今こそ、ケインズの「一般理論」を読んでおくべきだって思う。

ジョン・メイナード・ケインズは今から約70年ほど前に生きた経済学者である。けれど、ケインズの思想はぜんぜん古くなっていないと僕は思う。ケインズ後ケイジアンと言われる人達が出てきて、ケインズの思考をいいように変えてしまっている部分があり、良くも悪くも誤解があるって思うのだ。だから、ケインズの一番の著作である「雇用・利子および貨幣の一般理論」を読み返すべきだ。70年も前に書かれているにも関わらず、全然思考自体は古びていない。文章とかは古くて所々読みにくいけれど、読んでおく価値は十二分にある。ここから、今の経済学はスタートしているのだし。

雇用・利子および貨幣の一般理論

雇用・利子および貨幣の一般理論