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エネルギー吸収と発散 このページをアンテナに追加 RSSフィード

01/10(Sun), 2010

[][] 2009年 ブレイクした女性声優さん@はてな

2009年にブレイクした声優さんを、はてなキーワードの増加傾向から調査してみました。

2008年分の調査では、「ブレイク」というより「ブレイクしかけ」なランキングになっていましたが、今年はまさしく「ブレイク」の雰囲気がキャッチできているのではないでしょうか!声オタとしては、このグラフを肴にして何時間でもしゃべっていたい感じです(笑)

調査方法

はてなキーワードの「統計グラフ」のデータを使用します。

統計グラフから以下の手順で計算していきます。

  1. キーワードの統計グラフから各月ごとの言及数をカウントします。
  2. 計算した各月の言及数のうち、2008年7月〜2009年12月までの言及数について近似直線を計算します。
    • 近似直線の傾きが、月ごとの言及数の平均増加数となります。
  3. 近似直線から計算した、1月の言及数と12月の言及数の比を取ります。ただし、比がマイナスにならないように、最小値を1にするように補正しています。
    • 同じ傾きでも、言及数100 -> 200 と 言及数1000 -> 1200では元々100だった方が「ブレイク」にふさわしいのでは・・・という考えに基づいています。元々の言及数が少ない人ほど数値が高くなるようにして、より「ブレイク」感が反映されるようにしてみました。

なお「○○さんはベテランだから『ブレイク』と言うのはいかがなものか」という点については、確信犯的にやっているので突っ込まないであげてください。

2007年 ブレイクした声優さん@はてな - エネルギー吸収と発散

結果

それでは結果です。今回は、20位で切るのがもったいなかったので30位まで出しました。ここに載ってない声優さんの情報が知りたい方は、コメント欄か何かでお知らせください。

  • 手順3で計算した「言及数比」でソートしています。この数値は順位付けのために使用しているだけで、値そのものに意味はありません。
  • 「平均増加数」とは近似直線の傾きと同じ意味で、月ごとの言及数の平均増加数です。この数値には意味がありますが、ソートのキーとしては使っていません。
  • 「グラフ」の項目では、各月ごとのプロットと近似直線を描いたグラフが見れます。言及数の元データは、傾向を見るのには向いてないので・・・。
順位名前グラフ平均増加数言及数比所属事務所
1豊崎愛生グラフ15.84.52ミュージックレイン
2丹下桜グラフ8.34.26ピクニック
3日笠陽子グラフ7.84.06アイムエンタープライズ
4竹達彩奈グラフ5.73.92アイムエンタープライズ
5福原遥グラフ5.93.75NEWSエンターテインメント・スクール
6佐藤聡美グラフ5.82.60青二プロダクション
7寿美菜子グラフ6.82.55ミュージックレイン
8伊藤かな恵グラフ5.62.10青二プロダクション
9原田ひとみグラフ2.52.03ぷろだくしょんバオバブ
10野村道子グラフ2.41.96賢プロダクション
11水樹奈々グラフ26.01.96シグマ・セブン
12儀武ゆう子グラフ2.31.88フリー
13内田彩グラフ2.01.82JTBエンタテインメント
14今井麻美グラフ4.91.81アーリーウイング
15三澤紗千香グラフ2.21.79キッズネット
16小松由佳グラフ1.91.73青二プロダクション
17米澤円グラフ1.81.6181プロデュース
18早見沙織グラフ3.21.61アイムエンタープライズ
19本多真梨子グラフ1.51.58プロダクション・エース
20三瓶由布子グラフ2.71.57ぷろだくしょんバオバブ
21堀中優希グラフ1.51.56プロダクション・エース
22高垣彩陽グラフ4.11.56ミュージックレイン
23富樫美鈴グラフ1.41.54プロダクション・エース
24野水伊織グラフ1.41.52プロダクション・エース
25高本めぐみグラフ1.81.51シグマ・セブン
26皆口裕子グラフ2.21.50青二プロダクション
27藤東知夏グラフ1.41.50エイベックス・プランニング&デペロップメント
28合田彩グラフ1.31.47プロダクション・エース
29田中敦子グラフ2.21.43マウスプロモーション
30諸星すみれグラフ1.31.43劇団ひまわり

