名古屋で働いていたとき
つまり
２０代の若いころですね。
同僚で１個上の
話術に長けた仲良しがいた。
職場では
ひっかかることもよく言われるし
上から目線で腹の立つことも
そりゃあ普通にあるわけですが
彼女は
相手のことをいやだな
と思うと
仕返しとして
そのいやだなと思う人を
自分を好きにさせるように仕向けるのだ
と言っていた。
嫌なことを言われたら
その人に親しく接して
向こうがなついてくるのを
心の中で上から目線でみながら
楽しむということです。
そしてそれだけの器量がある人で
実際にそれができた人だから
かっこよかった。
なかなかそこまでの力量はないが
彼女から学んだのは
言葉で嫌な思いをしたときは
その瞬間から
自分からさっと相手を切り離し
上から見て
相手の愚かな言動を楽しむ
ということです。
あ、こんなこと言った、
と心にメモしながら
これを人にどんなふうに話そうか
と算段し始めます。
心の中で
わーいわーいもっと言え！
と思って聞いてます。
いつか
日馬富士に会うことがあったら
そうしたら？
と勧めてみよう。
