます。

いやまぁ、うっかりしたほうが悪いと言えなくも無いですが、

そういうの突き詰めると「失言はしたくないのでイベント出ません」とかになるのでは、という。


詳細については各リンク先を見ていただくとして、

ここでは自分感想のほうを書いておこうかと。


第一部

三木さんによる資料を交えた電撃文庫と周辺事情の概況説明。

過去の講演(徳島のやつとか)から資料を使い回していたところもあり、新鮮味はちょっと少なめ。

担当された各作品を例に取った「作品をどう見せていくか」の部分は興味深かったです。


第二部

川原礫さん登場。

つか、前の方の座席に普通に座ってて吹きました。

てっきり外から入室してくるものと思ってた(汗


内容的には司会のひとからお題を振られたり、事前募集の質問に答えたり。

川原さんが最近はいわゆるプロットからライブ派に転向した話や、

よく行くファミレスがグレードアップした話などが面白かったとこですね。


第三部

ここから主にソードアートアクセルワールドアニメについて

サプライズゲスト

ソードアート・オンライン プロデューサー:柏田真一郎さん

アクセル・ワールド プロデューサー中山信宏さん

ということでゲストは各作品のプロデューサーさんでした。

ああ、この人が噂の移籍したひとか・・・とか、

やっぱり某社じゃないのかー、とか思ったのですが深く考えるの禁止。


どうも12月10日合わせで大きく情報展開を予定しているらしく、

そこへの期待を高めるような話が多かったです。

あとまぁ、アクセルワールドサンライズで、アバターによるバトルにはかなり期待できそう。

SAOの方もabecさんがアニメ用にものすごい手間をかけて資料作成しているようで、

こっちへの期待も大きく高まりました。


四部

ここからは会場からの質疑応答。

割と雑多な質問が飛び交っていました。

個人的には「年をとると感性が鈍ることへの対策は?」という質問への回答が興味深かったりしました。

知り合いも幾つか質問してましたが、うまく主意が伝わってない感じだったのもあって残念。

ただ、「アニメ化を前提とした作品作りはしてませんよ」というコメントは印象に残りました。

具体的な例として、アニメーターイラストに起用した「魔法科高校の劣等生」についても、

アニメ化ありきでは作ってないと明言していました。

ネットであれこれ邪推する声も多いしなぁ・・・


また第三部でのやりとりですが「アニメ媒体におけるオリジナル作品と原作つき作品それぞれの注意点」みたいな話があり、

この部分はもっと掘り下げて聞いてみたかったところでした。

特に最近オリジナルアニメ企画からヒット作が出る事例も多いわけで、

そういう状況下での「ライトノベル」と「アニメ」の関係については考える材料がほしいなぁ、と。


ちょい脱線しましたが、質疑応答のあとは無難一言ずつコメントして終了。


運営についての感想

以下は催し自体への感想です。

まずなにより会場が狭い!

まんたんウェブによれば約200人が集まったそうですが、会場が狭すぎた気がします。

もう少し大きい教室を用意してほしかったような。

また、事前申込みをして来場したのに、開演ギリギリに来ると座席が埋まっており、

立ち見や通路での座り見になってた方もいた模様です。

息苦しかったり暑かったりもしたのですが、窓を開けるとすぐ外でのステージイベントの音が入るので、

少しの間換気してはすぐ閉めて・・・といった一幕も。

この辺りの仕切りも難しいところですね・・・


お題としては研究発表や講演といった感じでしたが、実際はロフトプラスワンなどでよくあるトークショー形式に近く、

アニメ関連についてもやや宣伝色強めだったかも。

興味深い話がたくさん聞けたという点では大満足なんですが、

かい部分では気になる部分も多かったため、

定期的に開催なのであれば改善して欲しいなぁ・・・と思ったのでした。

11年11月22日

[][]只のトライアングルラブコメじゃない、変則のボーイミーツガール「おおコウスケよ、えらべないとはなさけない!」感想


SH@PPLE〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)」で双子入れ替わりラブコメを書いた竹岡葉月氏による富士見書房シリーズは、

よくあるダブルヒロイン型のラブコメとは少し趣の違う作品になっている。

見た目だけはそっくりヒロイン二人に惑わされる主人公を描く、変則かつ素敵なボーイミーツガール作品だ。


表紙の通りに二人のヒロインが登場し、主人公のコウスケの揺れる気持ちが描かれる……という点は実に「ラブコメらしい」のだが、

素直な三角関係ラブコメを期待していた場合は、良い意味でその期待を裏切られるだろう。

詳細はネタバレ回避のため伏せるが、コウスケは単純に二人のヒロインどちらかを選べばいい、という状況に置かれるわけではない。

(このあたり、タイトルミスリードを誘発している気もするが)

