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寝言は寝ている時に言え

2013-06-16

『スカイフォール』

| 23:20

始めに言っておくと、ワシは特に007好きとかじゃないのでやんす。

子供の頃に、日曜洋画劇場なんかで007シリーズを観てて

なんとなく抱いていた印象は、


「なんかスーツ着たケツアゴのおっさんが銃撃って敵か味方か?みたいな女の人とイチャイチャして車からミサイルが出たりなんかいろいろ爆発したりするお話」


それ以上でもそれ以下でもなかった。

し・か・し!

ダニエル・クレイグになってからの007は面白いのでやんす。


そして今回はほんとに良かった^^


とりあえず映像がカッコ良すぎなのである。

オープニングタイトルとかまじ震えるスタイリッシュさ。

ADELEの曲も良いねえ。


しかも上海マカオ軍艦島スコットランド

あまりにもナショジオ的絶景テンコ盛り過ぎて

もうおなかいっぱいなんです。


てな感じでビジュアルだけでいろいろ語れてしまうのだけど、

お話もあまりにも渋い。


ジュディ・デンチの素晴らしいお仕事。

テニスンの詩の朗読でこれまた震える。


「昔日、大地と天を動かした我らの力強さは既にない

だが依然として我々は我々だ

我らの英雄的な心はひとつなのだ

時の流れと運命によって疲弊はすれど

意志は今も強固だ

努力を惜しまず、探し求め、見つけ出し、決して挫けぬ意志は」


まさに老兵にささげるバラードでやんす。ふおおお!


あと、ダニエル・クレイグがなんかすげぇストイックというか

女の人とイチャイチャしてもあんまいやらしい感じがしないのが好きだなw

弱ってる姿とかもカッコ良いしw


ゲーマーだという噂を聞くんだけど本当かな!?

2013-04-14

『クラウド アトラス』

| 17:39

この作品はSF好きな人たちの間で結構好評なのもあって

気になって観てきました。


個人的には、なかなか良かったです(^ω^)


6つの時代にまたがる、輪廻転生の物語、というと

小難しい映画のように思えるけど、

実際観たら全然わかりやすかった。

時代は違い、主人公もそれぞれ異なるけれども、

それぞれの状況の中での主人公の境遇、葛藤は

かなり共通しているからだろう。


それは、

「強者が弱者を食い物にするのを、見捨てるか、見捨てないか、

立ち向かうか、立ち向かわないか」

ということ。


弱肉強食は世の中の当然の摂理かもしれないけれども、

それを当たり前と思わなかった人々が居て、

文明が発展し、人間の歴史がある。

奴隷制が常識の時代もあったし、

女性に選挙権が無いのが普通の時代もあった。

でも、今はそうではない。

現代では仕方ないと思われている不条理は、

それに挑む人がいれば、やはり未来には解決されるのかもしれない。


人間も、社会も、変わることができる。


そういう意味でこの作品は極めてアメリカ的でもあるけども、

ロマンティックに演出されていて、

押しつけがましくないのがいいなあ。


それぞれの時代の人々は自己の置かれた状況に対して

必死に生きており、6つの時系列がローテーションで描かれる様は

まさに雲の流れる姿のように目まぐるしいけれど、

前の時代の人々が残した本や、手紙や、映画や音楽に

後の時代の人々は確実に影響されていく。

クラシック音楽が全体を包括するモチーフになっているのは素敵なアイディア。


ある時代に主人公であった役者さんが別の時代には端役だったり、

悪役だったりするのも面白い。

輪廻転生が本当にあれば実際そんなものかもね!


弁護士役のジム・スタージェスがカッコ良かったw

ヒュー・グラントヒューゴ・ウィービングの仮装大会っぷりには吹くわw

トム・ハンクスもちょっと悪乗りしてる。

基本的にコスプレ祭り映画でもある。


あと、白人って(特に男性は)彫りが深すぎるから

一重メイクしただけじゃあんまりアジア人に見えないんだなー、

っていう変な発見もありましたw

2013-01-27

『ホビット』

| 20:51

以前も書いたけれども。


小学生の頃、初めて岩波少年文庫の『ホビットの冒険』を読んだとき

冒頭で、登場人物がじじいと小人オンリーなの!?と

ちょっとテンションが下がった記憶があります。

しかも13人のドワーフの中で最終的に識別が付いたのが

トーリンの他はフィーリとキーリとボンブール位だった気が。。


どう考えても『指輪物語』に比べたら

地味にならざるを得ないでしょ?と予想されたこの作品。


いやいや。とんでもなかった。


それどころか、LOTRよか良い出来かもですよ!?


