戦略的データサイエンス入門をつまみ食いする
18:15 やりたいことはいくつかあるんだけどこの分野の領域自体のサイズ感も流れもまったくわかっていないのでなんとなくまとめるとこからはじめてようと思った。
良さげな本の目次からなにか見えてこないか目次に目を通してみて興味あるとこをつまみ食いしてみる。
戦略的データサイエンス入門
「この本では、巨大なデータからビジネスに役立つパターンやモデルを抽出することを扱います」
データ分析思考
ビジネス問題
1.収益性の高い顧客は誰か → クエリ
2.収益性の高い顧客と平均的な顧客の間に明確な差異が存在するか → 統計仮説検定
3.そのような顧客の特徴を示すことができるか → データマイニング
4.収益性の高い顧客を獲得することができるか。どの程度の利益が見込めるか → データマイニング
相関関係を見つける手法
予測モデリング
データセットから予測モデルを作成する
- ツリー帰納法 → 目的変数とそのデータを特徴づける(情報価値の高い)属性で構成されるモデルを見つけ出す
- ファンクションフィッティング → 何らかの意味での「最適」なパラメータのセットを見つけ、モデルをデータに「フィット」させる
オーバーフィッティングとデータセット
良いモデルとは
モデルを適切に評価することは難しいが重要
分類器を評価するために期待値を使う
ビジュアライゼーション
20:20 - ピザが届きビールを飲んでしまったのでここまで
全く関係ないけど
京都事務所の急な階段どうしたものかと思っていたところ見つけたソリューション
階段の角度は変わらないのに降りやすくなるというなるほどアイデアkaidan.loft-mura.com
21:00 - 軽くやったこと共有
とても刺激になりました。
集団的自衛権行使容認の閣議決定への賛成と反対の整理
安倍政権による集団的自衛権の行使容認がムリクリ閣議決定されましたが、西宮の議員の記者会見書き起こしなどで腹を痛めてて脳みそからすっかり消し飛んでしまったので簡単に賛成の考え方と反対の考え方を整理してみた。
基本反対なので反論形式。
ポイント3つ
・導入プロセス
・限定的な運用について
・そもそもの必要性
1.導入プロセス
【賛成】
改憲はハードルが高すぎて現実的に出来ない
迅速な対応が必要なので仕方ない
これまでにも憲法解釈の変更はあった
これから法整備の段階で慎重に議論されて進められてくし大丈夫
【反対】
立憲主義民主主義の終了 解釈で済んだら憲法いらん
憲法という歯止めをないがしろにする弊害の方が大きいことを過去学んだんじゃないのか
賛成の人たちは今回たまたま安倍さんと意見が合っただけで民意をないがしろにしてる危うさを理解してない
解釈を広げて現実をあわせるのと現実にあわせて解釈をねじ曲げるのと意味が違う
国会での議論がどの程度まともに行われるか現状でどうやって信用できるのか
2.限定的な運用について
(1)密接な関係にある他国が武力攻撃をうけ、国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある、(2)国民を守るために他に適当な手段がない、(3)必要最小限度の実力の行使――の3要件に該当する場合に限り、自衛の措置として憲法上許容されるとした。
集団的自衛権を必要とする8つの事例
邦人を乗せた米輸送艦の防護
周辺有事で武力攻撃を受けている米艦の防護
周辺有事の際の強制的な停船検査
米国に向け日本上空を横切る弾道ミサイル迎撃
周辺有事での弾道ミサイル発射警戒中の米艦防護
米本土が核兵器など弾道ミサイル攻撃を受けた際、日本近海で作戦を行う時の米艦防護
国際的な機雷掃海活動への参加
武力攻撃発生時の民間船舶の国際共同護衛活動
【賛成】
限定的なので巻き込まれる心配はない
細かく規定してあり乱用できない
【反対】
運用が絶対に制限の中に留まらないのが目に見えてる
小泉時代のPKOの時と同じで解釈で簡単に制限を超えて運用される
戦力あって自国関係なかったら無視できるような運用なんて出来ない(対等な同盟というからには制限超えてくる)
3.そもそもの必要性
【賛成】
日本の防衛には必要
日米同盟強化で中国の脅威に対する抑止力になる
