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夜明け前

2014-03-02

ゴールデンタイム

18:53

<「……だめ?」>


全然駄目じゃないです!!

こんな風に香子にねだられたら、一体誰が断れるだろうか。

アニメも2クール目後半で盛り上がってきたゴールデンタイム

久しぶりにおさらいをして読んだ7巻。

あれ?こんなに重くなって、次回どうなるの?

驚きのラストにちょっと動揺してしまいました。

6巻でかつての自分と対峙して、

まがりなりにも前を向いて

いよいよ香子と万里も進展かと思ったのに…。

それがどうしてこんな展開になったのか。

副題「I'll Be Back」も全然、気にとめてなかったが、

最後まで読むと、初めて納得。

まさにローリングストーン

転がる石の如く、誰もかれもが

自ら幸せを手放そうとしてるように見えてならない。


多分、アニメと原作のラストは同時になるのだろうし、

早くラストが読みたい!!


2013-01-02

ゴールデンタイム4 裏腹なるdon’t look back

22:16

「おはよう多田くん、恋人がいるのに違う人と部屋で二人きりなんて、これって完璧に、もう一度言ってあげるけど、浮気だよ?」

どうしよう――薔薇女王が、お怒りだ。万里の危うい脳内に流れるBGMは迷いなく一択、ダースベイダーのテーマ。あなたC-3POなのにキャラと曲が合ってないじゃん、なんて笑えもしない。


言わずもがなのゆゆこ節が満載で流れるようにスラスラと読めます。安心のおもしろさ。万里の心の揺れや香子の一途すぎるがゆえの暴走など、若さゆえの無謀さがときにコミカルにときにシリアスに描かれた世界観にいつしか引き込まれ、自分も登場人物になったかのように感じてしまいました。

自分が体験してみたかった青春時代。それがお手軽に感じられる良作だと思います。

2012-09-08

ゴールデンタイム

00:49

<−ラブの終着駅はどこなの!?

 日付が変わった頃、酔った千波が転がってサキイカを食いつつ喚いた声に、柳沢は腹筋で

起き上がりながら「結婚!」と答えた。「その後は多分、惰性だ!生活だ!現実だ!」と。二次元君は「人は誰しも先の見えない愛という線路を旅する電車……脱線すれば駅にはたどりつけぬもの……ちょっと今のフレーズよくない?つかえるぞなにかに」すかさずメモに残そうとアイフォンをいじりだした。

 そして万里と香子は、目を合わせ、声を合わせて、「パ・リ〜!」と。

 なんで?と問う千波に理由は伏せて、二人して、端から見れば死ぬほどうざいのも承知で笑い続けた。

 二人のラブの終着駅は、パリにある。>



前回で晴れて付き合うことになった香子と万里。

「とらドラ」では、付き合うまでの過程を描いていたのに対して、

やはり大学、ということで付き合ってからの初々しさ、微妙なギクシャク、はしゃぎ、

どれもが微笑ましく感じられるのだが、そのまま上手くいくかと思いきやそうは問屋がおろさないのが世の常。

万里と同じ高校だったリンダ、千波に振られ傷心のやなっさん、ウォッチャーとして場をなごましてくれる二次元君。

いいよね。これぞ学生生活ってやつだとしみじみ自分の若かりし頃を思い出しながら読んでしまいます。

これから大学に入る人、すでに大人になってしまった人、自分の中では万城目学、森見登美彦と肩を並べる面白さ。「鴨川ホルモー」や「夜は短し歩けよ乙女」などに通じるものを感じました。


もう一回大学入り直したくなる…。

2012-02-19

ゴールデンタイム1 2

00:41

さすがは竹宮様。

ぐんぐん引きこまれて一気に読んでしまいました!

「とらドラ」のように【告白】までが寸止めではなく、一気に当人へと突っ走っていくのは、やはり大学と前回よりも過激さが上がっているのではないか!?

主人公・万里の視点がユニーク!最初はだれ視点なのか分からなかったけど、一度理解したら、その面白さがじわじわと感じられてきました。

ネタばれになるからあまり説明はできないですが、これは小説以外のメディアでやった方がいいのではないかと思います。たとえばPCゲームとかが最適なのではないかと…。

それにしても、竹宮キャラは立ってるなぁ。もちろん他の作家の作品もキャラ立てはしっかりしてるんですが、何かが違うんですね。何なんでしょうか。

本当はこんな奴らいるわけないのに、「もしかしたらいるんじゃないか」と思わせる匙加減が絶妙さが違いなのかな。あまり極端にし過ぎても。読んでる側からしたら引いてしまうし、大人しいと物足りないし…。

まあ、諸々のバランスと好みで自分の中では竹宮キャラは遠い世界の気がしないんですよ。

あまり行き過ぎたら危ない人に間違われちゃうので気をつけないとですけどね。

あんまり内容やキャラに触れてないうえに、本編と殆ど関係ない私見バリバリでつぎはぎだらけの感想ですが、「ゴールデンタイム」は文句なしに面白いです。

3巻も速攻で読みたいと思います。


ゴールデンタイム2 答えはYES (電撃文庫)

ゴールデンタイム2 答えはYES (電撃文庫)