米大学が1000コアの超省電力プロセッサー、「単3電池でも動作します」 - 日経テクノロジーオンライン

http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/062002654/?n_cid=nbptec_twed
KiloCore

 特徴的なのは、各CPUコアがそれぞれ独自のクロック周波数で動作し、しかもそれぞれが異なるプログラムを並列に実行できる点。この点で、グラフィックス処理プロセッサーGPU)に多いSIMD(Single-Instruction-Multiple-Data)よりも柔軟性が高いとする。また、CPUコアごとに動作を制御できることで、「省電力の点でも優れている」(設計を主導したUC Davis Professor of Electrical and Computer EngineeringのBevan Baas氏)という。 例えば、1秒回に1150億個の命令を実行する際の消費電力はわずか0.7Wで「単3電池でも動作する。既存のノートパソコン用マイクロプロセッサーより100倍以上動作効率が高い」(同大学)とする。
 各CPUコアはデータを外付けメモリーを介さずに直接、別のCPUコアに転送できる。

World's First 1,000-Processor Chip | UC Davis
https://www.ucdavis.edu/news/worlds-first-1000-processor-chip
VLSI Computation Lab
http://vcl.ece.ucdavis.edu/