棒グラフにしてみるとこのようになります。横軸は言及数比の順番で、縦軸は平均増加数にしています。

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なんというか、2009年のアニメ業界の縮図が見られるような。正直に言うと、2008年のランキングは自分の中であまり納得がいっていなかった部分があったのですが、もしかしたら2009年ブレイクの予兆を表していたのかもしれませんね。

ランキングを見ると、やはり今年は「けいおん!」が大ヒットしたんだな・・・ということを改めて思い知らされます。元々新人を中心にキャスティングしていたこともあって、1位の豊崎愛生はもちろんのこと、出演声優が軒並みランクインしているのはスゴイ。中でも日笠陽子竹達彩奈が突出しているのは、やはりキャラ人気なのだろうか・・・。個人的には、竹達彩奈の活躍には期待してます。「夢色パティシエール」のバニラが超かわいいので、見てない方はぜひ。

丹下桜の声優業復帰とか、まいんちゃん大人気とか、まさかの野村道子さんが深夜アニメにレギュラー出演とか、プロダクション・エース勢の台頭とか・・・。ランキングを眺めていると、2009年に起こった色々な出来事が浮かんできます。

そう言った大きな枠ではなく、個人単位で考えてみると、やはり今年は伊藤かな恵の大活躍について語っておくべきでしょう。作品に恵まれたってのも大きいのだけど、「宙のまにまに」「大正野球娘。」といった目立たないけど評価の高い名作で存在感を発揮できるのはやっぱりすごいことですよ。それまで「しゅごキャラ!」以外でメインキャラクターを演じてるのは見たことがなかったので、新鮮な驚きがあったなあ・・・。ラジオなんかでは子ども扱いされてる感じですが、「役者」としての伊藤かな恵の話が聞ける機会があればいいなと思います。

それから、儀武ゆう子。突如として謎のブレイクを果たした儀武さんですが、いったい何があったのか・・・。これはホント謎ですね。ていうか、「こいこい7」のイメージしかなかったので、「青い花」のあーちゃんみたいな演技は意外だったなあ。ラジオだと若干ウザイ感じ*1(笑)なのに、どうして役だとあんなにカワイイのか・・・。やっぱり謎です。

そして、補正を入れたはずなのにランクインしている水樹奈々はすごすぎる。


結果 + 補足

10位くらいまでの方について、上でリンクしたグラフを貼りつつ補足説明を入れる・・・というか、単に語りたいだけです。

1位 豊崎愛生

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1位は集計するまでもなく豊崎愛生でしょう。去年「個人的には好きなのですが、ブレイクと言うには少し早いかも」などと書いていた頃は、まさかこんなことになるとは思いもしませんでした。もちろん、いつか必ずブレイクするとは思ってましたが、まさかこんなに早く、しかもこれほどの大ブレイクとは・・・。「けいおん!」でファンになった方が「ケンコー全裸系水泳部ウミショー」を見たら、声の違いにビックリするかもしれませんね。


2位 丹下桜

f:id:kkobayashi:20100111003336:image

丹下桜の名前を現在進行形でこの日記に書けるとは・・・。10年待ったよ!

活動再開の仕事となった「ラブプラス」が空前絶後の大ヒットになるっていうのも、「この人は何かを持ってる」という思いを感じずにはいられませんでしたね。思わず昔語りにも熱が入るというものです。


3位 日笠陽子

f:id:kkobayashi:20100111003328:image

豊崎愛生は遅かれ早かれ必ずブレイクすると思っていたので、そういう意味では「けいおん!」の恩恵を一番受けたのは日笠陽子なのかも。ただ、役者としてはまだこれからだと思いますので、本当の意味でのブレイクはもう少し先なのかな。


4位 竹達彩奈

f:id:kkobayashi:20100111003335:image

上で書いたとおり、かなり期待してます。


5位 福原遥

f:id:kkobayashi:20100111003325:image

「声優」に分類するか悩んだのですが・・・。「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」の人気が意外に大きいことと、まいん役を交代するのでは?という噂があることなどを考えて、とりあえず今年は取り上げることにしました。しかしまあ、「けいおん!」勢の中に混ざってるとすごく違和感が(笑)


