.NO10 滝川市江部乙(菜の花畑)2008.5月


北海道のほぼ中央、石狩平野の北に位置する滝川市石狩川空知川にはさまれた緩やかな丘陵地帯にあります。札幌市と旭川市の中間地でもあり、古くから交通の要衝として栄えて来た街です。滝川市からJRや自動車で60分圏内には、道央の「見どころ」「食べどころ」が集まり、滞在型観光にも適した場所です。特に有名なのは、「松尾ジンギスカン」の本店があり観光客も大勢立ち寄るところでもあります。

5月下旬、この時期の北海道の花を観に行くと云えば、滝上や東藻琴の芝桜、上湧別のチューリップが定番でしょうね。私も芝桜もチューリップも去年観に行って来ました。勿論、道東は遠いので日帰りツア−で行って来ました。その途中のバスの車窓から滝川の江部乙地区に菜の花がいっぱい咲いていてとても綺麗だったので、ツア−後にチャレンジしに行ってきました。

滝川市の菜の花畑は、全国一の作付面積になっているところです。昨年の菜の花畑の作付面積は約230ヘクタールで前年の2倍近い菜の花畑を満喫する事が出来ました。毎年5月下旬から6月上旬までが菜の花の見頃で、この時期になると滝川の田園地帯・江部乙地区ではあちこちに黄色のじゅうたんを敷き詰めたように見事な菜の花畑が広がっています。

この菜の花は、7月下旬〜8月上旬には種が収穫され、良質なナタネ油として加工されているほか、一部は春先の開花前に野菜として出荷されたり(「雪割りなばな」)、花の後に緑肥として活用されたりしています。ここは、毎年沢山の菜の花畑があちらこちらに耕作し、とても有名な所です。菜の花は毎年場所を変えなければならない(同じ場所で2年連続で栽培できない)ため、毎年場所が変わるらしい。

まず、道の駅たきかわ(江部乙の国道12号線沿線にあります)により、今年の「菜の花マップ」を貰いました。丁度、道の駅のリンゴの花が満開でした。春から秋に植えられるキカラシも、菜の花の一種です。道の駅から、そのまま山側へ入るとコスモスで有名な丸加高原です。牧畜の見学だけでなく、キャンプ場や宿泊施設、食堂などもあります。タンポポが真っ盛りでした。 食堂のある丸加高原伝習館には大きなストーブがありました。 外来者も食事が出来ます。滝川名物の合鴨料理も多かったですね。ここは、花がなくても訪れる価値はあると思いますね。是非、ご家族でどうぞ。。。


(1) この日は、晴れてましたがちょっとだけモヤが架かっていたのが残念でした。。。

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(3) 街道沿いにはあちこちに菜の花畑がまさに「黄色いじゅうたん」という表現がピッタリです。青空とのコントラストもとても美しいかったです。

(4) こんな畑がいくつも密集している訳ですから、迫力は満点です。このあたりの道は「菜の花ゆめ街道」と名付けられていました。

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(6) この花は、なんでしたっけ?どうしても思い出せなくてアップしてみました。恐縮ですが何方かご存じの方は、コメント欄の方ヘ宜しくです。。。








(7) 「菜の花ゆめ街道」を車で走っていたら、道に迷ってしまいこの牛さん達に遭遇してしまいました。春の陽気に牛たちも昼寝?をしていて、とてものどかな昼下がりでした。でも、以外とマップを持っていてもこの菜の花畑は迷い安いと思いますよ。それに、菜の花畑は他の花畑公園のように一箇所に集中していない為、結構あちらこちらと移動しなくてはならないのがちょっと不便なような気がしますね。


(8) 菜の花は近くで見ると、結構花弁が大きいですよね。今までこんなに近くによって観たのは初めてだったので、これも新しい発見でした。菜の花は遠くから観ても近くで観ても、なかなか黄色が鮮やかで綺麗な花です。







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(11) こんな風景も素晴らしいですよね。長く居ると目がチカチカして来て何だか周りが全て黄色く見えるような錯覚に陥りましたが。。。

(12) 菜の花畑は、全て農家の私有地ですから勝手に私有地には入る事は出来ません。なので、この畑の私有地には農家さんのご主人の許可を得て入らせていただきました。農家さんの方も、我々のような見物客には慣れているらしくとても親切にしていただきました。^^v

(13) 一日中居ても飽きない菜の花畑でした。。。