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しょうもないことかきました

2012-06-02

佐藤信、1968、『推計学のすすめ』

推計学のすすめ―決定と計画の科学 (ブルーバックス)

推計学のすすめ―決定と計画の科学 (ブルーバックス)

この本はすごい。1968年に出てるというのがもっとすごい。筆者の佐藤さん、国税庁醸造試験所に長年勤めていたというのも、ギネスで働きながらスチューデントの筆名で論文出してたゴセットと似ていてかっこよい。

ウイリアム・ゴセット http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88

推測統計の発想の根本を、懇切丁寧な解説と、豊富な例示とで示してくれるとてもありがたい本。計算も、すっ飛ばすとか、数式だけドヤァって載せるだけの本とは違い、こうしてね、次はこうしてね、その次は・・・ととても丁寧に解説して下さる。なにより、こういう発想するから、こういう計算になるんだよ、という考え方の根元にある道筋を示してくれるので腑に落ちる。

Σとかも、(〜の総和)と表記してくれるので、数学苦手な人にも親切設計。

t検定とかF検定とかχ2検定とか、Z標準化とか、なんとなく知ったかぶりでスルーしたけど、結局何なの?どれをいつ使うの?おいしいの?などの疑問がこの本でたいてい氷解する。推測統計やるなら絶対にまずはじめの一冊。そのあと小難しい本に入っても、混乱したらこの本に戻るといいと思う。とにかく手元に1冊あるとよい。

さすがに60年代の本だけあって、例や言葉遣いが古いがそれがなおさらよい。

ただ自由度の概念だけはまだ完全に理解できないなー。難しい。

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