国際的な信義・対等な同盟関係をつくるために必要
自衛隊の制約が多すぎて危険に対応できない
【反対】
無くても従来の枠組みで防衛できる
抑止力よりも生み出される緊張感の方がデメリット大きい
国際的な信義を得る代わりに海外で自衛隊員が死んで国内でテロが起きるリスクを軽く見過ぎ
制約があっても危険の少ないところに派兵するっていう前提を守ってないだけ
ざっくりとした反対の理由
集団的自衛権て基本的にアメリカが色々な理由で戦争するのに協力するための枠組みづくりです。90年代から続く海外派兵への流れです。限定的とか無理ですしそのように運用するつもりは毛頭ありません。アメリカが共に血を流せと言っているのに応えて作ってるものなので。
国内テロで友人や家族が粉々に吹き飛んだり海外派兵で吹き飛んだりしたときに国際的な信義のためなんだごめんねとか言えない。利益や殺す覚悟よりも不利益や殺される覚悟を持ちたい。9条導入の経緯はどうであれそういう覚悟を感じて評価してくれる海外のひと多い。
まあ殺されるのやだし自国防衛が不安というなら国防費倍増してもいいから集団的自衛権の行使は反対な感じです。
丁寧な考察は集団的自衛権・閣議決定、雑感: 極東ブログとか読むといいですね。
僕がそれでも京都市に住み続ける5つの魅力
トピック「住み続ける」について
いろんな人が住んでる町の魅力について語っています。
その街の魅力! 札幌、函館、仙台、新潟、浦和、世田谷、京都、大阪、神戸、奈良、岡山、福岡、北九州、宮崎、鹿児島、沖縄、……に住み続ける理由を熱く語るブログが急増中です - 週刊はてなブログ
といわけで僕も京都(市内)について語ってみよう。
ちなみに京都で生まれ京都で育ち、大学卒業後に関東に引越して11年、色々あって京都に戻って5ヶ月くらいです。学生時代は見えなかったことも見えてきました。
1.自転車があれば市内どこにでも行けるコンパクトさ
そこそこのサイズの街でありながら、基本的に市内はどこでも自転車だけで行けてしまうコンパクトさが魅力です。コンパクトでありながら買い物するとこから観光スポットまで必要なものはほとんど揃っているので、もっと大きな大阪が近くにあっても全然出かけていくことがありません(僕は)。
市内の通勤であればチャリ通が可能で、満員電車に詰め込まれることもなく、心地よく体を動かした後で仕事に取り掛かれます。
また、外でお酒を飲んだりする場合でも自転車であれば終電を気にせずのんびりできるのもポイントです。
2.生活スタイルの選択肢の幅広さ
大学が多く学生がたくさん住んでいるので、古くて安い住宅がたくさんありますし、綺麗にイノベーションされた雰囲気のある建物もあります。また、食事をするところも学生向けのボリュームがある洋食屋やラーメン屋さんからおしゃれなフレンチまで幅広く存在しています。
これらは別に不便な立地に存在しているというわけではなく、市内のいたるところに存在しているので、大体どこに住んでもお金をあまりかけずに安い生活をしようと思えば可能ですし、やたらでかい高級家具つきリノベ京町家にリッチに住むことも可能です。
3.銭湯がたくさんある!
生活スタイルの選択肢の多さと関係しているのですが、古い京都の家には風呂がなかったり、あってもすごく狭かったりするので、京都には銭湯がたくさんあります。
それぞれの銭湯にはそれぞれのスタイル、個性があり、気に入ったところを周回したり、新しい銭湯を発見したりと楽しめて銭湯好きにはたまりません。
船岡温泉のような古い魅力的なスタイルの銭湯には外国からの観光客も多く訪れます。
4.文化や芸術が生活に融けこんでる
町なかを自転車でぶらぶらしていると、特に大したことのない細い道にある建物がギャラリーになっていたり、芸術系のイベントをやっていたり、廃校になった小学校がアートスペースになっていたりします。
これらがうっかり見落としてしまうくらいさりげなく町に馴染んでいて、生活に融け込んでいて特別な体験ではないというところがすごいかなと思います。
古くからの寺社仏閣や色んな古くからの文化も町に織り込まれているし、そういうのを身近に感じられるのはとても楽しいし大切に思います。
5.鴨川、賀茂川、加茂川!
かもがわ!かもがわ!かもがわ!
