「それはともかく」

暑いのでだれ気味だ。机の上も散らかっている。こんなときビデオカメラの頃を思い出す。
問題が発生すると技術部に質問が飛んでくる。原因が自社ラインであれ部品メーカーであれ事がわかるのが技術部だからだが答えているうちに技術部の責任ということになる。
「早くなんとかしてくれ」と多くの人達が叫びだす。状況説明したとしてもあまり聞いてはもらえない。たいがいこんな意見がでる。
「それはともかく至急生産しないと〇〇に支障をきたす」。〇〇は事業計画だったり客先信用だったりするが正論だ。
こうして電話が鳴りメールが来て、机の上は散らかりだすのであった。
「それはともかく」なんとも便利な接続詞だ。