新・所長室@奇妙愛博士の些末事研究所

2009-03-01 ディケイドに一抹の不安を感じる特撮鑑賞日記

[][]「侍戦隊シンケンジャー」第3話感想 02:00

いつものように「侍戦隊シンケンジャー」鑑賞。今回のあらすじはココ

朝早くから訓練に励むシンケンジャー。しかし千秋=グリーンだけは、寝坊した上にやる気のない態度を示す。丈瑠=レッドに「剣もモヂカラ (文字を書くことで、様々な術を発動させる能力) も、他の者より一段劣る」と指摘された千秋は、丈瑠の態度に我慢がならず、屋敷を抜け出して高校時代の友人たちと遊びに行ってしまう。そこへ襲来する外道衆のアヤカシ・ロクロネリ。自分の実力を示し、友人たちに良いところを見せたい千秋は、変身して戦いを挑むが、ロクロネリの技を見切ることができずに敗北を喫し、友人たちも重傷を負ってしまう。責任を痛感した千秋は、ロクロネリの技を破る方法を見つけようとするが …… ってなお話。

前回は、丈瑠&ことはによって「一生懸命なだけでは、誰も救えない」という、非常に真っ当な教訓が示されたわけだが、じゃあ、そもそも一生懸命ですらない千秋はどうすんの?というのが、今回のお話。身近な人間を傷つけてしまった事で自分の未熟さを自覚し、鍛錬によって成長するってのは、この手のドラマでは良くある展開なんだけど、千秋が簡単には謙虚にならない辺りが、なかなかにリアルだし面白いと思う。

ロクロネリの技を破って勝利するものの、リスクが大きく周辺にも被害を及ぼす千秋の戦い方と、技を見切って確実に倒す丈瑠の戦い方。両者を対比させることで 2人の格の違いを示し、千秋にその事を気付かせることで、彼自身の成長をも描いているのがナイス。丈瑠への対抗心は相変わらずだけど、「気に入らないから見返したい」から「実力を認めた上で乗り越えたい」に変わったのは、大いなる前進と言って良いんじゃあるまいか。まだまだ伸びしろがありそうだし、頑張れ若造!

後アレだ、一の目 (人間大) と二の目 (巨大化) という、戦隊もののルーティンな設定を、ドラマ描写に上手く活用してるのもイイ感じ。やっぱ設定は、物語に絡めてこそ意味を持つわけだし。そういう細部まで目配りの利いた脚本は好きっす。

ただ、残念だったのは、丈瑠がロクロネリの技を見抜くために行った鍛錬の描写が、ほとんどなかったこと。もうちょっと具体的な特訓っぽいことをやらせた方が、「一方的に千秋にやらせるだけでなく、自分でもそれ以上の努力をしている丈瑠」っつー感じになって、より両者の対比が際立ったんじゃないかなー。まあ、出来が良いだけにより多くを求めちゃうという、贅沢な不満なんだけどねー。

 

[][]「仮面ライダーディケイド」第6話感想 02:00

さて、続いては「仮面ライダーディケイド」 。今回のあらすじはココ

今回から「龍騎」の世界に突入したのだが …… うーん、なんか微妙っすね。オリジナルの「龍騎」から設定変更するのは、全然問題ないんだけど、肝心の「仮面ライダー裁判制度」の描写が曖昧なんで、物語に没頭できないのだ。

裁判バトル (勝手に命名) に参加する資格を得た時点でライダーになる、ってことみたいなんだけど、その資格が良くわからないんだよなぁ。検事と弁護士は良いとして、その他のライダーはどうやって決めてるんだろう。レンやシンジの言動からすると、自分から志願してなってるように見えるんだけど、他のライダーには「ただ選ばれたからやってるだけ」みたいな奴もいるし。うーんうーん。(悩)

もちろん、すべてを説明する必要はないんだけど、少なくともある程度設定を固めた上で、描くべきところを描くってやり方にしないと、いろんなところに矛盾が生じちゃうんじゃなかなぁ。「キバ」編の出来が良かっただけに、ちょっと残念な感じだぞ。ただまあ、まだ後編が残ってるんで、あれこれ言うのはそれを見てからにすべきだろうな。

個人的にちょっとウケたのはAtashi ジャーナル」って名前。「Ore ジャーナル」と「朝日ジャーナル」の両方にかけてる辺り、ナイスなダジャレですな。

後、カニが卑怯なのはデフォルトとして、それに「卑怯だぞ」ってツッコミを入れてるのがベルデなのも、ちょっと味わい深いな。お前が言うか」って感じで。ゾルダが検事になってたり、タイガの「地面引きずり回しファイナルベント」を、ゾルダが銃撃で回避するシーンが再現されてたりと、細かい遊びがいろいろ仕込まれてるのも楽しい。後編の出来如何によっては「そんな事やってるヒマがあったら、ドラマちゃんと描けよ」になってしまう可能性もあるけど。そうならないことを祈るっす。

奇妙愛博士奇妙愛博士 2009/03/06 22:27 実家で録画を確認したところ、「事件の関係者からライダーが選ばれる」とはっきり言ってました。
つーことで、ライダー裁判制度に関する私のツッコミは事実無根ですね。スタッフの皆さん申し訳ない。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/kimyouai/20090301