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2006-05-10 祝!100万アクセス

debian-superhに英訳して投げようとしている草稿。

主にdebianという観点から見た、ここ数年のshまわりについて。

間違いがあったら指摘してね(^^)。

日本では、debian-sh な環境として、dodes project[1] において、2002年夏当時の sid の一部が移植された。

[1] http://debian.dodes.org/index.en.html (English)

その後、長いブランクがあった。商用の活動をのぞいてDebianコミュニティは静かだった。それはSHを搭載し趣味に使える安いハードウエアがなくなってしまったからだろう。

iohack project[2] では、SH3でCF bootなROM LinuxシステムであるLAN-iCN[3]やLAN-iCN2[4]を使ったhackが少しずつ進んでいたが、ROMシステムであることや、kernel source がないためあまり進まず、Debianにフォーカスしたものでもなかった。

[2] http://sourceforge.jp/projects/iohack/

[3] http://www.iodata.jp/prod/storage/option/2002/lan-icn/

[4] http://www.iodata.jp/prod/network/fileserver/2003/landisk/

2003年11月にSH4/266MHzを搭載したNASハードウエアであるLANDISK[5]が出荷され、コミュニティによるhackが少しずつ進んでいった。

[5] http://www.iodata.jp/prod/storage/hdd/2005/hdl-u/

2004年4月にhosobuchi氏によって、シリアルポートを増設するhackと、起動時にkernel選択ができるsh-liloのhackが公開され、kernel hackの下地が整った。

2004年10月に、だいぶ遅れてメーカーによってkernel2.4ソースコードが公開された。わたしが主宰するiohackプロジェクトで、このkernelアーカイブを広くダウンロード可能にした。

わたしは、2004/10にUNIX USERにdodesプロジェクトの成果と、コミュニティでのhackの成果、公開されたkernelソースを使ったDebian化の記事[6]を書いた。

[6] http://www.unixuser.jp/magazine/2004/200411.html

2004年11月にdodesのglibcをベースに、iWA(IWAMURO Motonori)氏によって sarge 相当(ただしgcc-3.0.4/glibc-2.2.5)が移植さ、そのリポジトリがiohackプロジェクトで公開された[7]。

[7] http://iohack.sourceforge.jp/debian/

kogiidena氏によって、ハードウエア固有のドライバのhackが行われ、2.6 kernelが動作するようになった。また、sh-liloに電源スイッチを制御することでコンソールなしにkernelセレクトができるhackも公開された[8]。

[8] http://eggplant.ddo.jp/www/pukiwiki/index.php?cmd=read&page=landisk-tools

このkernelパッチは、後にlinux-shプロジェクトに統合されている。現在、2.6.16が動作する状態にある。

kogiidena氏は、iWA氏の成果とkernel2.6をベースにSargeの移植を行った。これはdebian26[9]と呼ばれている。ただし、gcc-4.0.2-2,glibc-2.3.5-8とsargeより少し新しいものになっている。

[9] http://eggplant.ddo.jp/www/pukiwiki/index.php?linux%20and%20tools%20for%20LANDISK%28SH4%29 (English)

debian26も、iohackプロジェクトでミラー[10]を提供して配布している。

[10] http://iohack.sourceforge.jp/kogiidena/debian26/

2005年6月に、LANDISKのハードウエアをベースにしたLAN Tank[11]が市場に出た。ハードディスクのないべアボーンモデルで、iWA氏のdebian sargeをベースにしていた。この製品は、わたしの仕事で、インストールは、PCに接続したハードドライブにLiveCDから行うものであった。CeBITでも展示されていたので、実物を見た事がある人もいるかもしれない。数千台のインストールベースが日本はもとより、国外でも運用されている。

[11] http://supertank.iodata.jp/products/sotohdlwu/

kogiidena氏の成果をもとに、ebihara氏によってsargeのより多くのパッケージが作られている[12]。これは、主にsh3をターゲットにしている。ebihara氏は、自身の会社でSH3[13]とSH4[14]のボードも製造販売している。

[12] http://www.si-linux.co.jp/pub/debian-sh/dists/sarge/

[13] http://www.si-linux.co.jp/product/cat709/

[14] http://www.si-linux.co.jp/product/cat760/

kogiidena氏は、Etchの試験的なパッケージ公開も行っている[15]。これはミラーがないため、提供に苦慮している。

[15] http://eggplant.ddo.jp/www/pukiwiki/index.php?cmd=read&page=etch

さらに、すでにポストがあったが、LAN Tankを使ってiwamatu氏によるsidの移植が開始されている[16]。iwamatu氏はdebconf6にLAN Tankを持参するそうだ。

[16] http://www.nigauri.org/~iwamatsu/debian/superh/packages/

LANDISKは、残念ながら日本ではすでにEOLになってしまい、現在ではARMアーキテクチャの製品が後を継いでいる。しかし、アメリカではまだUHDL-160U[17]とUHDL-300U[18]が販売されているし、ヨーロッパ市場ではPLEXTORからPX-EH25L[19]とPX-EH40L[20]が販売されている。LAN Tankもまだ販売されているが、いつEOLになるかはわからない。

[17] http://www.iodata.com/products/products.php?cat=HNP&sc=HDL&ts=2&tsc=15&sc=HDL&pId=UHDL-160U

[18] http://www.iodata.com/products/products.php?cat=HNP&sc=HDL&ts=2&tsc=15&sc=HDL&pId=UHDL-300U

[19] http://www.plextor-europe.com/products/px-eh25l.asp?choice=PX-EH25L

[20] http://www.plextor-europe.com/products/px-eh40l.asp?choice=PX-EH40L

同じLANDISKシリーズでまだ販売されているもので、SH4を使ったUSL-5P[21]がある。IDEはないが、CFから起動して、USBドライブをrootfsにする環境は私が作ったものがある。これはAC adaptorを入れてもPaperbackなみのサイズでとてもコンパクトなので、持ち歩いてhackするには便利だ。

[21] http://www.iodata.jp/prod/storage/hdd/2004/usl-5p/index.htm


なんか書いていて英訳するのがめんどくさくなったよ...

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