単にキャラクタを横並びにするのではなく、そこに「現在」と「過去」という時間の要素によって縦軸を通すことで、

コウスケが見聞きし、感じた事柄に強い説得力が生まれている。

見た目はそっくりだが性格は全く違う、二人の魅力的な女の子出会いながらも、

いまはまだ決定的な選択ができないでいるコウスケの心情は、きっと読み手にも共感できるもののはずだ。


また、色恋沙汰に直接関与はしないが、所属していた部活をやめたコウスケが「図書室」という空間に居場所を得て、

本を読む楽しさにも目覚めていくのは、本読みとしては身悶えするものがある。*1

作中で明らかな「妖精作戦オマージュが出てくるところなど、思わずニヤリとさせられるところも。


1巻ではプロローグ的な部分が大きなウェイトを占めているため、単体での大きなカタルシスにこそ欠けるものの、

登場人物の配置や重ねられたエピソードは、これからの波乱必至の展開を予想させてくれる。

少女小説畑出身の作者らしさも感じられる、切なさも含んだラブコメ模様をぜひ味わってみて欲しい。




・・・以上、真面目モード終了。あとはだいぶ余談です。

いやぁ、なるべく前情報入れないようにして読んだんですが、見事にツボにきました。

とりあえずタイトル結構損しそうな気がしたので、その辺カバーできたらいいなぁ、と思いつつ書いたのが上の紹介文です。

読書メーター見て気づいたんですが、いわゆる「フツーのラブコメ」期待すると肩透かしですよねコレ。

あとがきで書かれてた仮タイトルゲームオーバー」は、ある意味作品の方向性をとてもわかりやすく明示しています(笑


Twitterにも書いたんですが、章タイトルの「レンアイ×アンチ」とか「笑う嘘つきメテオ」ってのが、

うまく二人のヒロイン性格表現してて、なんかこう別の題名考えてみたくなりますね。

ちなみに自分は語感が似てたせいか竹宮ゆゆこ氏の「私たちの田村くん」なんかも連想しました。

あれも各章で「うさぎホームシック」とか「氷点下エクソダス」とか、印象に残る題名が付いてました。

(まぁ雑誌掲載時はそのまま作品タイトルだったしね)

とらドラ!」なんかにも通じるファンタジー要素なしの青春恋愛ものとしても大きく期待ですし、

君が望む永遠」「WHITE ALBUM2」などの作品に盛り込まれた「仕掛け」を知ってる人にも是非読んでほしいと思います

*1:そのぶん、247Pのとあるセリフが刺さる人もいるだろうが(苦笑)

11年11月20日

[]「このライトノベルがすごい2012」各種ランキングについての雑感など

このライトノベルがすごい! 2012

このライトノベルがすごい! 2012


以下過去ログ

「このライトノベルがすごい2010」各種ランキングについての雑感

「このライトノベルがすごい2011」各種ランキングについての雑感


一部作品以外は順位をぼかして書いています

作品ランキング関連


あ、あと自分投票した作品で幾つかコメント採用されておりとても嬉しかったり。

ここ2年くらい良いコメント書けなかったせいか採用率落ちてたのですよね・・・


去年のランキングは少し面白みに欠けるよね・・・と言っていたところに、

予告されていた集計方法の変更が入り、内容がだいぶ様変わりした印象があります

個人的にはこの方式のまま、協力者の母数を増やして1票あたりの重みを減らす方向の調整が良いなぁ、と思う次第。

付属アンケート葉書要望書いて送ってみようかな・・・

作品紹介についても色々告知あるんですが、まぁそっちは別エントリでということで、一旦〆


余談

あ、突然ですがこのラノをお題にしたニコ生に出演します

気が向いたらどうぞ。

緊急放送! 僕達が読みたい『このライトノベルがすごい!』


28日追記

そういえば書いておこうと思って忘れてましたが、投票内容を。

ニコ生でも喋ったので今更ではありますが。

狼と香辛料

ベン・トー

のうりん

子ひつじは迷わない

変態王子と笑わない猫。

3枠を新作に振った分、既刊で色々投票しそこねた感も。

ベン・トーは頻繁に「もういいよね」って気分になりつつも、

各巻とも面白さが高いレベルを維持しているため、なかなか外せなかったりします

[]「このラノ2012」の作品紹介・インタビューをお手伝いしました

このライトノベルがすごい! 2012

このライトノベルがすごい! 2012


このラノのブックガイドコーナー「ライトノベルジャンル別ガイド」にて作品紹介をお手伝いしています

今年は下記の20作品を担当

ミスマルカ興国物語

円環少女

火の国、風の国物語

ほうかご百物語

俺の妹がこんなに可愛いわけがない

変態王子と笑わない猫。

六畳間の侵略者!?

ストライク・ザ・ブラッド

ベン・トー

緋弾のアリア

魔法科高校の劣等生

踊る星降るレネシクル

★千の魔剣と盾の乙女

狼と香辛料

STEINS;GATEシュタインズゲート― 円環連鎖ウロボロス

ログ・ホライズン

フルメタル・パニック!

