ぐ戒

昨日出かけなかったのは今日出かけるためだしその決意がある以上今日は何があっても出かけなければならないおれの目の前に降っているのはとりあえず雨でなく雪というジャブにしてはやたらと強烈な衝撃が襲ってきて、朝、もとい、昼。もとい昼というのもどうなのか。しかも寝坊している。寝坊率若干高くなってきてるしこのままだと寝坊防止アラームも突破されそうで怖いな、そしてまた五時ぐらいに起きて凄まじく後悔した後は一ヶ月ぐらい大丈夫みたいな日々が続くのか、という危機感を先払いしても実際に無駄にするまではまったく身にしみないっていうのはアホくさくて最低ですね。あとひとつ、一ヶ月ぐらいしたら忘れてしまって毎度困るんだよなっていうことがあったはずなんだけど、考えている今現在で既に忘れているので無力だ。
iPhoneがデザリング出来ないという話がよそうどおりというけだるさはともかくとして、Appleのサイトの、さんざんAppleっぽくどこでもインターネットに繋がる感覚を広告しておいてからの日本その他一部地域ではご利用になれませんという冷たいアナウンス、その落差に笑った。まあおそらくは納得せざるを得ないという状況なんだろうけども。おれがもし持っていたらデザリングできないことは普通は使える機能が使えないという意味合いにおいてでかい損失のひとつなので他の携帯会社に乗り換えると思うけどこれの妄想たるゆえんが空想の域を出ないのがまさに今おれが携帯を持ってないことに直結してるので見苦しいことこの上ないですね。でもおれ手元に無制限テザリングマシーンとネットブックあったらどこでもインターネットマシーンや! っつって興奮して使いまくってすぐ電池なくすとかしそうなので電池に失礼だから今すぐやりたいしさしあたりネットブックくれ。
出かける。同じ服を着て出かける。恥も何もかき捨てて同じ服を着て出かける。というか雨が、じゃねーや、雪が降っていて、そういうときにビッショビショに濡れていい服っていうのは軍服なんだけど、それをつい先日も着てしまっていた、しかしこれを着るより他に方法がないぐらいの雪だったので同じ服だったのであり天気のせいなのでおれのセンスの問題ではない、おれのセンスの問題なら既に枯渇しまくっているので分量が足りず物理的に問題に出来ない。それで出かけてまずブックオフに到着したんだけど雪の中無理矢理突っ込んでいったあげくブックオフ店内は温かいという温度差が直撃したからなのか、腹部の臓器が暴れだしてその場にしゃがみ込みたいほどの腹痛に襲われる。腹痛とか、昔とおい街のバイトしてた頃は念じて抑えることが出来たのに今同じように念じても全然だめだな、なきなくなるぐらい腹痛いっつうかまともに本を見て吟味できないのですぐさま立ち去った。寒いところに出たから収まるってのも変だけどその後も波打つように襲いくる痛みを無視しつつ本屋に行って雑誌を買う。さて帰ろうとしたおれのポケットに鍵が……ない。まずポケットの奥の方まで手を突っ込んでグリグリするという原始的な方法を五回取って本当にないことを確認すると腹痛などどうでも良くなるぐらい狼狽した。やっぱり腹痛っていうのは気の持ちよう次第でどうにでもなるんだなとか逃避するような納得を継続しながら、幸いにして本屋と本屋のレジと駐輪場の間に落ちてるであろうことは確実なので雪降る中またも原始的に地面を凝視しつつ歩くという方法をとる。あーでも止まった車の下敷きとかだとヤバいなという嫌な妄想に冷や汗を流しながらも、本屋の入り口付近で幸いにも発見。幸いにもというか不幸中の幸いは幸福にカウントしねえんだよクズ。と誰かに怒りつつ気分で収まる腹痛にも怒りを分け与えながら帰った。いやあ本当にゾッとしたね。
