モンクさんはBGMに最適!?
語るほどの知識はまったく持ち合わせていないけれど、ジャズがけっこう好き。ただし、少数のアーティストばかり偏愛しているのは小説やら絵画やらと同じで*1、セロニアス・モンクさん*2もその1人。
この、ジャズ界屈指の偉大なピアニスト兼作曲家には失礼な話だが、なぜか作業中のBGMとして聴くことが多い*3。他のお気に入りミュージシャンの場合はどうしても音楽に気をとられすぎるけれど、モンクさんだけは例外で、ややこしい作業もサクサク進む*4。
とはいえ、モンク・ミュージックはイージーリスニングではない。むしろ「耳に心地よい演奏」とは対極的な存在だし、汲めども尽きぬ味わいをたっぷり含んだ演奏だと思う。それでいて、意識にうるさく侵入することなく聴き流せるのは本当に不思議。ジャズ通の人からは鼻で笑われそうだが、少なくとも私にとっては、脳をいい感じに刺激してくれる極上のBGMだ。
付記 写真は、今日、タワレコ渋谷店で買ってきたモンクさんのCD*5。限定商品かつセール中とはいえ、もともと1100円がさらに1割引で990円は安すぎでしょう(邦楽も見習ってほしい)。持っていないタイトルだったので即購入。