ぐ戒

台所の窓全開でラーメン食ってたら外でガサガサと物音がしたのでハーイと大声で返事したら親戚がたくさん降りてきていたので元気よく返事する姿を見られてしまって恥ずかしいし訪問するとか何も聞いてなかったのでダッシュで逃げる夢を見た。おれにも恥の概念はあるんだな。いや、あるけど、恥の概念で逃げてるというより、人間と喋れないから逃げてるんだろうな、そっちの方が強そう、以前も玄関で偶然親戚と出くわしたとき、愛想笑いみたいなことしかできなかったし。あと、店で買い物したら実はポイントが一割付く買い物ではなかったと店員が追いかけてきたので一割のポイントで千円以上の得だし抵抗しているとあの商品を買えばポイントたくさんつきますよとか言われてたしかにそのせいか透明の炭酸飲料がめちゃ売れてるけど全然欲しくない夢を見た。三ツ矢サイダーとかではなくて、なんか普通のジュースメーカーが無色の炭酸を作りましたという触れ込みで大量に並べられていた商品だったということを覚えている。起き抜けには、外人が日本に来て事件解決を見られなかったのが残念デースとか言ってたので地割れを追いかけながらいやそもそも日本人が外人にさらわれた事件だしお前らが起こしたんだろと抗議する夢を見た。地割れしか記憶にない。
なんか議員がツイッターで新聞社に対して死ねって言ったらしく、それについて別の新聞社が、民主国家の最大の柱である言論機関に対して何たる口の利き方だとか書いていたけど、今新聞のことをそんなふうに思ってるひといるのか? そんな重大な柱だったら経営が危ないのおかしいだろ。一方、ツイートの程度はたしかに低いんですが、「日本死ね」も「朝日新聞死ね」も同じレベルなんじゃないのって感じだな、おれが豪雨食らったときに「雨雲死ね!!」って言ってるようなもんでしょ。ところでインターネットニュースを見ていたらアメリカでも日本で言うところのパパ活があるらしく、シュガーダディーやママとお出かけしようという広告があるんですよというネタがあったけど、ママ活もあるんだなと思ってしまった、男女平等じゃん。そんな中、窓の外には小鳥が来てさえずっており、大変に清らかな気持ちになったことだが、そっちの方を見たら確実に逃げると分かっているので見ないという、人間としては最大ともいえる配慮をした。
今日は出かけられそうだったので街の方に繰り出した、まずガレージに行く。ゆるく狙っていた数学の本に目を通したが、どうも興味が面白さに到達していないように思われたので、買わなかった。それはそうとガレージ、新しい棚が入っていましたね。そのあと、魔界図書館で異世界の本を抜き書きし、暗くなる前にさっさと戻り、なんとか雨をよけることができた、というか雨がフロうとしてるんじゃねーよ、そもそも雨は降るな。で急いで帰ってきたことが災いしたとも言えるだろうけど、雑誌の予約をすっかり忘れてしまったので、イレギュラーではあるが電話で予約することにした。電話で予約する方が圧倒的に便利だし別に顔を突き合わせることに意味があると考えているわけでもないが、本屋の雰囲気が好きなので行けるなら行きたいという単純な気持ちがあるんだよね。で帰宅してから、ファイヤーフォックス進化の代償としてアドオンが使えなくなることの対策としてパールムーン導入を試みていた。これは結論から言うとダメだった。なぜかというとパールムーンでも使えないアドオンが多いからで、ファイヤーフォックスにしろパールムーンにしろだいたい同じ量のアドオン探さないといけないんだったら意味ないというか、新しい技術を使った方がいいだろ、なぜならレガシーがある程度使えるとは言えパールムーンに向けて新しいアドオンを開発しようという火とはほとんどおらず、みんな新しい技術の下に集うはずだからね。
セフレこと世界ふれあい街歩きはイギリスのノリッジ。駅を降りて運河見てたらボート、本当に構成が一緒だな、こないだのヨーロッパのどこかでもこのパターン使っただろ。最初は運河だという説明だったが、北海に繋がるウェンサム川? という川であって運河ではないとのこと。なんか白鳥たちを追ってみます! て流れだったのにすぐ追い越すのは冷酷で良かった。そのあと子供船長が出てきたけど、興味はなかった。というか単なる家族のふれあいだなこれは。で石橋を渡って旧市街の大聖堂へ向かう。大聖堂のなかの回廊を通るんだが、また石工が出てくる。またかよ感で頭がいっぱいだったが、天井についてる彫像を目視しながら石を彫っていたので、視力が良さそうだなと思った。大聖堂は九百年以上前のものらしい。これはおばちゃんのガイドが言っていた。このあと、ナレーションいわく「現代に戻って」、貝とザリガニ混ぜたもの食ってるミュージシャンと出会う。その属性必要か? さらには日本の出前一丁とか売ってる店とかよく分からん屋台があり、多分インドネシアとかフィリピンあたり? あるいはインド? のひとだった、もう忘れたけどナマステだかトゥリマカシーみたいなことを言っていた。とにかく、路地裏でひっくり返ってる酔っぱらいを映さない限りイギリスと認めん!! そんなノリッジだが、昔は麦や野菜を作っており、のちに織物で栄えたとのことで、織物を取引してた「ドラゴンホール」と呼ばれていた場所があったと紹介していた、この世はでっかい宝島かよ。一方現代人たちは教会の墓地で憩っていた、やばいという気がしたが教会の墓なので最近死んだひとのものではないのかな? 最近の人間のはかだったら流石に君は悪いよね。ここらで街の中心部に近寄ったのか、ド近代な音楽イベントやバイクが出てきてテンションが下がる。腕にゴリゴリのタトゥー入れてるヒゲの親父が出てきて、バイクではない、トライクだと言ってくる。怖いからやめて。そこを抜けると靴屋の通り、さらに進むとまた教会。その協会とはまた別の教会でガーデニングをしているボランティアのジジイがいて、ノリッジは富裕層が多く天国に行きたかったから教会をたくさん建てたんだと解説してくれる。グルメコーナー終わってもまた教会だし、ここの教会では本を売っている。どういうことかというと使われてない教会が再利用されているという話で、なんかドイツでもやってたな、冬は氷点下になるらしい、確かに暖房とかは付けちゃいけなそうだ。教会には興味ないが古書店というだけでまじまじと見てしまうのは良くないな。しかしナレーションは「ここに本買いに来るひとっているのかしら?」とか言っていた、普通に失礼じゃん。もうひとつの教会はサーカス団の練習に使われている、これは素直に天井が高くて便利らしい。寄り道コーナーはシェリンガムカニを釣る。街の雰囲気がノリッジと変わんないのでこれはどうでもいいな、まああんまり見えないけど……。店のひとにカニの話聞かないのがどういう理由なのか分からないけど、とにかくスタッフは進む。おれは英語が分からないが、それでもムカつく喋り方してるってわかるガキがいるところでカニを釣るらしい。まあ釣って戻す遊びって感じスね。本編に戻ったら絵本の世界とか言っててはいはいと思った。絵本の世界ではネズミも出るし雨漏りもするんだね、ブチ壊しじゃん。パブが完全に歩道を占拠してるのが気になったが、別にこの辺じゃ普通なんだろうか?黒服の男のイギリス英語が芝居がかっていた、この雰囲気が分かるのはグラナダホームズを見続けたおかげだな。そのパブご自慢の花壇で終わりという体裁。うーん、ノリッジは、うーん……。