ただ実際風邪の延長線上にあるかも知れないと思ったのは帰った後舐めてたのど飴は意図せず口から出るし大して食い過ぎてもないのに吐きそうになるし左目だけずっと泣いてたし、泣いてたせいで夏目漱石が涙目漱石に見えてしまうし、で風邪薬のもうかなーと思っててもタイミングは逃すし、吐きそうタイム過ぎたらどうということもなくなってきたのでそのまま生活した。そしたら書いた日記が一日分消えてうおおおおおおとなった、そう、ここなんですね、この日に消えたのです、ぶっ飛ばすぞ。
それではまんがぱれっとLiteを読みます。特に何も付録がついてないけど三周年記念号らしい。あとでまとめて書くけどとりあえず掲載作品が少ない少ない。巻頭カラーはみりたり!、テンポがというより登場キャラがこなれてきてる。納豆もレーションも食えないのは軍人失格では、調味料食えよ調味料を生で。まあ、予算をDVDBOXに使うといい同衾といい軍人やりたい放題なんで軍人としてはアレなんだけど同衾は許す。コンビニ住むの腐敗した街の略奪後みたいだな、あそこって軍人なら住めるスペースなのか、ガラス越しに銃撃されそうだけど。30歳の保健体育、最終回、ボリュームあるのは結構だけども全部ストーリー化してる。男の生理じゃねーよキモい。チートチートってのが雰囲気壊してる感じ、で別れと結合みたいな、いいけど抱き合っただけだし保健体育してねーな、うーん。冬凪れく先生おつかれさまでした。ふぃっとねす、レズ絡みのスパッツ忘れからかぶってきた妹がロリアンテナを立ててブルマが出てくる一連の流れがスムーズすぎて感動する。全体的には全員が自虐する流れ。泣かないでと子供に言った係員が名前忘れられて泣き返すというのは店舗的にも良かった。チビも自虐か。そうだな。あねけん、単行本を出すにあたっての事情、ストライクでまんが家有利な条件だけどさすがにちょっと想像の範囲内過ぎて残念かも。ライバルへの対抗意識とゲストありがちでいい、でもじぶんでありがちっていうなよ。全プレとかネタにすると一年以上全プレが遅れた編集部に直接ダメージ行きそうで面白そう。ら〜マニア、主人公不在でキャラのぶつかり合い出し合いみたいな、おそらくは増えすぎたキャラの設定に厚みを出させるためだと思うけどカラー大ゴマで大人化した描写はカラーがうまく活きていて素晴らしい。、スープが酒代わりで子供まで酔ってる描写なんだ、やばいな。排除的に死んでるみそが回復するのかどうかが気になる。若干のレズ化の傾向!! 頭に巻いてたののりっていうのも割と大胆だな。うみねこのやつ、絵はきれいだけどなんで2ページなん、短い、学校生活ものになるって話、学園の背景別のまんがのキャラがいる気する。かみしゃーまっ!、扉絵のは理想図なんだろうな。神様が喉噛みきるとかさわって欲しいポーズとか落差が激しいし、飲ませようとした媚薬のビン近代文明的におおげさで面白い。パンツ割と堂々と見せてるな、いいことです。キモチハッケンっていう言葉でそのまま返すの展開的に良好。アイドル*アイドル、明るさが前にでたポジティブな作品だとつくづく思う。なりたいじぶんの模索というともすれば若干暗くなってしまいそうなテーマを勢いで押してる。見せるべきときに見せるものとうっかり見えて嬉しいものと常に見せているもの、っていい表現だな、テンプレじゃないだろうな、すごくいいと思う。没個性あたりの不穏な空気楽しい。ゆきの咲くにわ、最終回、ガッツリ話めいてたけど最終回だししょうがないか。人間味のある会話だったけど、なんでこの二人だったんだろ。かなり意図的にキャラ削ってるよな、これが作者の望んだ未来という感じで。たつねこ先生おつかれさまでした。