横浜のショッピングモールの自転車屋でコルナゴが売られていました。Colnago （コルナゴ）と言えばその繊細で美しいラグレス溶接で一世を風靡したイタリアの名車です。中高生当事の私にとって自動車でいえばフェラーリのような存在でした。以前から大量生産されているとは聞いていましたが、ここまで安く購入できるとは思いませんでした。コルナゴで思い出されるのはエディ・メルクス（Eddy Merckx ）です。１９６０〜７０年代にツールやジロで大活躍したレジェンドで、１９７２年にメキシコでアワーレコードに挑戦。コルナゴ製作５，７５ｋｇの特製車で49.43195kmの新記録を叩きだしました。まだ自転車が本当の意味で手作りであった時代に創業者エルネスト・コルナゴの「神に作る思いで作った」という言葉が有名です。最近ウィキペディアで彼（エルネスト・コルナゴ）を検索すると実業家と出てくるのでちょっとさびしい気がします。自転車もヴァイオリンと似ていますねぇ・・・