6位 佐藤聡美

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本来は大人しめの役が多いんですよね。今やってるアニメだと「あにゃまる探偵 キルミンずぅ」のリムみたいな。今年はどんな活躍を見せてくれるのでしょう。


7位 寿美菜子

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ミュージックレインの声優さんで1人だけ声を聞いたことなかったのですが、ようやく今年になってアニメで声が聞けるようになりました。前回の調査時点で分かっていた「よくわかる現代魔法」とか「初恋限定。」って、演技力を求められてないよね・・・。ムギもダジャレで選んだみたいなキャスティングだしなあ・・・。などと失礼なことを考えていた自分にとって、「うみものがたり〜あなたがいてくれたコト〜」の夏音はすごくよかった!いや、実を言えば、夏音自体は大して上手くなかったんだけど、ポテンシャルの大きさが感じられたのがよかった。代替の効くテンプレートではなく、寿美菜子にしかできないキャラクターにいつか巡り合えるという期待をさせてくれました。今年の活躍が楽しみです。


8位 伊藤かな恵

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上に書いたとおり。キャラクターの作りこみがすごいというか、何か自分の中に明確なキャラクターが存在していて、そこから演技を引き出してるようなイメージがあるんだよなあ。役作りとかどういう風に考えてやってるのか、すごく聞いてみたいです。


9位 原田ひとみ

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バオバブの新星。「ドリームクラブ」の発売近辺から徐々に言及数を伸ばしてますね。今年は「バカとテストと召喚獣」「ひだまりスケッチ×☆☆☆」に出演しています。


10位 野村道子

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さすがにこれは「ブレイク」とは言わない・・・。それはさておき、「けんぷファー」のハラキリトラはすごいインパクトでしたね。最終回ではナツルの声までやっちゃって、なんか感動すら覚えてしまいました。長年アニオタやってると、色んなことがあるなあ・・・。


11位 水樹奈々

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おまけ。11月と12月の増え方がすごい。


22位 高垣彩陽

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おまけ その2。出演作品数で言えば2008年より少ないくらいなのですが。大きな話題作がなくても、着々と成長してる感じがいいですね。


過去の調査

追記

参考情報。

名前グラフ順位(言及数)順位(ブレイク)所属事務所
堀江由衣グラフ448VIMS
大原さやかグラフ25933俳協
花澤香菜グラフ2780大沢事務所
藤村歩グラフ58173賢プロダクション
悠木碧グラフ13245プロ・フィット
南條愛乃グラフ14436ドワンゴアーティストプロダクション

*1:ファンの方ゴメンナサイ

usekmusekm 2010/01/12 22:57 ラジオでの儀武さんに「ウザイ」は褒め言葉だと思います。というかあれは意図的にやってるところもあると思いますよ。

kkobayashikkobayashi 2010/01/12 23:11 もちろん、褒め言葉のつもりですよ?「意図的にやってる」というのもその通りだと思ってて、エンターテイナー気質のようなものの表れなんでしょうね。ファンの方なら、そういうニュアンスを理解してくれるだろう・・・という期待も込めてましたので(笑)、決して人格否定をする意図ではありません。

manomano 2010/01/16 12:55 儀武さんはアニメでの活躍で見たら謎のブレイクですが、「うみものがたり」のラジオとイベントで大活躍していたのが原因かと。これが勢いになって作品での活躍も増えると良いですね。

kkobayashikkobayashi 2010/01/16 19:19 儀武さんのフォローコメントの多さに愛を感じます。

私が謎だと言ったのは、なぜ「今」なのか?という部分でして。ラジオのキャラクターが受けたのならば、今までだっていくらでもチャンスはあったはずですし、少年役が多いという印象に反して2009年はカワイイ女の子役が多かったという状況も考えると、2009年は儀武さんの中で何らかの心境の変化・ブレイクスルーがあったのかなあ?と思ったのです。

ラジオやイベントでの活躍はおっしゃる通りですね。「うみものがたり」は言うまでもなく、「青い花」のラジオも相当でしたが(笑)。そういう部分は別にしても、青い花のあーちゃんは素晴らしかったので、知名度が上がったのをきっかけにアニメでの活躍がもっと見れると嬉しいです。