散歩にもよし、昼寝にもよし、デートにもよし、ジョギングにもよし、犬とふれあうにもよし。一年を通して京都の美しさを感じさせてくれるみんなの広場的最強スポット。町中に川が流れていることの素晴らしさを感じられます。
定刻になると自転車で現れてユリカモメや鴨にパンの耳をやるおじさんになるのが昔からの僕の夢です。
うむ、なかなかいいところいいですね。
昼休みde立ち読み名著
あいかわず昼休みに近くの本屋で立ち読みというか、椅子があるので座り読みなんだけど購入もせずにさくっと読める名著シリーズを読み進めている。
順番に書くと、前回ここに書いた鴨長明の『方丈記』のあと福沢諭吉の『学問のすすめ』、ニーチェの『ツァラトゥストラ』、フランクルの『夜と霧』と読んできていてまだ『夜と霧』が半分過ぎたところ。
このシリーズどれも解説がよくて堅苦しいところがなく、さくさく気持ちよく読めてしまうのでお腹いっぱいで血液が脳に回らない状態で読むにはよてもよい。
読みやすさもさることながら、このシリーズに選ばれている本のテーマが、人生というものをどう捉えどう立ち向かうかという普遍的なもので、それぞれ捉え方は違うものの真剣に向きった強い思いというか、読み手にぐっとくるもの感じさせる、いつの時代にでも読まれる価値のある、名著とよばれる所以がよくわかるようになっている。また、今までに読んだことがある本でも解説があることで知らなかった人物の背景や新しく気づかせてくれることは多いと思う。
これで興味を持った人が原書を読んでその作家の世界に深く入り込んでいくのもいいだろうし、逆に浅く広く様々な時代の名著と呼ばれるものを読んでいくのもいいと思うしとてもいい入り口になるシリーズだ。
もともとNHKの番組がベースなので「夜と霧」が終わったら。今まで読んだものを動画でも見てみようと思う。発行されてないものあるみたいだし。
フランクルとニーチェの本は高校か大学時代にちゃんと読んでおきたかったなあ。。。読んでて鳥肌立つとかなかなかないし。。いや今だからなのかも。
NHK「100分de名著」ブックス ニーチェ ツァラトゥストラ (NHK「100分de名著」ブックス)
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冬空チャリンコ通勤
9月に京都に来てしばらくうだうだしてから、仕事を探しはじめた。
来る前は大阪まで出れば仕事あるだろうけども、市内にはもぐりこめるとこなんてすぐに見つからないだろうと思っていたので、電車通勤でおけいはんを覚悟していたものだが、意外と京都市内でも仕事があることが判明し、話を聞いても金額にこだわらなければ悪くなさそうな感じだったのでひとつ面接に行きそのまま仕事として通うことになった。
で、チャリ通なんだけどストレスフリーでとてもよい。当然体にもよい。寒いけど!
関東で田園都市線や池上線で毎朝通勤してたときの、ギュウギュウ車内の殺伐というか怒りというか殺気というかギラギラが充満していつ爆発してもおかしくないのにみんな耐えてる圧力のある電車内の空気によって消費されていた気力体力時の運は相当なものだったのだなあと今さらに思う。
関東に住んでると外に仕事しに行くならそういう状況が当たり前で、チャリや徒歩で通勤なんて家賃のために仕事するくらいの覚悟が必要だったりするのだけれども、首都圏を離れた世界ではチャリや徒歩で通勤してる人たちもたくさんいて、でもそういう生活すらイメージできないくらいの修羅の国だった気がする。ケーン!
修羅の国から地方に行くのは仕事がないから無理だよとか思ってしまうけど、人がいる限り多分そんなことはない。でも住むところは簡単に変えられるようにしておくといい。仕事がなければまた引越しするくらいに敷居が低ければ、また別の生活スタイルも見えてくる。選択肢が増える。余計なものはなるべく持たずに身軽に身軽に。長明の方丈の家のように。
『方丈記』と小屋暮らし
昨日から昼休み近くの本屋にて『方丈記』の解説本を立ち読みしていて、時間潰しでのんびり読んでも明日に読み終わりそう。『方丈記』入門にはいい本だと思うので紹介。再読するために自分も買おう。
鴨長明『方丈記』 2012年10月 (100分 de 名著)
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『方丈記』は、都のエリートに生まれたけど挫折してどんどん田舎に引っ越して行ってついには方丈(四角い狭い)山小屋で何も持たない暮らしに行き着いて、そういう生活の素晴らしさと災害続きの世の無常などを書いた、いじけたのが開き直ったけど、開き直りきれてないのが伝わる800年前に書かれた短い書。
この冒頭
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮ぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世の中にある人と、栖(すみか)とまたかくのごとし。」
は超有名なんだけどここでも人と住居についての無常が書かれていて、この本は人と住居をテーマにして書くんだと言ってたんですね、実は。
この『方丈記』の文章自体はネットでどこにでも転がっているけど解説読まないとわからないことが多い。この平易な解説本は鴨長明の生い立ちやその時代の出来事などわかりやすく解説しているのに加えて、今の時代、震災と原発事故をふまえて世の無常観や価値観の逆転について解説がされていて、『方丈記』とはまさに今の時代に読まれるべく書かれたのではないかと思ってしまう。でもまあ800年読み継がれてきたというのは、いつの時代にもミニマルな生き方や小屋暮らしを求める人や都会に疲れた人がいるということで波があるけど毎度のことなのかもしれない。
小屋暮らしでいえば『森の生活』は海外版の『方丈記』みたいな感じで小屋暮らしを目指す方にはぜおすすめ。ただし文学的な引用が多くて慣れないと少し読みにくいけど。
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ストイックとは何か
自分が求めるストイックというもは一体どういうものを指しているのか。
丁寧に生活すること、取り組む対象に真摯であることであり、時間や金の浪費の反対の概念と捉えている。
思い通りに自分をコントロール出来ている状態であり理想的な自分に近づくこと。
今日も流されずにやりたいと思ってたことができたのでグッドストイックです。