とにかく、ドワーフ達がくっそカッコ可愛いいいいい!!

13人のキャラがこんなにちゃんと描き分けられるなんて、

PJはやっぱ天才である。


トーリンとフィーリとキーリは正直イケメン過ぎちゃうのかと

予告編を観て思ってたけど、いざ本編を観たら

うっかり「イケメンは正義」派に鞍替えしてしまう程のカッコ良さである。

フロドと並んですごく映画化の恩恵を受けた人たちですなw


ドワーリンは渋カッコイイし、オーリは愛くるしい。

原作でほとんど存在を覚えてなかったボフールが

超いい奴になってたのも印象的。

グローインはちゃんとギムリに似てるよね。


こんな個性豊かなドワーフ達に巻き込まれちゃった主人公ビルボも

終始オロオロしたりモジモジしたり小動物的可愛さを発揮しまくり。

中の人マーティンさんのすばらしい名演技である。


この面子がわちゃわちゃ騒いだりわーっ!と突撃したりする度に

もう、ニヤニヤが止まらんです。どうしてくれようこの気持ち。


正直ちっさいおっさん達に萌える日が来るとは思わなんだ。。。

タイムマシンで子供の頃の私に教えてやりたいわw


キャラ萌えばかりでなく、エレボールの在りし日の栄華の様子も、

はなれ山の歌も、全てがすばらしすぎて泣けてきます。

茶色のラダガストさんを実写で観られるとも思ってなかったし。


ありがとうPJ!

PJと同じ時代に生まれて良かったよぉー!!

2013-01-26

そうとう今さらですが

| 23:10

あけましておめでとうございます!


ブログの存在を忘れていたわけはないよ!!

リアルでバタバタしててあんまり本が読めなかったんだよ。

というのは言い訳ですが(´・ω・`)

今年も(は?)がむばります。


とりあえず今年度の読書目標でもいってみましょーか。


いちおう昨年に引き続き、思想史いくよ。

とりあえずアリストテレス読むぞ!おー!


形而上学

『ニコマコス倫理学

政治学

詩学

あたりを出来れば読みたいですが。

順番はどれから読むのがいいのかな。

形而上学とかもうタイトルだけで理解できる気がしませんがw



本当は、プラトンの『メノン』

ティマイオス』あたりも読みたい気もしていますけど。



アリストテレスの次はアウグスティヌスとかボエティウスとか

中世関係かな。

このへんも書いただけでもう日本人には難解そうな予感ですがw


思想史とは全然関係なく読みたい小説もあるなあ。

中島敦とか最近興味あるのです。


映画に関しては実は年末年始も結構見ているので、

ぼちぼちさかのぼって更新するよ(^ω^)

2012-12-01

『ヴァルハラ・ライジング』

| 16:39

いやー、久々に衝撃的作品を観てしまったw


『ドライヴ』でニコラス・ウィンディング・レフン 監督(名前なげーw)の

不思議おしゃれバイオレンス世界にすっかり魅せられちゃった自分。

監督の過去作も観たくなった。ので、中二病的タイトルの光る

これを借りてきたんだけど。


な、なんじゃこりゃーーーwww


アンビエントな風景映像がひたすら流れ、登場人物は一言も喋らず、

相変わらず暴力はエグく描かれ、死は唐突に訪れる。

まあ、確かに『ドライヴ』に通ずる部分はありますが、

こっちはアート度が高すぎますw


あえて形容するなら、シガー・ロスmeetsスカイリムwww


面白いかと言うと(´・ω・`??)となりますが

個人的には嫌いじゃない世界感なので、なんとか見られました。


物語的な印象としては、なんとなく前に観た『アポカリプト』に

通じるものがあるような。


前近代の世界では、一部の都市の上流階級の人以外は

ほとんど動物同然のような生活を余儀なくされていたのかもしれない。

そんな、剥き出しの自然の中に、裸で投げ出された人間の向き合うものは

暴力と信仰しかないのだろうけど。

そういった時代の精神世界を描いたものなのだろうな。


凄くインパクトというか映像的なセンスは感じるけども、

人には勧めにくい作品かも。。


てゆか、召使いの少年はあれからどうしたん?(´・ω・`)