ぐ戒

急に犬から広告メッセージが出てきて危険だから逃げてと言われ逃げている最中に黒々とした電線が奥の方へ走っていきあれはどこへ向かったんだと騒いでいたのでそれも犬のもとに行きますと説明する夢を見た。これめちゃくちゃ長い夢のはずで、午前十一時に起きたときはしっかり覚えていたんだけど、しっかりメモってから寝たはずが、正午過ぎに起きたら一文字もメモってなくて愕然としたし、内容もここだけしか覚えてなかった。なぜここを覚えているかというとストリートビューでよく見ている印象的な電線と同じ形をしていたからなんだよな。印象的な電線というのはつまり、量的な問題でメチャクチャな見た目になってしまった電線のことなんだけど。
ところで早く起きすぎて結局ラーメン食った後寝るという謎の行動を取り、時間を浪費してしまった。早く起きすぎてっていう認識がそもそもダメだよな、早く起きるために目覚ましをかけているのにそれでも起きず、というのはさっきの午前十一時の夢の話をしているんだが、それでまた正午直前ぐらいに起きて、しょうがないから目を覚ましたぐらいのふてぶてしさだったのに、それですら睡眠時間が足りないと無意識が求めてしまったため、寝る、とか浪費以外の何物でもないだろ。イライラしながら気温を調べたら小松という石川県の僻地が二十度を突破していた。どうも変な時間に目が覚めたのも、睡眠時間が足りなくてイライラしたと思われていたものも、全部暑さのせいだったみたいだ。おいおい、十二月だぞ。金沢の気温差は小松に比べるとまだマシだがそれでも十二月の気温とは思われない状態で、天空で何があったんだと疑わずにはおれない感じだった。目指せ夏日とワクワクしていたんだが流石にそこまでは到達しなかった、しかし十二月なのに窓開けて生活できることには感動したね。そりゃもう思いっきり開けたよ。
でインターネットニュースをじっくりと読んでいたら、開け放ってある窓の外から小鳥のいい鳴き声がしたので見ないようにした。なぜ見ないようにしているかというと逃げるからなんだな。本当は見たくて見たくてたまらないんだが、逃げてしまうと元も子もないので。本当は鳴き声だけで何の鳥か分かれば一番いいんだけど、おれ木こりじゃないからちょっと無理だわ。ちなみに一番好きな小鳥はセグロセキレイです。鳴き声もきれいだし。見た目はきれいだけどでかくて鳴き声もでかいカラスの仲間? そんな鳥がいるんですか?? インターネットニュース界隈は平和だったのでおれは安心してミャンマーの巨大操り人形というものを見た。正確にはそれが街を練り歩くとした動画を見た。
そこそこいい時間になったので窓を閉めて、本を読むために別室へ向かった。別室でも窓を開けて本を読むことができて、やべーなマジで十二月かよと興奮したんだけど、午後三時過ぎ辺りになると流石に日没が近いからか徐々に風が冷たくなり始めたので速やかに窓を閉めた。それでも例年の十二月ならたとえそれが初頭でも足が冷たくてたまらんはずなのにこんなにゆったり読書ができるとは、と感動したよ。このように気温的なせわしなさがあったせいで寝ずに読書はできたが、読み始めた別の平安時代の本がのっけから経済の問題だったし、経済の話がほとんど理解できないおれにはつらい展開だった。逆に言うとそれでも寝なかったんだな。すごい。多分、昼ごはん食ってすぐ少し寝てしまって時間を浪費したという悔しさが眠気にブレーキをかけたんだろうけど。逆に逆にいうとそれができたことにびっくりしちゃうほど経済の話は苦手なわけ。前も書いたけど税金とかも仕組みがめんどくさい(真面目に働いたことなくて税金も実感的に収めたことがないので正確には「めんどくさそうな」)ので全部消費税にして消費税を五十パーセントぐらいにしてほしいんだよね、これだと経済的弱者が経済的に死ぬんだけどどのみち今経済的弱者は死んでいるのでどうせ経済的に死ぬならめんどくさくない方がいい。というか消費税ゴジュッパーとればベーシックインカムに手届きそうじゃないですか。あっ、今日はベーシックインカムの話しないでおこうと思ったのに!! ここで偶然エムワンのニュースを見て、またエムワンのことを忘れてたことに気付いた。、一応タイマーをセットしたので夜はしっかり、久しぶりに、お笑い番組というものを見ました。これだとお笑い嫌いなのに無理して見てるみたいだな。スゴクスキデース。