水島議員、有害情報排除政策のマニフェスト化を自画自賛

与党だけ書くと不公平だと騒ぐ議員やアレな人がいるようですので、野党議員のことも書いておきましょう。

水島広子★国会報告 No.196 」より抜粋
http://backno.mag2.com/reader/BackBody?id=200407240600000000056084000

参院選マニフェストを振り返って
 参院選では、総選挙ほどマニフェストの存在感がありませんでしたが(本来、マニフェスト政権公約ですから、参院選にはなじまない、というのも事実です)、次の総選挙に向けてのマニフェストの土台になるものですので、ぜひ、皆さまもご覧いただきたいと思っております。
 今回のマニフェストには、私自身が提案した政策が新たにいくつか追加されました。選挙前にきちんとご報告する時間がありませんでしたので、ここで振り返らせていただきます。
 以下、今回新たに追加になった分で、私が作ったものを抜粋します。
(以下、マニフェストより抜粋。全文は、民主党ホームページhttp://www.dpj.or.jp/manifesto04/、あるいは、事務所に製本されたものがありますのでご連絡ください)

10. 子どもが健やかに育つ社会
★子どもたちを有害情報から守ります。
 残虐な暴力や性暴力などの有害情報*1から子どもを守るため、書物の区分陳列や放送時間帯の配慮などによって、普通に暮らす子どもたちが有害情報に触れないですむ環境をつくります。そのため、「子ども有害情報から子どもたちを保護する法律」の制定に取り組みます。また、情報化社会に生きる子どもたちが、情報のもつ意味を正しく理解し活用できる能力(メディアリテラシー)を持てるような教育を進めます。
(注)私が議員になって初めて作った法案です。メディア関係者に大きな議論を呼び、ずいぶん環境が整備*2されてきたように思います。

「普通に暮らす子どもたちが有害情報に触れないですむ環境」というものがどういうものか不明ですが、情報遮断政策が日本よりもはるかに進んでいる国では、日本よりもたくさんの少年犯罪が発生し、日本よりもたくさんの青少年問題が存在するという事実を、水島議員とその支持者はどう考えるのでしょうか。
ほら、そこのモニターの前でこれを読んでいる民主党に投票したあなた、どうなんですか?

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*1:具体的に、どの本・雑誌のことを指して有害情報と呼んでいるのでしょうか? 具体的な図書名を挙げていただけませんか、水島議員? 山崎拓元議員のエロスキャンダルの情報は有害情報として規制すべきでしょうか?

*2:環境整備とやらには“偏り”があるようですよ http://www.rondan.co.jp/html/mail/0407/040716-6.html