ハタ迷惑なキーボードは…

パソコンのキーボードといえば、20年来、カチャカチャとうるさくてハタ迷惑な「メカニカル方式」の偏愛者だった。一般的な「メンブレン方式」は、キーを押したときの感触(キータッチ)がやわらかすぎて好みではなかったのだ。



写真手前は、会社と自宅あわせて10数年で10台以上は買い換え続けてきたFILCO製の逸品「FKB89J」。かつては、今は亡きJUSTYブランドで販売されていた


ところが近年は、メンブレン方式のノートPCで作業することが多かったせいで、浅いストローク(押し込み量)のキーにすっかり慣れてしまい、メカニカル方式の深いキーを押すのがいささかしんどくなってきた。

とはいえ、どんなキーボードでも、確かな「クリック感」は必須条件。押したか押してないかはっきりしない優柔不断なキーボードは、個人的に受け付けない。キーボードの話は書けば長くなるが、また後日。