麻生太郎総務大臣の負け惜しみ

1億人の需要があるという理由で住基ネットを作った時に、住基カードを作って便利になるとさんざん宣伝していましたが、需要が見込めなくて販売目標枚数を住基利用者の3%に引き下げたけれど、実際に売れたのは目標枚数にはるかに及ばない84万枚だったそうです。

1億人に対してたった84万人ですよ。
84万人のためだけに住基ネットを作ったんですか?
84万人の住民票のためだけに4000億円の住基予算=税金をつぎ込んだんですか?
アホですか。

麻生大臣曰く、「そう頻繁にあるわけじゃない」。
開き直ればいいってもんじゃないでしょう。コドモじゃないんだから。


麻生総務大臣閣議後記者会見の概要 平成15年12月19日(金)
http://www.soumu.go.jp/d-news/2003/1219.html

問 :住基ネットの関連で、住基カード発行の予定枚数が、今年度、総務省は300万枚としていたのですが、実際には84万枚位に留まりそうだということで、先般の会議でも、もっと普及促進策を考える必要があるのではないかという意見が出ているのですが、普及促進については今後どのようにお考えでしょうか。
答 :自分で使う、役所にそれだけ行く機会が少ない方というのは幸せな人だと、役所にそんなに頻繁に行かなくていいわけですから、そんな必要がないということを、簡単に言えばね。住民登録だ、婚姻届だ、離婚届だ、戸籍謄本だ、何とかだというのを取りに行くというのは、そう頻繁にあるわけじゃないですから、行った時に、わざわざそのためだけに行かれる方もあんまりいらっしゃいませんでしょうから、その意味では、その種のものが必要になった度に、徐々に増えていくと思いますし、そっちの方の人はすっと出て来る、片方の手続きにえらい手間がかかるということになれば、そういう現実を見ていけば、自然と住基ネットの方に流れていくと思いますので。便利さを、安易さを、スピードをPRするというのは必要なことだとは思いますけれども、300万枚直ちにいかなかったからどうのこうのという種類の話だとは思いません。