・女性用の羽織紐






新商品って訳ではないんですが、
女性用の羽織紐のご紹介です。


少し前までの羽織紐は
「輪が小さすぎて羽織に付け難かった」
「上手に結ばないとかっこ悪っ」
って感じでしたよね?


で、この商品の良いところは


「羽織に付ける金具がワンタッチに出来ている」
「なんと真ん中部分が強力磁石で付いている」


って事なんです!


取り外しも楽だし、つけっ放しでもOK。
さらには羽織を脱ぐときに不意に紐のことを忘れても、磁石が取れてくれるので布が破れることがなく安心って感じです。
下記画像参照。



便利になってきましたね!




さてさて、商品の説明はこのへんで、


今日はお客様の紹介でご一緒に「blother(ブラザー)工業・刈谷工場」に行って参りました。
何を見に行ったかといえば。。
ブラザーと言えば今ではFAXとかプリンターが有名?
ではなく私はミシンを見てきました。
まだ現時点では何も決まっていませんが、特殊なミシンを見るために行ったのですが、家庭用の物ではなく小売店さんでは置いてあるお店がないので、ブラザー関係にお勤めしているお客様に無理を言って直接「工場」に行っちゃいました!


最近出来たばかりのショールームみたいな作りの大きな建物でしたw


担当して頂いた○○様はさすが自社製品ということで細かな説明をしていただき、とっても勉強になりました!
また家庭用と工業用ではレベルが違うってことも認識出来ました。


ちなみに皆さんは作業服姿の方が多いので、着物姿の私はめっちゃ注目の的で、かなり浮いていたと思いますが、強烈なアピールになったと思います。
絶対次に行っても覚えてくれていると思ったりしてますw




で今日言いたかったのは、お客様と帰りの車の中での会話がものすごく心を打ったので書きます。


お客様も技術職系の方でして、僕はその真反対の小売業の立場でお互いの思いが一致した意見でした。



作り手側として
「作り手は製品が完成するのを誰がどう使うのか今まで見てこなかった」
「特に工業製品は分業制なので、自分の作った物は製品の一部の部品なので完成してから動いているのを見たことがない」
「これからは作り手のモチベーションの部分としてこんな感じでユーザーに出会う場面を作らないとダメだ!」


って仰られたことに、これは着物業界でも一緒だなぁ〜って思いました。


間に入っている業者さん問屋さんにはキツイかもしれませんが、これからは売り方より物売りになってきてほしいです。


私たちのような小売店まで作り手の熱さや熱意が届きますように。。。
イコール末端のお客様の声を私たちが受けそれを商品に反映できますように。。。