4月のセレナーデ

<08:40、体重88.6kg>
 今日で4月も終わり。4月末の割には少々寒いです。雨のせいかもしれません。
午前中は病院へ行ってきます。
目標に対する進捗報告は夕方追加更新します。
<15:12追加>
 今年の目標に対する、今月の進捗報告をします。
今月はちょっと怠けてしまった、、、、
体重も90kgに届いてしまいそうです。
5月以降は、もうちょっと真面目にやらんといかん、、、、
クリアしたのは次の2項目のみ。
[19]天童荒太著「慎む人(上)」読破
[20]天童荒太著「慎む人(下)」読破

悼む人〈上〉 (文春文庫)

悼む人〈上〉 (文春文庫)

悼む人〈下〉 (文春文庫)

悼む人〈下〉 (文春文庫)

(下)のほうは、午前中病院の待合室で読み終えました。
周囲の人々に見られて恥ずかしいことをわかりつつも、ラストは涙が出てきました。
 駄文ながらも感想を書かせていただきます。非常に重い、というか芯の通った作品です。
「生きること、死ぬこと、人を愛すること、愛されること」これらをどのように日々感じて生きていますか?
そういうことを時々で良いから考えて生きてみてはどうですか?
この作者はこの作品を通して私にそう問いかけている気がします。
 正直言って、読む前は「この2冊は読み終わったら即ブック・オフへ」って考えていました。
しかし、読み終わった後は「ダメダメ、5年後10年後に読み返すべき、もしくは父親に貸すべき」という気持ちに変わりました。
 元々天童荒太さんに興味を持ったのは、14年くらい前に坂本龍一さんとの対談集「少年とアフリカ」を読んだのがきっかけです(下記は単行本版)。天童さんの作品を読もうと思いつつも全く興味を持てませんでした。しかし、昨年の夏、各出版社がよく行う夏の文庫本フェアで「悼む人」の上下巻が並んでいるのが目に留まりました。おそらくその場で買わなかったらもう二度と天童さんの作品に興味を持たなくなってしまうのでは?という気がして購入しました。おそらく本の神様がそういう風に私を導いてくれたのかもしれません。
 このGW中に、他に2,3冊読み終えようと思います。