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やるからできるようになる/農学博士の4行日記 RSSフィード

2018年02月18日(日) 久しぶりの涙

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出世することが人生の全てではない。

横山秀夫さんのクライマーズハイを読みました。そして、久しぶりに小説を読んで涙してしまいました。涙した場面は主人公の悠木が北関東新聞をやめようとペンバッヂを置こうとした時に、部下から慰留の言葉をかけられ、退職ではなく通信局への異動を選ぶところです。男の美学的にはクビ覚悟したことだから退職する方がかっこいいのでしょうが、家族のことを思うと簡単には退職するとは言えない状況。そんな悠木に対して、記者としての仕事本社デスクをやることだけではないことを諭す部下たち。その光景がありありと浮かんできて、その見事な描写に心が揺さぶられました。

実を言うと横山さんの小説は、今回で2回目になります。最初に借りた「64」は読み始めてイマイチ物語の中に入って行けず、50ページほど読んで止めました。警察ネタだからダメかと思い選んだのが、このクライマーズハイ。やっぱりサラリーマンをやっている自分にとっては、サラリーマンが主人公の方がより身近に感じられて読みやすいですね。ちなみに、前回涙した小説は「冬の喝采」です。

クライマーズ・ハイ (文春文庫)

クライマーズ・ハイ (文春文庫)

2018年02月12日(月) 大江戸温泉はいい所でした

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◆近場でも知らない所はたくさんある。

今年の娘の誕生日祝いはスキー旅行ではなくお台場近辺で過ごしました。昨日の午前キッザニア東京で過ごした後、お台場のニッコーホテルチェックインし、大江戸温泉に行きました。その後はホテル近くのアクアシティの回転すし屋で夕食(疲れて22時には寝ました)。そして、今日はホテルの朝食バイキングを堪能した後、チェックアウトが12時だったので、荷物を部屋に置いて午前中フジテレビを見て回りました。天気が良く展望からの都心の眺めは素晴らしかったです。その後、汐留の日テレショップに行き、娘お気に入りのコナングッズを物色した後、汐留で中華ランチをして14時半ごろには帰宅しました。

今回個人的に一番思い出に残った場所は大江戸温泉。入場するのに50分!待ちました。風呂(温泉)に入るのにこんなに待ったのは初めての体験でした。3連休中日ということもあったかと思いますが、旧正月で中国と韓国からの観光客がたくさん来ていて、そのせいだったようです。浴衣に着替えて中に入ると、これまで経験したことがない位お風呂に入るまでの間に屋台等の店がたくさんありました。この光景が何とも言えず、純粋子供の頃に帰ったような楽しい気分になりました。

東京に住んでいるからと言って自宅で全て寝泊まりする必要はなく、たまにはぜいたくしてシティホテルにお泊まりするのも悪くないなあーと感じた娘の誕生日でした。

2018年01月28日(日) 鏑木さんが見た原風景

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◆今はダメでもきっといつかはうまくいく。

最近日経新聞でお気に入り記事があります。夕刊(水曜日)に連載中のプロトレイルランナーの鏑木毅さんのコラム今日も走ろう)です。特に先週1月24日のコラム(「雨の日」に力をくれた原風景)はとても心に残ったので、ブログにアップしたいと思いました。

幼少期に習慣的に見続けた風景にはその後の人生を左右する何か大きな力があるように感じられてならない。半世紀近く前に祖父が見せ、意識させてくれたあの景色は今でも心の大きな支えとなり、私を鼓舞し続けてくれる。

小さい頃に赤城山を祖父が時々、肩車で見せてくれた体験を語ったものです。この風景(経験)を思い出すと、根拠のない自信が沸き上がってきて、いくつもの困難を乗り越えてきた。だから、娘にも同じことを幼稚園に朝送る際にしているとのこと。

夜明けの来ない夜は無い」という言葉も似たことを言っているかもしれませんが、ドン底に陥って暗闇を彷徨っても、それは永久に続くことはない。必ず明るい未来がやって来る。今の自分自身に言いたいと同時に、自分の娘にも然るべきタイミングで自分なりの言葉で伝えたいと思います。

2018年01月21日(日) アンチ・ドーピング講習会

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◆正々堂々と戦う姿こそが尊い。

今日は、東京都薬剤師会主催スポーツファーマシストの講習会に参加してきました。昨日の25キロ走と大阪出張の疲労のせいで体調が今一つで、参加費が無料でもあったことから欠席することも頭をよぎりました。が、カヌードーピング問題が近々であったことから、その詳細が聞きたいと思い結局、会場へと向かいました。講師として実際に担当された弁護士の先生が来ていて、マスコミに公開されるまでの一連の流れを説明してくれました。

今回の事件は先輩である加害者本人の自供が無ければ、被害者の後輩は身の潔白を証明することができず、ルールに則った処分を受けざるを得えず、背筋が凍る思いをしたとのこと。こうしたドーピングの話を聞くたびに、切なくなりますね。自分が勝つためには何でもありなのかと。

まだスポーツファーマシストとしての具体的な行動は起こしていませんが、スポーツを愛する一人の人間として正々堂々と戦うことの意義を後進にはきちんと伝えていきたいです。

2018年01月14日(日) 銀翼のイカロス 完読

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隠蔽は全て公開することが大事

文庫化されるのを待っていた池井戸潤さんの「銀翼のイカロス」を読み終えました。元旦から読み始め、ほぼ毎日就寝前に20分前後読むペースで読んで行きましたが、ラストに近づくにつれ続きが早く見たくなりました。そこで、昨晩ダラダラとスマホやテレビを見ることなく一気に100ページほど読み進めて完読しました。数ヶ月経ってから、もう1回読みたいと思ってます

とにかく面白かったの一言につきるのですが、今回は半沢直樹より頭取中野渡の描写が印象に残りました。経営者であるとともに一人のバンカーして正義を貫く姿勢に、胸を打つものがありました。隠蔽がわかった時点で、隠蔽を続けるのではなくそれをすべて公開して、然るべき責任を取る。死んで闇に葬る方が楽と言えば楽だが、その方法は選んではいけないのだと改めて思いました。