フルメタル・パニック!アナザー

僕と彼女ゲーム戦争

魔弾の王と戦姫

 ※星つきは大きめ紹介


昨年から引き続いて海羽超史郎シュタゲ書けたり、

フルメタフルメタアナザー両方を担当できたりとかなり楽しんで書けました。

基本的に紹介したやつってどれもオススメですので、

分類されてるジャンルや、作品ごとのタグなんかを参考に手にとって貰えればと思います

作品探しの参考になれば幸いです。


そして今年は「変態王子と笑わない猫。」のインタビュー記事も担当しています

LNFで話されていたこととは違う内容をお聞きしたいと思いつつも、

作品を知らない人にも興味を持ってもらえるような内容になってるといいなぁ・・・

11年11月19日

[]アニメ版ベン・トー映像特典がひどい

D


こ れ は ひ ど い

まどかファンから怒られるんじゃないですかアサウラさん・・・


まぁでも、本当にベン・トーアニメ好評ですね。

特に普段あんまりラノベ読まない人にも評判が妙に良くて、ちょっと落ち着かなくなるレベル。

そろそろオルトロス姉妹が出てくるので楽しみ。

11年11月16日

[]「主要ライトノベルレーベルの試し読みサイトまとめ」他、先週のライトノベルニュース色々

あっという間に1週間が経過していてビビる

飲みにったりBF3やったりガンダムユニコーン観たりしていた。

あ、でもラノベ読むのも結構進んだかも。


応募総数5,862作品の中から選ばれたのは? 本日開催された第18回“電撃大賞”贈呈式の模様や受賞者たちのコメントをお届け! - 電撃オンライン

総数はイラスト部門なども含めた数・・・はいえ、他を圧倒する本数。


冬コレ (FUYUKORE ライトノベル 冬コレクション) 角川グループ

ちょうど今日デートアライブアニメ化が決まったので、4つ中2つがアニメ化決定。


ニコニコ静画(電子書籍)スタート!-ニコニコ静画 お知らせ

BOOK☆WALKER連携のあれ。コメントで楽しさを共有する文化果たして馴染むのだろうか。


『魔法遣いなら味噌を喰え』AICによる短編アニメ製作が決定 - 主にライトノベルを読むよ^0^/

言いようによっては「講談社ラノベ文庫、早くもアニメ化!」だけど、釣りが過ぎますね。


主要ライトノベルレーベルの試し読みサイトまとめ - Togetter

先日深夜に頑張って調べたところ、サイト更新する気力が尽きてTogetterにお任せした件。

意外と知られていませんが、多少の制限(新作のみ、とか)に目をつぶれば主要レーベル全てで試し読みはできるよね、というお話

・・・まぁ、出来るとしても存在知られてなければ宣伝的には厳しい気がしますが(汗


特に電撃文庫新作に限りますが全部の作品を試し読みできるって、本当に知られてない気がします。

11年11月09日

[]先週のラノベニュースとか色々

先日某氏から、「ラノベ記事ブクマするだけじゃもったいない(意訳)」と指摘されたので、

更新頻度上げるためにもブクマから選抜して羅列してみようかなー、と。

なんか要望などあればコメント頂けると幸いです。


ラノベを5000冊持つ男、「まいじゃー推進委員会!」の極楽トンボさんがMAGネットに出演! - かくれオタのブログ



Θ-11番線の妖精- 特設サイト

続編の電子書籍チャリティー販売


STEINS;GATE」の小説版「比翼連理のアンダーリン1」が12月に発売 « ライトノベル総合情報サイトラノベニュースオンライン

http://ln-news.com/2011/11/03/「steinsgate」小説版第2弾「比翼連理のアンダーリン」/


織田信奈の野望:美少女武将が活躍 GA文庫のライトノベルがテレビアニメ化 - MANTANWEB(まんたんウェブ)


『織田信奈の野望』TVアニメ化企画進行中!! (GA文庫ブログ)

虚報もあったみたいですがこっちは本当


講談社ラノベ文庫創刊特集?編集部インタビュー « ライトノベル総合情報サイトラノベニュースオンライン

http://ln-news.com/2011/10/31/編集部インタビュー講談社ラノベ文庫』/


ライトノベルのマンガ化盛況 : ニュース : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


ライトノベル業界に新レーベル『KCG文庫』創刊!! | わんだ〜らんど


雑感としては、MAGネット話題、GA文庫アニメ化発表連続ラノベニュースオンラインやKCG文庫などの動きが、ってとこ?

あとMF文庫Jの「Tとパンツとイイ話」が面白いらしいんですが、

自分で確認しないことにはなんと見えないので悩ましいところ。

11年11月05日

[]NHKの「MAGネット」ライトノベル特集の雑感など

screenshot


ここ1ヶ月ほどちらほら情報の出ていたライトノベル特集の回が放送されました。

個人的にはやはり、極楽トンボさんの勇姿をNHKで見れる日が来るとは・・・という感想に尽きます。

・・・いや、あそこまできっぱりはっきり顔出して喋るとか、自分には到底無理なんで・・・


以下、その他雑感を箇条書き。


終わり際とか、SD文庫中心過ぎる構成とか、幾つか気になるところはあったものの、

個人的には大いに楽しめました。

・・・普段ライトノベル読まない人の目にはどう映ったのか、気になる所ではありますが。

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