◆言葉がわかると世界が広がる。

中国から帰国し1週間が経ちましたが、ぜひ書き残したかったのでアップしました。今回の中国出張はこれまでと異なり、最初から最後までディーラー専属の中国語の通訳(Tさん)が同行していました。Tさんには仕事場だけでなく、仕事以外の場(主にランチとディナー)でも色々通訳していただき、知らなかった中国の歴史や文化を色々知ることがとても有意義な出張になりました。例えば上海に行った時は、北京と比べると上海の街並みは植民地時代の名残で洋風の建物が多く、道も西洋人が勝手に好き勝手に作ったことから碁盤目上ではなく入り乱れている等、Tさんが教えてくれないと気付かないものがたくさんありました。

これまでの4回の中国出張で通訳が付いたのは最初の1回だけで、あとの3回は英語でお互い会話しました。最初の1回も専属ではなく取引先が用意した派遣の通訳だったので、仕事以外の場では英語でしか会話ができず、食事の場では何を話して盛り上がっているのかわからず取り残された感じで、ひたすら食べるか飲むかでした。3日目位になると体調を崩し、やっとこ日本に帰国するような始末でした。

何かを達成するのに、言葉は手段であって目的ではないことは心得ますが、身に付けるととても有力な武器になることをしみじみ感じた出張でした。