ぐ戒

せっかく書いていた日記の内容が原因不明のエラーによって全部消えてしまったのですごくめんどくさい、ちょうだるい。つーか原因らしきものは取り除いたと言うかYahoo!ウィジェットエンジンなんか二度と使わねえよということだな。あれほど文句を行っておいてとりあえず使ってるおれもおれだが。つーかアレなんですよねiTunesのアートワークをうまく表示してくれるものが無いんで疲れる。それであっちこっち探して回った挙句に、今はwidgetsで代用できるからいいですよねーみたいな流れで単独のアプリケーションなど誰も作ってないことが判明。そこで仕方なくウィジェットの中から探そうとしたら、これがまたいいものが全然なく、散々探した挙句に辿り着いたのがYahoo!ウィジェットエンジンであり、それを使い続けているとなぜかすべてのアプリケーションで「保存」が効かなくなるという恐ろしい状態になるのであった。おおこわい。そしてめんどくさい。書き直す力がねえよ。
何かいてたっけな。そうそう。タイのCDをたいから直輸入で買っちゃおうかなあと思ってたんだが、よく考えたら今タイランドはクーデターの真っ最中なので、お金を送ったらお金だけ吸い取られて戻って来ないCDも一切送られて来ないみたいなことになったら怖いみたいな、怖いというよりは空しいので延期しようということになったんだった。そこでおれがタイの女性とめくるめく一夜を共にしたという話を書いていたんだが、まあ消えてしまったのでもういいや。
月曜日は休みであったのがまあそれぐらいのことしかしてないのでだめな祝日であった。敬老の日といってさあ敬えなんていわ、おれは二回ぐらいいわれてるわけだが、敬老もなにも老人は常に敬っているので敬老の日になにか特別なことをしようとは思ってないです! というのが毎年の常套手段というか、これでこどもの日も父の日も母の日も切り抜けられるのですごく自然。自然分娩。
そういえばきんじょじゃないちょっと遠いところに新しい本屋が出来たっつうんで行くかという気になって行ってみたはいいものの冗談じゃないぐらい遠かった割に最終的に横断歩道がなく地下道があるだけの自動車以外にはまったく優しくない道路に出たので諦めて帰ってきた。というか、そこはグーグルアースで見たことのある都市部と田舎の境目じゃないのか、と思ったのでなおさら行く気がなくなる。ひきかえしてきた。結局サイクリングを楽しんできただけのような気がする。しかもフェーン現象で無茶苦茶に暑いのと風が無茶苦茶に強いのとでもう目がかわいてかわいて今度は頭痛が。なんだこれは試練かと思ってるところに美少女のスカートが、なんていう展開なら丸く収まりそうな感じなものを路上には乳母車みたいなカートを押してるババアしかいなくて、そうか、これが敬老の日かということを認識したのであった。

  • Jandek/Newcastle Sunday
    • ヤンデク。リリースが40を超える、ミステリアスブルースマン。本CDはそれまでまったく顔を出さなかった彼のライヴの録音(2CD)で、いつものスカスカ+弾き語りブルースとはちがう、濃密な演奏。ドロッとしたヤンデクの演奏を周りがスムースに抑える感じ。
  • Jandek/Raining Down Diamonds
    • 本CDはベース。個人的にはギターじゃなくてベースの方が彼の嗄れた声には合ってると感じる。ギターがボヨンボヨン鳴る中、声がエコー感を持った上で際立つ良作。
  • GHQ
    • 名前が戦後。MCIAA並みとまでは行かないがスペーシー。若干呪術的であるかもしれない。遠くから聞こえる声、鳴り続けるギター、時折申し訳程度に鳴る鐘。
  • Tibetan Buddhist Rites From the Monasteries of Bhutan
    • Sub Rosaの企画版。過去あった4枚のチベットものLPをCD化で、本作は2CDに3LP分収められている(残り一枚分は別個販売)。強烈なこだわりが無ければこれ一組でチベット系の音減は必要ないと思えるほど多種多彩な内容。落ち着いた音階と声明と鐘、打楽器そしてホーンの音。
  • Jandek/Khartoum Variations
    • ギターのヤンデク。買った後で気付いたがKhartoumの別バージョンのようなもので元ネタが分からないと楽しめないのかも。ギターヤンデクギターヤンデクで切れ間無く続く弾き語りブルース。
  • Killer Bug/Beyond The Valley Of Tapes
    • キラーバグ。日本人。どちらかというとアナログな質感のノイズが、遠慮もなくガリガリと鳴る。はっきり言ってCD入れる前に音量を絞らないとスピーカーが壊れるかも。20分の大作数点と2分の小品数点含む2CD。