ひぐらしのやつ、マスク→ガスマスクの流れ、治療じゃなくて予防だのくだりはズレが活用されててかっこいい。トッピングのツッコミは形がきれいだな。ももいろパンチネットスラングから始まって勢いがいい、しかし最終的にたどり着くのは友達の中の孤独!! ラブレタートリックなかなか鋭い。それはSではなくレズではというくだりがあった後帳尻を合わすようにトゲトゲメリケンサックで殴ってるのヤンキーの意識の高さを実感するよね。限定彼女、またも二話掲載。レズが部屋に来たら普通怖いよな、女としては。血液成分確認ってなんだろ、今までそれでいくらでも血を吸うチャンスあったんじゃ……。男女の中が悪い設定久しぶりに見たしそれで盛り上がってるのも久しぶりだけど、そのまま二話目の後半が急いでる、もう終わりなんだろうか? えろげや×シスター、ゲスト。多分本数足りないから頁数多い、すごい多い。びびった。書かない作家の倍以上書いてる。妹の反応がいちいち基本抑えててかわいいですね、でも年齢的に家族である妹はともかく友達働かせちゃダメだろ。エロい描写だけやけに気合い入ってるな、趣味か、まごうことなき趣味なんだろうな。ぼっちお嬢様、ゲストというか入選作品、入選でも載せるんだ、その妥協も多分作品数が足りないからだろうけど。内容的には充分なんだけど入選の先入観を先に与えられちゃうのはやっぱり嫌だな。若干でぃあっぽい。トイレでハンバーグの匂いとか穢れ的に無理なんじゃないのとも思える、あとガツンと歴女が出てくる辺り、趣味と展開の両方を取ろうとしてる様子がうかがえてけなげですね。和解への道でシメ。さちるデリュージョン、調理実習なのだからエプロンぐらいしてこいやとまずは怒るべきでは。魔術とかどだい無理だって分かってるのに魔術で出来る前提をして一般人が見切りで野菜切るのすごい。赤が不吉っていう展開うける。最後のチョコは予想外のオチだったな。そう来るとは。でらぐい、戦いと結果を中心に引き締まった内容だ、割と肉体的な戦いしてるのが偉いな。バリタチの思考が最終的に崩壊してオネエになってるのやばい。えっ大オチ予想できなかったけど、なんか柱には予想できてたでしょうね三田稲子と書いてあってビビる。やっぱりこの流れは次号最終回かあ、残念だな、Liteの中でも抜群の実力があったまんがなのに。少女えーす!、会長を捕まえるっていう展開。猫だからこたつという安易さは逆にパンチきいてて笑えるけど買う金はどこから出したんだろう。掘ったとも書いてないし。用意が嬉しいじゃなくて用意してくれたことが嬉しいってのは良い言い回しだな。あっ前キャラだ、さくらだ。不思議なソメラちゃん、珍しくつじつまを合わせようとしている!! 将来生きてくのが無理だからこの場で自然死するってすごい時間かかりそうだな、でも昼ご飯が白米三粒ならしかたないか、あの子皿に乗せた白米三粒をあんな素知らぬ顔で運べるようになったのか。ピクルスはくれとかチョコはおれのもんとかの噛み付くポイントおかしくて笑った、その後に設置されたお金くださいボックスの名称の雑さもすごくいい。以上です。で、後で書くってのの後が今なんだけど、要するに啓作作品が少なくゲストが多いのは合併するからなんだと、本家と。だから最終回も多い。むしろでらぐいは決定してるとしてあといくつの連載が終わるんだろう。ちょぼらうにょぽみの連載が終わりそうで怖いんだよな。モチベーションを維持するために是非生き残ってほしい。でも合併って、じゃあ三年前何のためにわけたのってなっちゃうよね、あとあみみ先生の新作はどうするおつもりなのって気もするよね。ともあれ、合併とは言いながら事実上の廃刊だし、ひとつの雑誌の誕生から死までを完全に見届けたケースになるわけだな。感慨深いわ。