「機動戦士ぶよガンダム」感想

会社の帰りに本屋で「機動戦士ぶよガンダム」を購入。

機動戦士ぶよガンダム (1) (角川コミックス・エース 154-3)機動戦士ぶよガンダム (1) (角川コミックス・エース 154-3)
唐沢 なをき

角川グループパブリッシング 2009-01-26
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

なんつーか、タイトルと作者名を見た瞬間に、話の展開から使われるギャグに至るまで、ほぼ完全に予想できてしまうマンガですな。常にハアハアと息を切らし、ダラダラと汗を流し続けるでぶちんたちが、こってりぎっとり油っこい超高カロリー料理を食い散らかしつつ、戦ったり絡み合ったりブヨブヨしたりするマンガだろうなー、と思ったら本当にその通りだったし。もちろん、敵も味方も人間もモビルスーツもメカ全般も、全部でぶちんだ!ああ、暑苦しい。

おまけに、「マヨネーズをかけ回したピザ」だの「カステラのフレンチトースト生クリーム乗せ」といった、メタボ行きノンストップ超特急みたいなレシピも満載なので、作中キャラに (精神的にも肉体的にも) なりきることが可能だぞ。なりきりたいかどうかは別として。

しかし、このマンガの一番凄い点は、展開もギャグも予想できるにも関わらず、それでも面白いことだ。毎回毎回、ほとんど同じパターンのギャグしかやってないのになぁ。うーん、さすがは繰り返しギャグの巨匠、大したもんですな。

つーことで、「唐沢でぶちんマンガシリーズ」のファン (いるのか?) は必読だ。あ、でも「旗本ダイエット侍」とかで多用されていた、「このでぶちんめでぶちんめ」「ひぃぃぃっ!」みたいな、下ネタ系のギャグは少なめなので、そっち方面のマニア (だから、いるのか?) は要注意だ。