「没後150年記念 破天荒の浮世絵師 歌川国芳」前期、後期)@太田記念美術館

歌川国芳展
江戸後期に活躍した歌川国芳の没後150年記念の展覧会、前期「豪傑なる武者と妖怪」は6月に、そして、後期の「遊び心と西洋の風」に昨日に行ってきました。
前期は武者絵や妖怪画。「通俗水滸伝豪傑百八人之一個」では水滸伝の物語に登場する豪傑たちが力強く描かれていて、江戸時代にヒットしたのに納得しました。今でもこんな絵が入った本が売られていたら、子供から大人まで夢中で読みそうです。画面いっぱいの大迫力の妖怪たちもは恐ろしいような、ユーモラスもあるような。
5m近い絵巻「国芳芝居草稿」はさまざまな役柄、型の役者たちをスケッチのように表現。ずーっと見てしまいそうになる楽しい絵巻でした。
後期は猫が目的。にゃんこたちが身体を使って"かつを"の文字をあらわす「猫の当字 かつを」とか「猫の当字 ふぐ」とか、もうあの表情やら手の動きとか堪りませぬ。猫好きで何匹も飼っていたという国芳ならではの観察眼で活き活きと描いています。
私が猫以外に良いなぁと思ったのが福寿録。あたまの長い福寿録をめっちゃいじっている国芳。落書きしちゃったり、雀取りワナにしちゃったり。楽しんで作成しているのが伝わってきました。
そして、驚いたのがニューホフ「東西海陸紀行」に影響を受けた作品群。彼はこの「東西海陸紀行」にも大変感銘を受けているようでした。

没後150年記念 破天荒の浮世絵師 歌川国芳
場所:太田記念美術館
期間:7月28日(木)まで
   前期:豪傑なる武者と妖怪 6月26日(日)まで
   後期:遊び心と西洋の風  7月1日(金)〜7月28日(木)

http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/

もっと知りたい歌川国芳―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

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江戸猫 浮世絵 猫づくし

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